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「ベビーシッター」というはたらき方

世の中にはたくさんのお仕事があり、はたらき方も様々。
そんな中で、東京女子キャリアが注目しているのが「ベビーシッター」というはたらき方です。
はたらく女性が増え、子育てとキャリア形成の両立が大きな社会問題となっている今、この問題を解消する一助となりうるのがベビーシッターの存在です。
今回は、そんなベビーシッターのはたらき方についてご紹介します。

ベビーシッターとは

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ベビーシッターとは、両親や親族に代わって子どもの保育や世話をする人のことです。
アメリカでは学生がアルバイトで務めるなどワーキングママの味方としてよく知られた存在。
欧米に比べると日本ではまだ一般的とはいかないものの、女性をめぐるさまざまな社会背景の変化とともに、ニーズが増えている仕事の1つです。


ベビーシッターが注目される理由

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はたらく女性が増えた中で、仕事と家庭の両立で悩む女性が多いのも事実です。
正規で働き続けながら子育てを考える女性にとって、保育園不足による待機児童問題は大きなハードルとなっています。
また、身近に子どもの面倒を見てくれる家族がいない家庭も少なくありません。

2015年に総務省がおこなった調査によると、共働き世帯は47.6%と10年前よりも2.4パーセント上昇。核家族世帯の割合は55.9%と、一般世帯全体の半分以上を占めています。

専業主婦として子どもを世話したり、親に預けて働いたりしていた昔に比べ、女性の子育て負担は増加傾向にあります。
急用ですぐに子どもを預けたいなど行政のサービスだけでは十分にまかないきれない部分もあり、保育サポートの1つとして、ベビーシッターを検討する方が多いのが現状です。


ベビーシッターになるには

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ベビーシッターになるには、特別な学歴や資格はいりません。
ただし、保育士資格や幼稚園教諭免許、民間資格など何かしらの資格があったほうが信用を得やすく、仕事をするうえでは有利です。
通信講座を活用して基礎的な知識や技術を補うのもひとつの手段ですし、保育経験も強みになります。

働き方としては、保育サービス会社に正社員として勤めるか、派遣会社やマッチングサイトに登録するなどの方法があります。
安定した収入を望むなら正社員、自由な働き方を希望する場合は登録型がオススメです。


ベビーシッターとしてはたらくメリットとは

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需要が高まりつつあるベビーシッター。
実際に働く上でどんなメリットがあるのでしょうか。

1. 時間
登録型の場合、自分の都合で勤務時間を調整できます。空いた時間を活用するなどダブルワークも可能です。

2. 人間関係
依頼主やその子どもと丁寧に向き合い、深い信頼関係を築くことができます。関わった子どもの成長をより強く感じられるのも魅力です。
また、保育園や幼稚園のような職員同士の人間関係に悩むことも少ないでしょう。

3. 将来性
働く女性が多い中、待機児童などの問題は未だ解消されていません。
対策として東京都が『ベビーシッター利用支援事業』を実施していること等からも、今後ますますベビーシッターの需要増加が見込まれています。


ベビーシッターを目指すうえで押さえておきたい大切なこと

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ベビーシッターを目指したい!そう思った方は、次の2点をおさえておく必要があります。

1. 収入
求人広告の「タウンワーク」によると、ベビーシッターの平均時給は東京都で1,203円(2019年11月時点)。1日8時間、週5日(月20日)の勤務だと月収は20万円未満です。
ただし、実績を積むことで時給アップが大いに期待できるのが、ベビーシッターというお仕事。
保育資格や英語など特殊技能がある場合は、高収入に繋げることも可能です。

2. 責任
依頼主の自宅で子どもの世話をするという環境を考えると、信頼関係が重要になってきます。
勤務中のトラブルに1人で対応する必要もあるので、「子どもの命を預かっている」という大きな責任がある点を忘れてはいけません。


ベビーシッターの仕事内容は?

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それでは、具体的にベビーシッターの仕事内容はどのようなものなのでしょうか?
実際のところ、依頼主の要望によるため多岐に渡ります。
長期的なものから単発の依頼など利用もさまざまですが、主な仕事を以下にまとめてみました!

■日常の支援
子どもの送迎や食事・入浴の補助、寝かしつけなど日常生活に関わる業務が挙げられます。

■遊び相手
絵本の読み聞かせや工作のほか、屋外で遊ぶ場合は走り回る子どもを追いかけるなど体力が必要な場合があります。

■教育
習い事を兼ねてベビーシッターを利用する方もいらっしゃいます。
英語などの語学やピアノなど特技を生かすこともできます。

■看病
子どもが急に熱を出した時、仕事の兼ね合いでどうしても看病ができない保護者に代わって世話をすることもあります。


可能性が広がるベビーシッターというはたらき方

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日本におけるベビーシッターの歴史はまだ浅く、社会への浸透も十分とは言えません。
しかし、子育て環境の変化を背景に需要は徐々に伸びてきています。
今だからこそ、ベビーシッターとして一歩を踏み出すのには良いタイミングなのではないでしょうか。

最近では「フリーランスでベビーシッターをやっています!」という女性とお会いする機会も増えてきました。

はたらき方は自分次第です。
子どもと関わる仕事に関心のある方は、「ベビーシッター」というはたらき方も、選択肢の一つに入れられてみてはいかがでしょうか。

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