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noteで見つけた素敵な展覧会レビュー

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#現代アート

アートなのにマンガ?と思うなかれ。DOMANI・明日展@国立新美術館

「DOMANI・明日展」。毎年そんなタイトルの展覧会が国立新美術館で開催されていることはなんと…

「知らない場所」をつくる彫刻。DOMANI・明日展@国立新美術館

国立新美術館で開催中の「DOMANI・明日展 2022-23」。 展覧会レポートの続きの続きです。 私…

読むアート噺 上野アーティストプロジェクト2022「美をつむぐ源氏物語―めぐり逢ひけ…

上野アーティストプロジェクト2022 「美をつむぐ源氏物語―めぐり逢ひける えには深しな―」 …

DJAIKO62
1年前
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レポ「桃源郷通行許可証」展[コレクション×現代アーティストの可能性]

どうも、ちいさな美術館の学芸員です。埼玉県立近代美術館(北浦和)で開催中の企画展「桃源郷…

草間彌生美術館「毎日愛について祈っている」-ガラスケースの中の[永遠]

 草間彌生美術館(東京・新宿区)で、10月7日から始まっている「毎日愛について祈っている」…

虎ノ門ヒルズを、巨大な美術館として訪れる✨根をはる巨人や砕けちる大岩など、壮大な…

いつも何気なく通りすぎている場所にもアート作品が街中に数多くあります。そんな街中アート、…

水の中に自分を見た日(ロニ・ホーン展すごくよかった)

3月26日(土)小雨 ポーラ美術館に行ってきた。 ポーラ美術館は箱根にあるので、行くのがとっても面倒なんだけど、今月末で終わってしまうロニ・ホーンの個展がどうしても見たかったのだ。 朝早く起きて電車で小田原に向かい、登山バスに乗り換えて、山道をひたすら進む。 やっとポーラ美術館到着。山の自然の中に佇んでいる感じ。建築が美しくてよい。 鑑賞の前にまずは腹ごしらえ。今日はまだ何も食べてないのだ。しかしやはり素敵な建築の空間はいいね。いるだけで気分がよくなる。 素敵な建

Chim↑Pomの展覧会がマジでやばかった|「美術館」の概念をひっくり返す回顧展

2022年2、3月は六本木ヒルズ ミュージアムが激熱です。東京シティビューでは「楳図かずお大美…

ダミアン・ハーストは絵の力だけでチームラボ体験を巻き起こす魔術師!桜を見た時の「…

そこは『桜の森の満開の下』 だった! 大きな青空を背景に、ピンクと ホワイトの桜が氾濫。 …

あなたの”理想”はどんな未来? / 長谷川 愛 展 「4th Annunciation」(TERRADA ART C…

同性同士でも子どもをつくれる世界、人間以外の動物を産むことができる選択肢、重力の増加や気…

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欧米の20世紀美術の傑作は日本にあり👑 ピカソをはじめ、ウォーホル、リヒターまでの…

横浜美術館・愛知県美術館・ 富山県美術館の学芸員が知恵を寄せ合ってキュレーションした「ト…

原美術館:「最後の展覧会」で、自らの時もすくう。

2021年1月11日、惜しまれながらも約40年の歴史に幕を降ろす原美術館の最後の展覧会「…

Kaori ONODERA
3年前
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東京都現代美術館の『いまーかつて 複数のパースペクティブ』が面白い

話題の『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』をみたくて、東京都現代美術館へ行って…

Miho Suzuki
4年前
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光の館(2018)

2018年1月、長野県十日町市にある、現代美術家ジェームズ・タレルの作品「光の館」に泊まりました。アート作品自体が宿泊可能となっているというのは珍しく、当時でも半年前でないと予約も取れない人気ぶりです。 ジェームズ・タレルとは外観雪深い長野の山奥に「光の館」はあります。 アメリカ人であるジェームズ・タレル氏がどうして日本家屋風の作品にしたのかというと、『越後妻有』の里山を舞台に20年続く「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の総合ディレクターである北川フラム氏から、