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noteで見つけた素敵な展覧会レビュー

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2020年11月の記事一覧

原美術館:「最後の展覧会」で、自らの時もすくう。

2021年1月11日、惜しまれながらも約40年の歴史に幕を降ろす原美術館の最後の展覧会「…

Kaori ONODERA
3年前
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大好きな絵との出会いと印象派について思ったことを振り返ってみる。

私には本当に大好きな絵があります。 それはジャン=レオン・ジェロームの「蛇使い」という絵…

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タラ夫と行く「だれも知らないレオ・レオーニ」展

板橋区立美術館で開催中の「だれも知らないレオ・レオーニ」展に来たよ。 小さな黒いさかなの…

タラ夫
3年前
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ジョゼフ・ヴィトリッヒの色彩と構成(アウトサイダー・アート)

ジョゼフ・ヴィトリッヒ (ジョセフ・ヴィットリッヒ/Josef Wittlich,1903-1982/ドイツ ):アウ…

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風刺画②

皆さんこんにちは! ナイスチャレンジひがです💛 今回は、以前投稿した、風刺画についての第…

光の色を描き分けるー歌川広重「名所江戸百景 猿わか町よるの景」

歌川広重が晩年、亡くなるまでの約2年半の間に自らの集大成として精力を傾けたのが「名所江戸…

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ジョルジュ・スーラ 《グランド・ジャット島の日曜日の午後》 〜 アートの聖地巡礼(米国)

19世紀の新印象派の画家、ジョルジュ・スーラ(1859-1891)のあまりにも有名な《グランド・ジャット島の日曜日の午後》(1884-86)。現在、シカゴ美術研究所(シカゴ美術館)に所蔵されており、19世紀で最も重要な作品のひとつとして考えられている(*1)。 スーラといえば分割描法だ。膨大な小さな色の点を用いて描くその技法は、点描画法ともいう。今回、紹介する《グランド・ジャット島の日曜日の午後》を制作するために、スーラは数多くの習作を残しており、この作品に対する彼の力の入

タラ夫と行く「式場隆三郎 腦室反射鏡」展

練馬区立美術館で開催中の「式場隆三郎 腦室反射鏡」展に来たよ。 見て!このメインビジュア…

タラ夫
3年前
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