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間違えてなどいなかった


あいさつ

こんばんは。とくじろです。
今回は、ぼくの今までの「選択」について、
過去の経験を踏まえて書いていきたいと思います😊
結論は「タイトル」そのままです。分かる人は分かるかな?
前置きがかなり長くなるのですが、ぜひお付き合いください。

たくさんあったやりたいこと

小さい時はやりたいことがたくさんありました。
幼稚園のころは、
ケーキが食べたいからケーキ屋さん、
おもちゃが好きだからおもちゃ屋さん、
本が読みたいから本屋さん、
と好き=やりたいと単純な思考でした。

小学生になってからは、テレビゲームが大好きだったので、
これまた単純に、
ゲームが好き=ゲームを作る人になりたい!と思っていました。
この辺りはまだ、いろいろやりたいことがありましたね。

ただ中学年以降、問題行動、例えば他害行為や自傷行為、
パニックなどが絶えずいじめやからかいや先生からの注意も増え、
だんだんぼくは好きなことややりたいことが考えられなくなってきました。
学校に行くのは嫌になるし、周りにも迷惑をかけて嫌われました。
中学校へ進学しても状況は変わらず、というか余計悪くなり、
気付けば学校へ行ったり行かなかったりと不安定な状態が続きました。
この状態で「将来どうしたいか」を考えることはとても難しかったです😓

進路選択ミス?

中学生も後半になると少し落ち着き、進学は何とかできそうでした。
ぼくは全日制の工業高校を選択しました。
理由としては、あまり考えてはおらず、
何となく工場等のお仕事が、向いているかな~程度でした。
しかし、高校に行ってから工場でインターンシップを行った際、
工場の環境、音や匂いなどが気になりすぎてうまくいかず、
工業の勉強もあまり自分としては興味がわかなかったこともあり、
これが自分のやりたいことではないとも思いました。

そのため、高校の途中で進路を変更し、大学、それも文系の大学を
目指すことにしました。

幸いにも両親の理解はあり、進学自体を断られることはありませんでした。
しかし、工業高校から文系の大学は少々ハードルが高かったのも事実です。
他にもぼく自身まだひとり暮らしは難しく、経済的負担も考え、
県内の大学を探すことにしました。

また選択ミス?

結果、心理学を学べる県内の大学を受験、合格しました。
入学してから、ちゃんと勉強しようと意気込んでいたので、
講義について行けたし、正直成績も悪くなかったです。

しかし、ぼくの弱点である「自己分析ができない」が発動。
正直、心理学の勉強はあまり興味が持てなかったのです……
この辺り、ちゃんと調べてなかったので、
自分とのマッチングが正確に出来ていなかったんですよね😥

単純に、自分の困りごとが心理学を学ぶことで多少解消するかなぁとか、
それくらいの気持ちでしたので……

ぼくは地理や歴史、政経が好きだったし、国語も好きだったから、
文学部とか、史学部とかの方がよかったんだろうなぁと思っていました。

ただ勉強は頑張る!と決めていたので無理をしてとても疲れてしまい、
大学を卒業してからは体調不良と戦いながらフリーターを続けていました。それから全くやろうと思っていなかった業界の仕事について、
なんだかんだその業界で続いて、今現在に至るという感じです。

選択ミス?

前置きがかなり長~くなってしまいましたが、紆余曲折あったぼくの選択は
ここまで書くと失敗と思っている、と取られてしまうかもしれませんが、
結果的には選択ミスではないと思っています。

確かに、小学生~高校生の頃は、色々なトラブルを巻き起こしていました。
その為進路選択どころの話ではなかったため、なんとなくで決めてしまい、
結果「これじゃない感」が付きまとっていたのはミスと言えばミスです。
目的意識もないですしね。

ただ、工業高校でやっていたことが全くの無意味だとは思いません。
昔は不器用で何をするにも自分ではできなかったのですが、
ちょっとした機械いじりも、PC関連のことも多少出来るようになりました。
心理学の勉強も、いまのお仕事に役立つ部分が大いにありましたし、
自分が生きていくうえでの困難の解消にもつながりました。

今では自主的に心理学の勉強をするくらいなので、最近になって
興味が出てきていますしね😊

確かに、「あの時進路をこうしていたら」とか、
「別の高校や大学に進んでいれば」とかを考えなかった訳ではないですが、
考えると「ただもう一回やり直すの面倒くさいな~」とか、
「やったらやったでつまらないかもしれないしな~」とかになり、
結果的には「今で一番ヨシ!」と思っています。

選択の繰り返しで生きていく

ぼくは、たくさんの「選択」を繰り返して生きてきました。
どんな人でも「選択」の繰り返しが、生きていくことなのだと思います。
今回は進路の選択について書きましたが、
それ以外にも無数の選択を繰り返して今があるのだと思います。

その中には今でも後悔することもたくさんあります。
もっとうまくできたらなぁと今でも考えていることもあります。
でも、後悔する出来事も、うまくできなかったことも含めて、
自分の生き方なんだと思います。

ぼくはたまたま障害をもっているので、障害特性からくる困難もあるし、
自分の性格や経験からくる困難もある。その時の環境の適応困難とか。
その中で選択が思ったような方向に行かないことはたくさんありました。
でも、過去の出来事のやり直しはもうきかないし、
思ったような方向に行かなくても、別の道で得るものもありました。

今回の記事のタイトルの由来は、
アニメ『Fate/stay night』『アーチャー』の最後のセリフです。
このセリフが、今のぼくの気持ちに一番マッチしていると考えています。
ぼくはこれからもたくさんの選択を人生の最期までし続けます。
そして最期に、
『それでも 俺は、間違えてなどいなかった』
と言えるような人生にしていきたいなと思います。





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