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#芥川龍之介
芥川龍之介『葱』の感想
久々に芥川の全集(筑摩書房)を開いて短編を1つ読んだのでその感想を書いていこうと思う。
今回読んだのは『葱』という短編だ。タイトルを聞いたことがなかったのでそこまで有名ではないのかもしれない。
内容はあるカフェで給仕をしているお君さんという女の子がちょっとチャラい感じの田中という男とデートする話である。お君さんの年齢は15~16歳。ちょっとだけ夢見がちな女の子で、文学や音楽などの芸術鑑賞により
芥川龍之介『妖婆』の感想
芥川龍之介作の『妖婆』を読んだ。
芥川の作品にしては比較的長い作品となっており読むのに結構時間がかかった。大まかな内容としては互いに好き同士だった主人と女中がいて、その仲がお婆さんに邪魔され引き裂かれるのを何とかするというものとなっている。
この作品は芥川の作品には珍しくハッピーエンドで終わる。女中の方がおばあさんの謎能力と威圧によって家に囚われてしまうけど結局おばあさんが雷に打たれ死ぬという