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いざ、アメリカ🇺🇸挑戦

みなさんこんにちは。
ここまで読んでいただきありがとうございます。前回の記事の続きからお話ししたいと思います。

人生初めての1人海外だった私は、渡米するにあたって、目的地に到着するまでが大変だったのをよく覚えています。
目的地はNASAやメジャーリーグチームがある、ヒューストンでした。
まず、成田空港から目的地のヒューストン到着までに、ダラス国際空港での乗り換えがありました。が、ここが初海外の私にとっては驚くほど広く、空港内のGATE間はとても歩いて移動できないほどの広さであり、SKYLINEというモノレールみたいな乗り物で移動しなければならないことが驚きでしたね。
余談ですが、ホームページによると広さは約69㎢になります。東京23区で一番大きな大田区が60.42㎢ということですから、その大きさはとてつもないです。(そりゃ〜迷いますよね。笑笑)

それに全く英語が話せない、聞き取れない、読めない私は、普通に移動することも一苦労でした。
これは私の経験談ですが、国際線は非常に遅延が多く時間通りに到着する事は少ないと思って動く方が気持ち的に楽だと思います。
こうしてやっとの思いで到着したヒューストンのウイリアムホビー空港ですが、
上空からの景色を見ると、達成感みたいなものを感じました。

乗り継ぎもあり、すでにアメリカには着いていたのですが、この光景を見た時にやっと「アメリカに着いた〜」と思ったことを今でも覚えています。

着いた時間は写真でも分かる通りもうすでに暗くアメリカ時間の22時頃でした。
(本来は昼に着く予定でしたが。)
そこからspring leagueの開催日が2日後だったので空港近辺のホテルで宿泊しました。
そして当日の朝、運営先とメールでのやりとりをしていく上で、朝10時に私の宿泊しているホテルまで迎えが来るという連絡が入り、その時間に合わせて準備し待機していました。
、、、が1時間、2時間、と時間は過ぎていきましたが迎えなどくる気配は全くありませんでした。
その間も何回か連絡は入れたものの、「pick you up」という連絡ばかりでずっと待たされ、、、なんと6時間!!!

これ以上耐えられなくなった私は、
Uberというタクシーを呼び開催地まで行きました。そこで見た光景は、 League関係者全員楽しそうにオーナーの部屋で話をしていました。
内心「はよ迎えに来いや。」なんて思ったりもしましたが、よく来たなと言わんばかりの熱いハグなどを交わし何事も無かったかのように向かい入れてくれました。
これが文化の違いですね。笑笑
THE Americanを体感させられました。
ちなみになんとか遅刻はしなかったです。

そこから私が宿泊する部屋に案内してもらいました。そこでチームメイトと初対面、1つ年齢が上の選手が1人、3つ上の選手が2人、合計4人で1部屋を共有していくわけですが、
なんと選手4人に対してベットは2つしかありませんでした。
それに部屋はユニットバスなので、誰かがシャワー、またはトイレで用を足すとなるととにかく汗をかいても、トイレが近くなっても、順番待ちで我慢あるのみでした。
やはりアメリカ挑戦、いろんな意味で過酷ですよね。

そして、チームの振り分けがあるという事なので1階フロアに全員集合の連絡が入り、降りてみると
そこには40〜50名程の参加者がずらり。
私は真っ先にアジア人系の顔の人を探しましたが、いませんでした。
それもそのはず今回参加した選手で外国人は私だけだったのです。

それに関して私は不安になるどころかむしろテンションが上がりました。
理由は、もし他に参加者として日本人選手がいると日本語に頼ってしまいそうな自分がいたからです。
それに完全に英語だけの環境で自分自身どれだけ選手達とコミュニケーションが取れるのかという興味もありました。

そして1チーム12〜3人にチームは振り分けられ、spring leagueはスタートしました。

私が振り分けられたチーム名は、Coastal Kingfish というチームでした。

まず、この記事を読んでいる読者さんに「このリーグってどれくらいの実力のレベルなの?」
と思う方もいるかもしれないので、
私なりにですが、見解を書かせて頂きます。

このリーグのレベルは正直高くはありません。具体的に言うと、打撃面では中には軽々とセンター方向へのホームランを打つ選手もいます。
ただやはり当たれば飛ぶが三振も異常に目立つな。と言う印象で、守備に関しては、スローイングはピンからきりですが、純粋に捕球能力という面では日本の高校生、もしくはそれよりも少し低いくらいだという印象でした。

私自身正直、自分でもこの中で能力はさほど劣っていないと感じるほどでしたが、試合が始まると中々結果を思うように残す事ができませんでした。
苦戦したのは、やはり打撃面でしたね。

特にタイミングの取り方などには苦戦しました。
本当に色んな投げ方の投手と対戦しました。投手のボールは速くて140km前後。
大学時代いくらレギュラーではないといえど、150km近い球や、それを超える球を、直近で見てきていたのでまさか自分が平均130km台のボールに結果が全く出せない事にすごくストレスを感じました。

それと苦戦したことのもう1つは練習環境です。
全体での練習は週に2回程でその練習も2時間くらいしかなかったので、
学生時代全体練習がとても長いチームにばかり所属していた事もあり、
全く練習した気になりませんでした。
個人練習をしようと試みるも、
自由に使えるようなグラウンドもなく、
ましてや、車がないととてもではないが移動できるような場所ではなかった事。
いざそういった状況になって初めて気づいた事があります。

それは、グラウンド以外で自分1人で練習していく方法がわからなかったのです。
日本にいる時はいつでも練習で使うことのできるグラウンドがいくつもあり、ボールもたくさんあり、ずっと一緒に練習してくれる、友人、後輩がいました。

それに比べて今回のspring leagueでは自由に使えるグラウンドもなく、たまに使えたグラウンドでの自主練習も、練習用のボールが20球程しかなく少し打つとすぐに球を拾いにいかなければならないという事や、
ウエイトトレーニングをするような場所も車がなければ到底いけるような距離ではなかったため、
こういった状況で私は素振りをするといった事しか浮かばす、
もっと他の練習はできないのかと悩まされていました。

そんな中ある日、宿泊施設の駐車場の空きスペースで何人かの話し声と、小さな「ぺちっ。」という音がスイング音と同時に聞こえてきました。
私は覗きに行ってみると、
チームメイトが意外な練習をしていました。

それは、、、、、、


気になるこの続きは次記事でお話ししたいと思います。
次回もお楽しみにしてください。

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