#2016年
【読書記録】羊と鋼の森
今回は、宮下奈都さんの、"羊と鋼の森" です。
この本への記憶
大学生になってからだろう。実家に帰った時に実家にあったから読んだ本、のうちの一冊かな。昔ピアノを習っていたことはあったけれど、調律、という視点を通してピアノのことを見たのはその時が初めてだった。中学生になるまでピアノを習っていたから (熱心な生徒ではなかったけれど)、今でも実家にはアップライトピアノがある。だから実家に帰ればいつで
【読書記録】朝が来る
今回は、辻村深月さんの、"朝が来る" です。
読む前に
辻村深月さんの本は、高校生の時、テレビ放送されていた映画の”ツナグ”を見て、学校の図書館で原作を借りて読んだのが初めてだったと思う。
テレビ放送を見て、私は泣いたはずだ。多分、近くには親はいなかったのだろう。親の前で、そういう風に泣くのはどこか気恥ずかしいから。兄弟はいたかもしれない。
そして小説を読んで、また泣いた。
その後大学に入って