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3:生い立ち(結婚、子ども、新築)

心療内科の診療日。
前回からは頭痛の頻度や程度の減少、睡眠不良についても快方に向かっている為、睡眠薬の減薬となりました。
頭痛は寒暖差の影響なのか?


今回も生い立ちの続きです。
前回までの内容は以下です。

会社に残ると決めたところで上司が変わりました。
ここからこの上司のもとでの4年間が半生でも一番充実した期間だったかもしれません。


【仕事】厳しいながらも成長実感

この頃は得意先が内製化にチャレンジしており、
それを圧倒する機能性能を持った部品開発が
事業として必須だった中、期待して集められた一人でした。

その分要求は厳しいものでした。
差別化として部品容積を半分にするチャレンジ。

なかなかうまくいかず、上司から世が世ならパワハラと捉えられかねない厳しい指導を受けることも。
眠れずに泣いた夜もありました。
潰瘍性大腸炎がわかったのもこの頃。


そんな中でも昼休みや評価の間に肩を叩かれ
笑顔で励ましをいただいたり、不具合原因を
特定したときは「でかした!」と最大級の賛辞を
いただいたり、海外仕入先視察に行かせてもらったり。

その積み重ねで「信頼されている」という安心感を
得たことで、今まで恐怖でしかなかった設計審査も
ある程度自信を持って対応できました。
技術者としても大きく成長できたと思います。

その後は海外モデル構想を担当するようになり、上司も変わりました。
今度はさらに自由にやらせてもらいました。
初めて部下のついた中で機種立ち上げで、製品全体の仕様決定と後輩の指導やマネジメントをやり切り、達成感が得られました。

これが今のところ仕事でのピーク。

【結婚と子ども】姉さん女房とやんちゃ娘

そんな中、先輩からとある仕入先さんとの
飲み会に呼ばれついて行くと来ていたのが
担当営業さんとそのアシスタントさん。
のちの奥さんです。

その時は自分が違う方とやり取りしていた
こともあり、連絡先を交換しただけでした。

しばらくして突然連絡が着ました。
F1で鈴鹿に行った話を担当営業さんにしたところ
車好きのアシスタントさんがふと送って
きたものです。

その頃の自分は30を超え、そろそろ
相手を見つけなきゃと思っていましたが
さらに少し上の方。

何回か会うと相性はよく、一緒にいても
緊張せず快適に過ごすことができました。
1年時間をもらい、考えに考えた末
手紙でプロポーズ。
その場でよい返事をいただけました。

今まで一人だった自分に心の支えが
できた瞬間でした。
うつ病となった今もその存在に
本当に救われています。

問題は子どものこと。
比較的遅い結婚で、奥さんは高齢出産となる
リスクを抱えながらも産む決意をしてくれました。
その結果産まれた元気な女の子。

あの初めて手を握った感覚。
抱っこしたときの体温。
一生忘れません。

そして現在。
パパもママも大好きで、ちょっとお調子者ですが
今月から小学校に入学して楽しく通っています。

【新築】人生最大の買い物

結婚して意見が分かれたのが住居の考え。
自分は賃貸でも問題ないと考えていましたが
奥さんは戸建てがいいと。
家族が末永く安心して住める住処。
自分が考えを変え、家を建てることにしました。

はっきり言って大変でした。
ハウスメーカー選定、土地の探索と契約、設計士との折衝、ローン審査、図面の確認…。
夜間休日に副業をやっている感覚でした。
小さくないトラブルもありましたが、何とか竣工し現在も問題なく住んでいます。

ローン、ちゃんと返していかなくちゃ。


この3つの出来事は充実したものでしたが
やりきったことで燃え尽き感が出てきた感覚がありました。

それと同時に行われた配置転換が社会人人生を大きく狂わせることになります。

次回はうつ病発症のきっかけとなった出来事を
紹介したいと思います。

長文に目を通していただき、ありがとうございます。

by とことこてー

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