見出し画像

リアル70年代〜洋楽女子話㉟ハート、フォリナー、ワンワードバンド

母の私の音楽好きが災いしたのか、子供2人がポップスの作曲家と、クラッシック演奏家を目指すようになったのか?…とちょっと後悔?もなくは無いけど。

70年代半ばから音楽が生きることを助けてくれたけど、黒歴史(?)を抜けて、真面目に、洋楽にハマる。笑

単語一つの、70年代に活動してたバンドの地名編に続いて、単語編。笑
今回はハートとフォリナー。
他にも、単語のバンドは、たくさんあるから、シリーズになるかも?だけど。笑

単語一つのバンド名は避けるべき?

さっきみた、バンド名の決め方、ってサイトには、避けるべきとして、「単語一つはやめましょう」って書いてあって、笑えた。
理由は、イマドキ。検索した時に、一般名詞が先に出て来て、検索上位に来ないから。笑
おっしゃる通り!。クイーンぐらいだと、バンドがかなり上に来るけど、前の地名編なんかは、自分から「アメリカ バンド」って、入力したもの。笑
真面目に、バンド名が一番には出て来ない。よく考えたら、クイーンも、KISSも単語バンド。
イエス、ジェネシス、後のオアシスもいる。ザを付けたら、バーズとかもいたし、ザ・バンドもいるけど。笑
探せば、もっと色々いそうな感じだけど。
やっぱりこの時代は、まあまあ、まだたくさんいたし、売れてた感じ。
ちょっと後のブロンディは、一応バンドになってる。マドンナは個人名な感じだし。両方とも、アーティスト名ではあるけど。

また、まとめて、お叱りを受けそうだけど。笑
聴いてて、それなりに好きだったけど、ハマりにはいかず。
けれども、スルーするには、余りに良いので、やっぱり書くか…な感じで。笑

フォリナー

フォリナーも、それなりに聴いた感じだけど、何故か似た感じの曲が、多い気がしてて。
ファンは似た路線は、それはそれで嬉しくはある。が、ちゃんと聴く前の段階だと、区別が付きにくくて。笑
今、聴いてみても、??ってなるぐらい、似た曲調が多め。
コレは、後のハードロック、メタル系とかも、同じ感じになりがちだし、他のジャンルでもありがちかも?

アルバムを通して聴いたら、そこまで曲が同じじゃないけど、シングル曲が特に初期は似てた感じで。
アルバム全体を聴くまでに、日本の中学生にはハードルが高い。笑
ラジオで、全曲流すのも、タイミング悪いと聴けないし。それを探して待つほど、ハマらなかった感じのバンドが、実はまあまああって。
後追いするほど、気に入らなかったり。

そんなバンドの一つがフォリナーだったりするから、メジャーどころが好きな方は、ウソ?!ってなる感じかも?
カーラ・ボノフにハマってて、フォリナーをまとめるとか。笑

で、バンド名はイギリス人が入ってるから、外来人の感じで、フォリナーは、納得する。
が、ファーストは多分全曲聴いたなぁ。
ボストンが、他のバンドに似てるとか、色々書いたけど、初期のフォリナーは、ボストンに似てる曲のイメージ。笑

『Feels Like the First Time"』
(邦題衝撃のファースト・タイム)
この曲なんかは、そんな感じ。
77年のファーストアルバムからのシングル。この曲は好きだったなぁ。笑
この時代は、日本も多かったけど、男性にチリチリパーマが流行ってたのか?
わりと、77年とかの動画観ると、ソバージュ?な感じもいるけど、チリチリと表現するしかない、長いパンチパーマなのか、日本のおばちゃんパーマに近い感じの人がいたなぁって。笑
フォリナーのボーカルも、微妙な感じ。
ピーター・フランプトンとか、クイーンのブライアン・メイとかの感じ。
日本だと、原田真二、桑名正博とか。

フォリナーらしいって言うと、らしいけど、ボストンの匂いも感じたかなぁ。笑
なんかこの時期は、ベトナム反戦とかを抜けて、アメリカの人たちも晴々と何も考えずに、音楽を楽しみたい欲求を表に出した時期だったのかも?があった感じで。
70年以前とかだと、ちょっと厭世的なバンドが人気だったり、潮目が変わったのは、何となく感じたかなぁ。
ちょうど、変わり目あたりから、聴き始めたから。以前と以後な感じ。
その後のAORや、ディスコ含めて。

より、印象に残ってるのが、この曲で、『Cold as Ice』(邦題冷たいお前)

この路線のほうが、他と近くないから私の中で、フォリナーって言うと、コレが頭に残ってる雰囲気。
ちょっとハードロックで、プログレ色もあって、暗めな感じ。
で、アルバムのジャケットも、何故かよく覚えてる。皆んなで、コート着てる、写真?イラストの感じは、残ってて。
実際この曲とか、イーグルスな感じもして、好きだった。
『Headknocker』

あと、この曲なんかも、ハード過ぎず、メロディーが良い。
穏やかだし、好きだったかなぁ…の
『Woman Oh Woman』。

他にも、ほっこり聴ける、この曲も気に入ってはいた。
『Fool for You Anyway』
(邦題お前に夢中)
邦題が、なんか沢田研二みたいだけど。
あっちは、チェックインか?笑

シングルはこのアルバムだと、ちょっとハードロック寄りな曲が多い。まあハードロックが人気出た時代でもある。
が、この路線だと、他との差別化があまり無い気がして、ハマるまでいかなかった感じで。
鷲掴み曲って言うか、めちゃくちゃに気にいる曲がなかったって言うか。
私も、全方向に色々聴いてただけに、自分と合わないかも?とかが、少しずつわかってきた時期だったのかも?笑

セカンドアルバムが、翌78年。
このアルバムのほうが、よりハードロック色強い曲が多くて、個人的にはファーストのほうが、気に入った感じで。

シングルになった『Double Vision』。
この曲は、全米チャートはシングルだけど、私には今一つ、ビンと来ない感じで。ロックだけど、多分メロディーが好みな感じじゃなくて。
アルバムもヒットしてたけど。

この『Blue Morning, Blue Day』
(邦題蒼い朝)
イントロには覚えがあるけど、それほど気に入ってなかった感じ。
もう一曲のシングル『Hot Blooded』
も、悪くないけど、 KISSで間に合う感じもして、この曲!ってなる、ビンゴになる感じがなくて。笑
そこで、フォリナーからわりと興味が薄れた感じで。
が、後にまさか、バンドのほうが、私の趣味のほうの、AOR路線に近寄ってくるなんて、考えてもみなかったけど。笑

フォリナーがAORに来たけど

『I Want to Know What Love Is』は、何回も聴かされたし、MTVでもよく流れてたかなぁ。
私の好き路線に寄ってきてくれたのに、やっぱりイマイチ、ハマらず。笑

上↑の記事にしたように、中2終わりで、ボス・スキャッグスあたりから、ソフトロック路線が好きになった私は、このフォリナーとか、シカゴのAOR路線は、今一つな感じで。
同じ時期には、他にお気に入りの曲が色々出来たせいも、多分あるかなぁ。
爽やかが好きで、AOR系を聴いてた訳でもないし。ボズから、色々周りにいったら、結果、聴いてたメンバーが、後でAORに括られたイメージで。
高校生になって、大学生になってた私からしたら、ウケるから、「爽やかとか大人な感じにしとけば、良いんでしょ?」な感じは、ちょっと気に入らない。
もう、生意気な女子になってたし。笑
フォリナー好きな人には、めちゃくちゃ申し訳ない感じだけど。

ハートはセカンド?


ハートはバンド名は、よく覚えてるんだけど、ファーストアルバムは、聴いても曲がビンと来なくて。笑
何故かは、わからない。日本でも、まあまあ人気あったのは、記憶にある。女性ボーカルだったことすら、忘れてて。
なんか、忘れるって怖い!ってレベル。笑
女性ロッカーだと、スージー・クワトロが好きだったし。女性のシンガーや、シンガーソングライターは、たくさん出てきた時期。

同じように記事にもした、上↑の
女性ツインボーカルのバンドは、フリートウッドマックに、中2にはハマってたから、時期も悪かったのかも?
が、多分曲が、何だか私にはハマらなかった感じかなぁ。
アメリカでは、76年のファーストアルバムからヒットして、アルバムもチャートの一桁とかだったし。時期は私が洋楽聴き始めた時と、被ってる。
今、久しぶりに聴いても、悪くないんだけどってなる曲が多い。
サウンドは嫌いな感じじゃない。多分、メロディーにハマらなかったが、濃厚かなぁ。

でも、何故か、77年のセカンドアルバムは、全部聴いたし好きな感じ。
たまたま気に入った曲があったから?
たまたまアルバムが録音出来たから?よく、自分でもわからないけど。笑
学校の女子たちは、特に女性アーティストが好きな人は、ほぼいなかったし。
この曲は、好きだった。
『Barracuda』シングル。

ハードロック系の音の曲。
KISSのようなベースラインが、好き。
姉妹が、喧嘩の後に書いたらしいけど、何となく怒りの雰囲気は、伝わるかかなぁ…。笑
メロディーはハートな感じ。声はよく通るけど、女性の声だとちょっと物足りない感じが、しなくも無いけど。
それは今や、デスボイス系に慣れてしまったからかも?笑
曲は姉妹2人で書いてるから、女性シンガーソングライターのバンド。
そう考えたら、すぐに解散したランナウェイズとかとは違って、女性ロッカーのバンドとしては、先駆者な感じだし。まあ全員女性じゃないけどね。笑

次の『Little Queen』は、曲としては、私はこっちのほうが、気に入ってたかなぁ。

ちょっとゆっくりなテンポで。
ちょっと最近は聴き過ぎたせいか、ロックな曲のキャロル・キング風にも聴こえたりして。笑
が、ハートのほうが、より力強くて、しっかりロックなボーカル。
しっとりとか聴かせる感じで歌う系の、女性ボーカルが流行った時期にこの路線は、他とは違う感じはあったなぁ。

ロックンロールなこの曲は、かなり好きだった。『Kick It Out』

カッコ良い曲だし、カッコいい女性な雰囲気で、女子中学生には、ハマった感じ。笑
ドストレートなロックだけど、歌うのが女性だと、かなり他のバンドとは感じが変わるなぁ…って。
ノレるし、歌えたら、一緒にサビをシャウトしたくなる曲。
今は、声出ないけど。笑
久しぶりに聴いたら、なんか知らないけど、相川七瀬を思い出した。
曲を書いてた、織田哲郎はハートをイメージしたのか、好きだったのか?笑
超勝手な、妄想だけど。

『Love Alive』(邦題愛を大切に)
この曲は、ブルース、カントリー風のしっとり系の曲。アコースティックで歌うと、こんな感じになるだなぁって。
アルバムでの箸休め的な感じで、この曲も好きだったなぁ。 

『Sylvan Song』(邦題森の詩)
は、アコースティックなインスト曲。それまでのイメージとは、かなり違ってたけど、カントリーも好きな私には、良い感じだったかなぁ。
ちょっと不思議な感じのメロディーで、プログレな感じの雰囲気もある。
他にも、アコースティックなサウンドの曲がまあまああって、ギンギンロックなアルバムじゃなかったのが、私には良かったのかも?
シングルになった曲は、ロック色が強い曲だけど、アルバム全体は、そうじゃない感じが、好きだったかなぁ。

次のアルバム『Magazine』
は、レコード会社との契約で揉めて、77年版と8年版があって。
私が聴いたのは、多分8年版。
このアルバムは、また雰囲気が違って、
ギンギンロックじゃなく、よりアコースティックが多めな感じ。

アルバムの頭から、ちょっとテンポ遅め。
バンドがハートなのに何故かのタイトルが、
『Heartless』ハートレス。笑
シングルになった曲。

嫌いじゃないけど、何だか吹っ切れた感じがなくて、勢いが弱めで、ハートか?な感想だったかなぁ。良いんだけど。
ファーストシングルの、この曲でハートへの関心が、ちょっと薄れたかなぁ。笑
勝手で、申し訳ない感じだけど。

で、次のシングルが、また問題の曲で。
この時期には、有名なバージョンを聴いて曲にハマってた私は、何故彼女らが歌ったのか?みたいな感じになってしまい…。
悪くないし、オリジナルは別の人だし、曲については、また改めての
『Without You』

で、次のシングルが、JAZZ風?ブルースの静かな曲。
『Blues Medley: Mother Earth / You Shook Me Babe』

が、まあブラック聴いて、JAZZ系も聴いたりし始めてたから、コレ!な感じはそんなになく。
この感じも、ボーカルには合ってるし、良いんだけど。
アルバムは、めちゃくちゃ売れてたし、人気もあったけど。
アルバム全体を、聴きたくなるほどじゃ無い感じになってしまって。笑

アルバム1枚を聴くハードル


当時の、中高生女子に、アルバムを1枚聴かせるのって、なかなかハードルが高かったかも?笑
まあ、私はアルバムが出た78年には、AORだの、ディスコ系、ブラコンみたいなのに、JAZZやフュージョンも聴いてたから、このあたりのバンドは、正直厳しかったかも?な感想。
範囲広げ過ぎて、手が回らないって言うか、いっぺんに一つの曲しか聴けないから、時間が足りなかった…はあるかも?
誰か強烈なファンがいて、貸してくれるとかが無いと、手が回ってなかったし、お金も時間も回ってなかった。笑

地名バンド、今回の単語バンドもそうだけど、私って、あんまり掘らないタイプかも?笑
男性には多い印象の、一つのジャンル、アーティストを徹底して掘るタイプの人。
多分、私はそうじゃない。ちょっと掘ってはみるけど、基本、どんどん前に進んで行くタイプなのかも?
掘りながら、進むって言うか。笑

まあ、結局ミーハーなんだと思う。
私って人は。
今世間で流行ってるのを追う、ミーハーとは多分ちょっと違うけど。
自分ミーハーって言うか。
自分がハマったら、その方向には進む感じの。でも、究極はミーハー。笑

人が好きか嫌いかは、ほぼ気にしない。
だいたい、周りに同じ音楽が好きな人も、ほぼいない状態だったから、気にしても、仕方ない状況でもあったし。笑
だから、たまにユーミンファンや、大貫妙子ファンと、彼女らの話をするのは、楽しくて。

が、彼女らは私ほど、音楽自体にハマってないから、歌詞が好きとかレベルの話になって。
この『中央フリーウェイ』なんかも、彼女らは「この道は、まるで滑走路」の表現を語るけど。
私はアソコのメロディーやら、コードが変わる感じが好きとか言って、イマイチお互いに、話が噛み合わない。笑
ここのメロディーがどうのとか、コーラスの入り方が好きとかの話には、全然ならないし。
楽器も出来ない癖に、曲のことを、ごちゃごちゃ言うなよ!アンタごときが!はあるかも?だけど。笑

後に1人、学校女子でちょっとだけ、そんな話が出来た子は、育った。
方向性はかなり違うけど、洋楽ファンとしての私に、それなりに一目置いてくれてる感じの。笑
「このレコードを、買おうかと思ってるけど、どう?」とか、聞いて参考にしてくれたり。
彼女も、ちょっと変わった人では、あったな。笑
やっぱり、私らは変わりモノだったな。

学校では、私もそれなりのグループにいる、それなりにイケてる認定な感じだったけど。
中身は家で必死になってラジオ聴いて、音楽ばっか、本ばっかだったけど。笑

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?