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筆が迷子になったから、心理カウンセラーがセルフカウンセリングを自分自身に仕掛けてみる話

こんばんは、心太です。

いやはや、参りました。
ここ数日、下書きを書いては消し、書いては消し。
中途半端に書いた記事が、何個も出来てしまいました。
これもnoteあるあるですかね?

その中の一つの記事だけでも、完成させようとしましたが、どうしても考えと文章がまとまらず、自分の中でGOを出せませんでした。
私の持病である「格好つけ過ぎ病」が、発症しているものと考えられます。

主となる症状は以下の通り、

症状1.うまくやろう、うまくやろうと頑張り過ぎてしまう
症状2.自分のアラばかりを探してしまう
症状3.思い通りにいかないときにやる気を失ってしまう

なので、無理に納得していない記事を挙げるより、今の体験自体を文字にしておこうと考えた次第です。

発症しているときの思考回路

うまくやろうとし過ぎる(症状1)がゆえに、基本的には自分を否定的な目線で見ています(症状2)。

「これじゃ伝わらないんじゃないか」
「文章の前後で矛盾しているんじゃないか」
「誰がこんなものを求めているんだ」

当然、筆が走るわけがありません。
考えはまとまらず、まとめるために思考をするモチベーションを維持することも難しく感じます(症状3)。
そのくせ、相も変わらずうまくやろうとするため(症状1)、上辺だけの言葉選び、表現になってしまいます。

さらに、少し読み返すと、アラばかりが目についてしまうため(症状2)、もっとうまくやろうと力が入り(症状1)、また上手くいかずに凹んでいく(症状3)、そんな悪循環にいたようです。

お、だんだん頭がクリアになってきました。
タイピングのノリも悪くない!
図示してみよう↓↓↓

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どう“格好つけ過ぎ”から抜け出すか

時間が解決する、という方法もあるでしょう。
例えば、考えずとも手が動くような素敵な(もしくは劇的に不快な)体験をすることもあるでしょうし、急に気が向いて書き出す、ということも珍しくないでしょう。
ある意味、消極的な方法ですが、楽観的に物事を捉えることは、とても大切なことです。

自分自身の取り組みによって、過剰な格好つけの沼から抜け出す方法も言葉にしておきましょう。
今後のために!!

まずは、どこに過剰な格好つけが入っているかを理解することが重要です。
そのために、自分の作業工程や心情を整理すること(言語化・図示など)が役に立ちます。
今まさに私がやっていることですね。

幻想をぶち壊す

次に自分が持っている幻想をぶち壊す必要があります。
この幻想を“認知の歪み”とも呼びます(いや、本当に)。
認知の“偏り”の方がより言葉がマイルドで、カウンセリングではよく使うんですが、“歪み”の方が中二感あって覚えやすい気がしますね。

私がここ最近発動させてきた幻想は、

①一筆書き幻想:一発でバチっとした文章を書かなければならない
②全か無か幻想:完璧な記事でなければ意味がない
③自分無能幻想:なにをやってもダメだ・うまくいかない

それぞれにイマジンブレイカーを喰らわせていきましょう

①一筆書き幻想:一発でバチっとした文章を書かなければならない
いやいやプロかて。とりあえず書いてみよう。形にしないと見えてこないものもあるし、直しは後からでもできる

②全か無か幻想:完璧な記事でなければ意味がない
確かに、いい記事が書けたらそれに越したことはない。けど、不完全であっても、それを次に活かせばいいじゃないか。そもそも、自分の表現を訓練することも、noteをやる理由だったはず。

③自分無能幻想:なにをやってもダメだ・うまくいかない
過去の記事にもスキをもらっているし、全然ダメってことはなかった。今回はどうなるかは分からないけど、分からないということは可能性もあるということだ。

よしよし、これでやることがはっきりしたぞ。
この調子で一気に書き上げてしまおう。

イマジンブレイカー三沢

ちょうど良い塩梅で、良い感じに格好良さを追求する

最後に、私は格好つけることが悪いことだとは思っていません。
むしろ、自分が自分を「格好いいな」と感じられるかどうかは、私の人生における重要な指針の一つだと考えています。
昔、恩師に『格好いい大人になれよ』と送り出してもらったのが、影響しているかもしれません。

ですが、格好良さを追い求めすぎるがあまり、やりたいことが出来なかったり、自分を否定しまくったりする(症状3)ような状態は私の求めるところではありません。
泥臭い格好良さもあるし、うまい具合、ちょうど良い塩梅で格好つけようとすることが大切だぞ、心太!

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といった感じで、今回は軽い執筆スランプに陥っていた自分のセルフカウンセリングをしてみました。
コラム法という、認知行動療法の中でもメジャーな方法を下敷きにしています。

では、また。


心太


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