本の心理テストやったら遊び人的な特徴が明らかになった話 ―アドラー心理学:ライフスタイル理論―

こんばんは、心太です。

あー日曜日が終わってしまう~。
すでに終わってからこの記事を書き始めているんですが(笑)

今日は、最近読んで興味深かった書籍を紹介いたします。

【こんな人に特におすすめ】
・心理学に興味がある
・自分がどんなタイプの人間か知りたい
・人間関係に悩んでいる
・自分の人生の送り方に迷っている

今回ご紹介する書籍がこちら↓↓

この"マンガでやさしくわかる"シリーズ、大好きです。
アドラー心理学以外にも、色々な心理関係のシリーズがあるので、興味を持っていただけたら、上記のリンクから見てみて下さいね。

さてさて、ご紹介する書籍なんですが、表記の通りアドラー心理学に関係する書籍です。
かの有名な「嫌われる勇気」でも扱われている、高名なアルフレット・アドラー先生(1870年-1937年)の提唱した理論です。

アドラー心理学のマンガでやさしくわかるシリーズの第二弾となっております。
第一弾をご紹介していないのに、こちらからご紹介しようと思ったのは、書籍内で紹介されている心理テストが興味深いと思ったからです。

では、いってみましょう!

ライフスタイル理論の定義

アドラー心理学でいう、“ライフスタイル”とは一般的な“生活様式”という意味合いだけではありません。
どちらかと言えば、“性格”に近いニュアンスがあります。
書籍内で紹介されている定義としては、

「自己と世界の現状と理想についての信念の体系である」
  マンガでやさしくわかるアドラー心理学実践編2 pp.75

なんのこっちゃ、って感じですよね。
要するに、「自分が他人や環境に対してどのように影響を与えていきたいのかという理想と、現状どのような影響を与えていると思っているのかという認識の仕方」といったところでしょうか。
なんのこっちゃ、って感じですね(笑)

ライフスタイルの6つのタイプ

まあ定義はさておき、ライフスタイルはいくつかのタイプに分けられるらしいです。

①欲張りタイプ(ゲッター)
  他人のものは自分のもの、権利主張型。
②赤ん坊タイプ(ベイビー)
  他人の顔色をうかがい好かれようとする、依存型。
③人間機関車タイプ(ドライバー)
  他人に任せることができない、猪突猛進型。
④自己抑制タイプ(コントローラー)
  感情を表に出さない、完璧主義型。
⑤興奮探しタイプ(エキサイトシーカー)
  興味・刺激にすぐに食いつくが飽きやすい、竜頭蛇尾型。
⑥安楽タイプ(アームチェア)
  何を考えているのか読めない、安楽型。

んーどれにもなりたくない(笑)
もう少しいい感じに表現ができなかったものか、と思ってしまいそうな表記ですね。

ちなみに、複数のタイプの特徴を、同程度持っているハイブリッドタイプもいるみたいですね。
主なハイブリッドはこちら↓↓

⑦完璧主義タイプ(パーフェクショニスト):③人間機関車+④自己抑制
  常に完全を求め自他共に厳しい、強迫型。
⑧やり手タイプ(ゴー・ゲッター):①欲張り+③人間機関車
  人からの注目、権力、金銭などを求める、権威主義型。
⑨喜ばせ屋タイプ(プリーザー):②赤ん坊+③人間機関車
  ひとから好かれるために労力を惜しまない、八方美人型。

人間機関車の関与っぷりがすごい…。

ある心理カウンセラーのライフスタイル

さて、自分のスタイルを知るには、書籍内の心理テストの質問に答える必要があります。
著作関係が気になるところなので、ここでは公表を控えますが、質問は30問で「はい」、「どちらでもない」、「いいえ」の中から回答を選ぶ形となっています。

私のテスト結果はこちら↓↓

一番強い傾向が⑥安楽タイプ(アームチェア)で、次点が⑤興奮探しタイプ(エキサイトシーカー)でした。
おおむね、予想通りというか、納得の結果でした。

日頃から、「如何に楽に暮らしていくか」ということを考え、同時に「楽しいことはないか」と目を光らせています。
勝手に自分のハイブリッドタイプに名前をつけてみました。

遊び人タイプ(プレイヤー):⑤興奮探し+⑥安楽
  常に快楽を追い求め興味のないことはさぼる、快楽主義型。

といったところでしょうか。
ちなみに同僚、後輩には非常に真面目だと思われており、今回の結果は大層意外がられました(笑)

ただ声を大にして言いたい、

本物の怠け者はある種の勤勉さを持つに至る

名言っぽく書きましたが、要するに楽をするための労力を惜しまない、というだけのことです(笑)
そんなこんなで、私自身はこの心理テストの結果に大変満足いたしました。

**************

本当に心理テストはいろいろなものがあり、勉強を始めてもう10年を超しましたがまだまだ知らないものだらけです。

今回ご紹介した書籍は、自分のライフスタイルの話だけでなく、相手のライフスタイルに合わせて関わりを変えることで、その人とうまく付き合っていく方法や、自分自身を変化させる方法などが漫画形式で分かりやすく書いてあります。

人間関係にお悩みの方、自分の人生の送り方に疑問を感じている方は、一度読んでみるのもいいかもしれませんよ。

「心理学なんてなにも知らない」という方でも、心理学の初学者にも分かりやすいです。
また、すでに臨床現場に出ている方にも、「あーそういうことだった」と知識が再整理されるアハ体験をもたらしてくれる本だと思いました。

回し者感がありますが、マージン等は発生しておりませんので、ご安心を(笑)
おもろのお裾分けです。


では、また。


心太

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