劇団という団体が売れるには?
上記の記事はフォローさせていただいている香西さんのnoteです。
勝手に拝借すみません。微妙なら通報してください。
ごめんなさい、通報しないでください、コメントくださいw
消します!
==========一部抜粋===============
「お客様に演劇を観てもらう」ことより「自分の価値を高める」ことが優位になっているのではないか。
「自分の価値を高める」ことを一番とした役者ばかりが集まったら、良い芝居は提供できるの?
「お客様を呼べる役者」と「作品のクオリティを上げる役者」は別でいなければいけないと思う。
そして、作品のクオリティを上げる役者を劇団員にして
「この劇団は面白いから応援したい」と思ってもらわないと推してはくれない。
今、劇団を持っていたり入っている人は「劇団の価値」を見直さなきゃいけないと感じています。
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本文ではもっと細かく書かれていますが、
役者を売りたいんじゃない、劇団を売っていきたいということ。
ファンを作るのに力を入れすぎて、劇団という団体の価値は上がっているのか?
その悩み、俺もしました。共感してしまった。
劇団は、出版された小説
この小説作者の作品、世界観、表現が好き。劇団員はこの小説の出演者。劇団が好きというのは相応にして作・演出家が好きなのと同じです。そして、その作品や演出を一番理解してくれるのが劇団員であり、一番世界観を作り出してくれます。これを含めて好きになってくれるファンが、劇団が好き、売れるということだと思います。
悩みの解決方法は3種類あります。
1.お金がある
2.作・演出家が売れる
3.劇団員が売れる
1.お金がある
そのまま。お金があれば収益はいらないので好きなことができます。
客演を呼ばなくていいし、チケット代も安くしてとにかくお客に見て貰えばいいのです。そして客を選ぶ必要がないので、好きな人だけ見ればいいのです。
すると自然に、劇団を好きな人だけが集まります。
ですがこれは、極論であり非現実的です。そして、これは劇団に酔っています。
2.作・演出家が売れる
2は作・演出家が売れることです。どこかで、プロディース公演や違う劇団に役者をそのままで作演出を劇的に変えたり、既存の他劇団の作品をアレンジ演出をして、そこのファンをこっちに引きつけることです。
独特な演出、不思議だけど引き付けられる作品。
精神劇なのか?不条理なのか?娯楽のファンタジーなのか?
ここでやってはいけないのは好きになってもらうために欲張らないことです。
全部やるとファンは付きづらいです。いつ見ても、あの「世界観だ!」で引きつけるのです。そこからは、たまに作風を変えるのはありです。
「柿食う客」という劇団が、全員女のシェイクスピアをやりました。
私は「マクベス」を見たのですが、話の軸は同じでしたが演出は180度違うもので感動しました。これが演出か!!という感動でした。
そして一瞬にして理解しました。「この世界観がこの劇団なんだ」
「この劇団が他の作品をやるとどうなってしまうんだ!」とファンになりました。
安定で言うと、今は無き「キャラメルボックス」です。
あれこそ、作演出の世界観が売れたのと同時に、劇団員が作品と演出を理解していたからこそ売れたものだと思います。
どんな作品でも、安心して見れる。1時間30分。ハッピーエンドで終わる。
この看板があったからこそ認知がされやすく見に行きやすかったと思います。
3.劇団員が売れる
3は劇団員が売れること。客演をしまくって、パンフレットに劇団名をアピールしまくる。
「あの演技をした役者はここの劇団員なんだ」と思わせ見にきてもらうこと。
公演チケット半券あれば割引。なんてしてみると敷居が低くなってきてくれるかもしれません。
劇団員が客演先で、客演した劇団員と雰囲気や演技が違うけど違和感なくマッチしいていたら、この劇団はどんなところなんだろう?と興味を持ってくれます。
あとは、劇団員が一貫性のある演技方法をしていたら役者より劇団が気になると思います。
古田新太さんは、劇団新感線のような演技だな!と思えるのは、その作品や演出を吸収して、柔軟に使いこなしていいるからでしょう。
ですが、このテクニックはとても難しいです。
劇団の色を残しながら他の客演先で違和感なく発揮する。難易度高めです。
ですが、これで引っ張ってこれる役者はすぐに劇団自体を好きになってくれるはずです。
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いきなり劇団のファンを作る、好きになってもらうと言うのは難しいです。
手順としては、出来たばかりの劇団は
劇団員を客演に行かせて名を売る⇨所属劇団の認知度をあげ来てもらう⇨劇団を好きになってもらう
の手順になってしまうでしょう。
でも、ガッカリしないでください。これは自然な流れです。
お客が見にきてから劇団のファンになって貰えばいいんです。
そこからは媚を売らなくていいです。
劇団のことを好きになってくれたらそのファンは強い味方です。
劇団も売れますが、同時に劇団員全員が売れていきます。
SNSで書いてくれるかもしれませんし、伸び悩んでる新人にも目を向けてくれます。
ですが、やはりまずは売れることを優先しなかれば動けません。
まずは、劇団が売りたい色や作風、演出を決めて劇団員に共有していきましょう。
この劇団の最終目的の共有も大事ですが道のりを話すことも大切です。
過去に紹介したマインドマップでまず演出家が「劇団とは?」からスタートし、そうしたいかを単語でいいから「なぜ?」「どうしたら?」と掘り下げて書いていきましょう。
それを共有すれば、劇団の色も出しやすく表現しやすいと思います。
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