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知らない自分を気付かせてくれた上司

皆さん、こんにちは!時任です。

今回は「知らない自分を教えてくれた会社の上司」について書いていこうと思う。

2000文字程度の内容だよ。


自分は今年会社に入社した新社会人。

4月・5月はコロナウイルスが流行っていたので、業務(研修)はリモートだった。

そのため、上司や人事とのやり取りも勿論リモートである。


上司とは月に3回ほど面談がある。

面談の内容は基本自由で、不満に思っていることや疑問点、進捗状況、など様々なことを話す。


つい先日僕は、ある一人の上司(ここからはSさんとする)とリモートで面談をした。

以下は面談の一部会話内容だ。


Sさん「最近どうだ?」

時任「元気に過ごしています!」

~10分後~

Sさん「時任がこれから会社で働く中でつまずくポイントって何だと思う?」

時任「僕は今まで過去部活動やスポーツなどの習い事をやってきて感じていたことなのですが、コミュニティに馴染むまで人一倍時間がかかります。こういった経験から思うに、恐らく会社に馴染むまでも人一倍時間がかかるでしょう。そこが自分のつまづくポイントだと思います。」

Sさん「馴染むまで時間がかかるなら、それに対して何か対策をしたほうが良いと思うよ。何か心掛けようとしていることはある?」

時任「一つのコミュニティに馴染むまで時間がかかるのは自覚をしています。なので、そんな自分を受け入れて馴染むまで時間がかかるという”覚悟”をすることが大切だと感じています。覚悟をするだけで、心持ちも変わってくると思います。」

Sさん「確かにそれも大切だな。けど、解決できる問題だと思うよ。

今までの時任を見てきて思うんだが、時任はインプットが物凄く得意なのだと思う。好奇心も旺盛だし、何か情報を自ら得ることに抵抗がない。

対して足りないのはアウトプット。具体的には自己開示だ。

自己開示ができていないからこそ、場に慣れるまで時間がかかる。人に自分のことについて伝えるまでに時間がかかるのだろう。~」


まさにその通りである!

僕は自己開示が出来ていない・苦手であるということを知らなかったし気付かなかった。

しかし過去を思い返してみると、自ら自己開示を積極的にしたことはあまりりなかったのは確かだ。

この「自己開示が苦手」という自分の部分は、今まで誰にも指摘されたことは無かったし自分でも気づかなかった。

だからこそ、新しい自分を知ったときは衝撃を受けたし内心興奮していた。

所謂「自己開示が苦手」という気質は、ジョハリの窓で云うところの「自分と他人が知らない部分の未知の窓」である。

※「他人が知っていることだから盲目の窓では?」という意見はあるかもしれないが、今回は未知の窓を開けてくれたと解釈し話を進めていく。

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未知の窓の一つを開けてくれたSさんには観察眼が備わっているのだと思う。

僕自身自分は観察眼が備わっているなと勝手に思っていたのだが、今回の件でそんなことは無いということを思い知らされた。

人のことが良く分かるし人の性格を見抜くことができると思っていたが、そんなことはない。

人を見抜くことができるというのはSさんのことを言うのだろう。

僕ができるのは盲目の窓を開けることくらいであろう。


Sさんが僕の未知の窓を開けられたのはなぜか。

「相手から引き出すのが上手であること」と「たくさんの人と関わり学んできた今までの経験」という二つの要素をSさんは持っていたからであると思うのだ。

Sさんは面談で、自己開示が苦手であるということを引き出すために、まず「会社に入ってから何に君はつまづくか」について聞き出してきた。

相手に何につまづくか自分で考えさせることで、相手の性格や今までの背景や経験を引き出したのだと思う。

この質問は、未知の窓を開かせるための手段だったのかもしれない。

そして相手についてのことを引き出した後、今まで会ってきた人との経験を相手と重ね合わせ「相手はおそらく~な性質を持っているから、~が苦手で~の解決手段が必要である」と考えたのであろう。


僕とSさんの違いは何か。ずばり「経験」であろう。

歳の差は多分僕の倍程度。

くぐってきた経験の数が違う。

さらに、僕は社会に出てまだ間もない。社会では生まれたての赤子にそう変わらない。


足りないのは経験である。

今の自分はインプットばかりで知識ばかりが増えている。

次のステップに進むには、アウトプットする経験が必要だ。


Sさんのような尊敬できる目指すべき人物が自分の会社には幸いにも存在する。

僕の大切にしている価値観の一つに「自己の人間的な成長」がある。

人間的に成長するためにも社会での経験を重ねようと思う。

※因みに僕には価値観リストTOP10がある。この価値観についてはまた後日noteに記そうと思う。


まぁつまり、知らない自分に気付かしてくれたSさんに近づくためにも経験を積もうと思ったという話である。

それじゃ今日はここまで。またお会いしましょう!

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