荒木時彦

詩集の宣伝と、たまに日記のようなものを書いています。 工学博士/詩人。京都市在住。 オ…

荒木時彦

詩集の宣伝と、たまに日記のようなものを書いています。 工学博士/詩人。京都市在住。 オードリー・日向坂46・櫻坂46のファン。 詩集は、葉ね文庫さん、七月堂さん、で取り扱っていただいています。

ストア

  • 商品の画像

    都市と、ベランダの亀

    詩集(現代詩) 2024年8月20日発行 B6判。本文16ページ。
    500円
    アライグマ企画
  • 商品の画像

    ある仮定のもとに成り立つ場所

    詩集(現代詩) 2024年1月20日発行 B6判。本文16ページ。
    500円
    アライグマ企画
  • 商品の画像

    マカロニの食べ方

    『マカロニの食べ方』 詩集 A6判(文庫サイズ)・横書き 2023年10月20日発行
    500円
    アライグマ企画
  • 商品の画像

    都市と、ベランダの亀

    詩集(現代詩) 2024年8月20日発行 B6判。本文16ページ。
    500円
    アライグマ企画
  • 商品の画像

    ある仮定のもとに成り立つ場所

    詩集(現代詩) 2024年1月20日発行 B6判。本文16ページ。
    500円
    アライグマ企画
  • 商品の画像

    マカロニの食べ方

    『マカロニの食べ方』 詩集 A6判(文庫サイズ)・横書き 2023年10月20日発行
    500円
    アライグマ企画
  • もっとみる

最近の記事

佐藤満春『凡人の戦略』

佐藤満春『凡人の戦略』という本を読んだ。佐藤さんという方は、オードリー(特に若林さん)と、売れない時代から今まで仕事もプライベートも共にしてきた放送作家だ(芸人、トイレに詳しくその仕事もある)。 この本は、著者が凡人(本人曰く)としてどのように仕事をしてきたか、というのが、おおまかな内容だ。僕の歳になると、ほとんど関係がないが、自分が前職で仕事をしていた時のことを考えると、僕はずいぶんバランス感覚を欠いた働き方をしていたのだな、とわかる。 一つ言えるのは、いわゆるビジネス書、

    • AI(歌詞作成)

      AIには、これまで興味がなかったのだが、今期のドラマ『モンスター』にAIモチーフがでてきて面白かった。 ここでは、歌詞Aが、歌詞Bに酷似しており、盗作ではないかとの疑いがあった。そこで、歌詞Aは、歌詞Bをもとにして、AIに書かせたことにして事を収めようという話になる。実際には、歌詞Bのほうが、歌詞Aの盗作だったというオチであり、AIは関係なかった。 ただ、実際、もとになる歌詞をAIに命令して、同じモチーフでも、似たような歌詞にすることは可能だ。この場合、これは盗作になるのか、

      • 新詩集『都市と、ベランダの亀』

        新詩集『都市と、ベランダの亀』(500円、B6、16ページ)を造りました。葉ね文庫さん、七月堂古書部さん、で販売してもらっています。BASEの「アライグマ企画」でも、ネット販売しております。よろしければ、チェックしてください。 https://araiguma1972.base.shop/items/90957098

        • 詩のことを、ちょっと

          僕は、自分が詩を書くこと、詩集を作ることを、趣味だと位置づけている。つまり、可能な範囲で書いて、可能な範囲でお金をだして作るもの、ということだ。病気をかかえているということもあって、自分の身体のメンテナンスと生活が第一になるのは当然のことだ。その上で、書きたい時に書ければいいなと。 ここ最近、詩集は、自分で編集・デザインをして、印刷所に発注して作っている。出版社にそれらを頼んでいた時もあったが、お金がかかりすぎる。あと、いわゆる書籍という形にするには、自分の作品が短くなったと

        佐藤満春『凡人の戦略』

          耐震構造

          僕が専門で研究していたのは、建築構造物の耐震構造だった。4回生の時に、兵庫県南部地震が起こり、そこから研究室も急に忙しくなった。 問題になったことの一つは、古い木造建築物が並ぶ地域だった。僕が調査に行った神戸市西区では、二階建て木造住宅の一階部分がつぶれ、二階部分だけがそのまま下に落ちてきた形だった。一階に人がいれば、当然、圧死する。 その数年後、違う研究室の教授が、古い木造住宅が並ぶ壁と壁の隙間に古いタイヤを挟んで、横揺れを軽減するという研究を発表した。住宅地を新しくするた

          解釈

          詩集であれ小説であれ、本は、基本的に、読んでいて面白ければそれでいいと思っている。 ただ、詩集の栞や書評を頼まれた時にはそうもいかない。その時は、内容を解釈する必要がある。解釈というのは、具体的にそこに書かれている詩が、どのような前提で成り立っており、その前提を可能にしている文脈を読み解くことだ。前提と文脈は、当然、作品から導かれるものでなくてはならず、こちらが勝手に決めることはできない。それは、行間を読む、空白に意味を見出す、といったこととは全く違うことだ。 一冊の詩集を解

          リーボック

          リーボック

          運動と体調

          僕は、詩の同人誌『Lyric Junble』に所属しており、年2回の締め切りがある。あとは、日向坂46のファンなので、追える番組やライブ配信を追いかけている。ただ、基本的に僕の一番大事な仕事は、自分の身体のメンテナンスだ。 まず、3食固形物を食べる。前に、流動食で半年過ごしたが、その時は、ふらふらになった。基本的に人間は歯でものを噛んで飲み込まなければ、身体に必要な栄養はとれない。 あとは、運動だ。散歩・ストレッチ・筋トレを基本にしている。毎日できるわけではないが、できるだけ

          運動と体調

          物差し

          小説や、ドラマなどを楽しむ時に、自分の中に物差しとなる作品がある。 例えば、小説であれば、中村文則の『教団X』、ドラマであれば、『池袋ウエストゲートパーク』あたりだろうか。設定はシンプルだが、その中に重厚な意味や物語がある、構成もわかりやすいが飽きのこないひねりがある、主人公はいるが、どの人物が主人公でもおかしくないくらいの人物設定になっている。今、読んでいる、見ている作品が、物差しとなる作品にくらべて、どの点がどう違うのか、似ているのか、あるいは、似て非なるものなのか、とい

          欲望

          詩を書くこと、編集して本にすることは、楽しいし面白い。ただ、実際にそれをやっているということは、僕の中にその欲望があるということだろう。何かをするときには、まず、それをしたいという欲望があり、それを可能にする技術や能力があり、これは一番大切なのだが、それをする体力があるということが必要だ。 若い頃は、学生時代などは、勉強をしたりストリートダンスをしたり、友人と建築物を見て回ったり、といろいろなことをする欲望と体力があった。この歳になると、そんな多くの欲望も体力も残っていない。

          新詩集『ある仮定のもとに成り立つ場所』

          新しく、詩集『ある仮定のもとに成り立つ場所』(私家)を上梓しました。葉ね文庫さんと、七月堂さんにて、取り扱っていただいております。よろしければ、手に取ってみてください。 葉ね文庫 七月堂 https://www.shichigatsudo.co.jp/

          新詩集『ある仮定のもとに成り立つ場所』

          住む場所

          僕は、京都市の住宅街に住んでいる。生まれてから、今まで、ずっと同じ住宅だ。この辺りは、もともと、畑と田んぼが多く、家はポツポツとしか建っていなかった。80年代半ばあたりから、京都市に初めて地下鉄を通すことが決まり、近所に地下鉄の駅ができることになった。しかし、京都は遺跡が多く、工事は遅れて、実際に駅ができたのは1990年だったと思う。ただ、地下鉄を通すことになってから、この辺りが便利になるということで、大通りには、様々な店がならび、家の周りも急速に住宅が建ち始めた。今では、畑

          食べ物

          これまで、「日々〇〇」という形で日記を書いてきたが、ナンバーを確認するのが面倒くさくなってきたので、適当なタイトルをつけることにした。 僕は、食べ物に興味がない。もともと食べ物は何でもよかったのだが、病気になって、ますますなんでもよくなった。 過去に、固形物が食べられなくなり、半年ほど流動食で過ごした期間があった。体調は悪くなり、身体もボロボロになった。やはり、人間は歯でものをかんで食べなければダメなようだ。 今は、朝はバナナ、昼はカロリーメイトのブロックを4本、夜は納豆ご

          日々57

          僕にとって、詩を書くということは、欲望の問題だと思っている。 こういう詩が書きたいという構想や、それを実際に書くこと、編集して本にすること、この一連は、僕がやりたいと思ってやっていることだ。こういう詩が書きたい、というのは必ずしも僕のオリジナルではなく、過去に読んできた詩や詩集の影響が反映されている。それは、W.C.ウィリアムスや、入沢康夫、江代充、などの詩集だ。もちろん、小説の場合もあり、筆頭はカフカの短編だ。もしかすると、自分自身のオリジナルのアイデアなどというものはな

          日々56

          40代半ばくらいから、多くのことに対して、まあ仕方がないな~、と思うことが増えてきた。それは、自分と身の回りのことに対してもそうだし、もう少し広い世の中のことに対してもそうだ。 例えば、学生時代は勉強しながらストリートダンスをやっていて、それはもちろん体力があったということなのだろう。仕事を始めて、うつ病になった後も、体力をつけようと思って毎日ジムに通って筋トレをしていた時期もあった。今は、ジムに行く体力もないので、ストレッチと5分程度の散歩とちょっとした筋トレをする、という

          日々55

          僕は、日向坂46と櫻坂46のファンなのだが、日向坂46をメインに番組やライブ配信をチェックしている。 テレビ東京で日曜深夜に放送している『日向坂で会いましょう』は、配信サイトLenimoで見ることができる。そのほかでは、ヒコロヒーと一期生の斎藤京子のバラエティー『キョコロヒー』、その他、メンバーのラジオ(結構多い)をチェックしている。もちろん、シングルのMVも見る。 櫻坂46の『そこ曲がったら櫻坂』は、現在、ネットで配信していないため見られないが、見られるようになったら、また