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蠍座の美学 『一体』と 『分離』のあいだ.

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【さそり座は「水 × 不動」の組み合わせ】

さそり座は水の星座であり、不動の星座。

特性としては
「探求、執着、深い情動に身を浸そうとする傾向」。


まさに「ひっそり衛る(まもる)」。
しかも「深いところで脈々」と。

動きを感じさせないのに、
存在感がハンパないのは12星座中トップ。

ひっそりという言葉を
あえて使ったわけですが、

鍾乳洞に流れる水をイメージしています。

明るさはないですが、
何万年も流れが途切れないことが、

かえって生命力の深さを醸し出す。

この根源的な魂こそが
「さそり座」。


「衛る」というのは、
「外側をとりまき中をまもる」イメージ。

「まもる」には
「守る、護る、衛る」と

それぞれ使い分けがありますが、

さそり座にとっては
「衛る」がしっくりきます。

「欲望に忠実、人と深く関わること」であり、
「一体感」という概念とリンクします。


「一体感」とセットにあるもの。

「疎外感」とつながりそうですが、

僕自身は「一体感」とセットにあるのが
「分離感」だと考えています。


一体感というのは、
本来は別のものがひとつになることですが、

実はとんでもなくリスキーなこと。

これは臓器を移植したときに起こる
身体の変化を考えると明らかです。


水×不動のさそり座にとっては、
痛みに耐えてでも、
愛するものとひとつになりたいと願うもの。

それこそが、さそり座の美学です。

美学とは、こだわりでもありますし、
求めるもののためなら、
自分の生命を差し出すと決めているもの。

ひとつのものを極限まで求めること。

心がいつか崩れ落ちそうな感覚と
本当は隣り合わせなのかもしれません。

妥協なんてしない、
偽物なんていらない。

魅せられたものを深く求める生き方をする。

極めることを祈る
純粋なさそり座だからこそ、

「拒絶からの分離感」へ
誰よりも敏感なのかもしれません。


12星座の8番目に位置するさそり座。

ものごとを突き詰め、
ひとつのことに情熱を傾ける。

それを極めることへ喜びを感じようとします。

逆境を避けるなんてありえない。


だからこそ、ホロスコープを詠むときに、

僕はあえて
言葉にしていることがあります。


どうか、
とことん磨き上げてほしい。

徹底的に尖ってほしい。


誰にでもできることじゃない。

さそり座のあなただからこそできること。


設定された限界と向き合いながら、

不屈の精神でどこまでも乗り越えるために
生きていこうとするあなたを、

僕はリスペクトしています。



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