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蟹座のあなたへのメッセージ 〜 I feel. 我 感じる 〜.


抱えている悲哀に 波打たれていく心

時間が止まる

悲しみと
ひとつになれないことはわかっていても

少しでも揺れへ重なろうとする  鎮魂の脈理


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一滴の雫で拡がる波紋のように
人の感情は常に揺れている

砂時計のこぼれる微かな音よりも
センシティブな感情の揺れるリズムを聴く

誰もが 深いところへ
消せない弱さや悲しみを感じている

それが人を儚弱にさせ
コントロールを見失わせる

それを忘れて
弱さや悲しみを まわりと比較して訴える

抱きしめてもらうことばかりを求める

すぐに紛らわせて
根本的なところへふれようとしないから

応急処置にしかならない


自分が一番可哀想だという想いでは
決して救われない

自分を一番可哀想な人として
哀れむことが

本当は何よりも悲しいこと


弱さや悲しみに打ちひしがれ
自己の感情へ堕ちていく

どこまで堕ちても
最後に立ち上がるのは 自分の力

最後は自分から鮮やかになる


自己へ同情してうずくまっていても
誰も振り向いてはくれない

痛みが疼く時ほど
直接手は貸してもらえない

だからこそ 自己の弱さと悲しみは
自分で優しく包み込む


自分で感じたものは自分だけのもの

自分の感じたことは
自分でしかふれてあげられない

悲しむ人をみれば
誰もが心揺れ 手を差し伸べたくなる

それでも 共感はされても
ひとつにはなってもらえない


自分に必要なものだからこそ

自分に背負うことが
できるからこそ感じられる

痛みをともなって覚えたことは
必ず自己を信じられる力となる

そして信じられないものには
頼らなくなる

弱さ 悲しみ  痛みをこえていく

感情と行動がその人のオーラとなる


無駄な感情は存在しない

どの感情も
何かを教え導くためにある

無理をして 前を向くくらいなら 

何も手につかなくなるくらいに
乱れてみる

自分の弱さが悲しくて

ふと涙が出てきてしまうくらいの
ところまで責めてみる

人は脈絡のない行動はしない

何かをつかもうとしているから責め悩む


堕天使に誘われていくのなら 

どこまでも自己を見失い
壊れていけばいい

壊れていく
自己の弱さを認めたからこそ 

再生していく強さが生まれる

青色の言葉が伝える
「喪失と再生の心」が そこにはある


弱さの果てに
自己を守ろうとする強さと出逢う

弱さを知るから 強さを知る
悲しみを知るから 喜びを知る

切なさは愛しさを
寂しさは優しさを教える


弱さや悲しみから目をそらしたくて

「いつも自分だけを見て」と

相手の心を奪い 
自分だけを押しつける恋愛

相手の心には勝手にふれない

ふれてもいいのは
相手のほうから差し出された時だけ

そして差し出された時には
素直に「ありがとう」と受け取る


相手には何も求めない
強さが「愛する」という感情

ただ 強さというのは
「もう充分もらっているから あとは返すよ」

そう思える気持ち


相手は自分のことを
愛してくれるためだけではなく

自分が人を愛する意味を
教えてもらうためにいてくれるもの


何事もなかったかのように

揺れていた水面が
静かに戻っていく瞬間はくる

揺れることを忘れた
凍てついた心になるよりも 

何度揺れても 
静かに戻っていく心を持つ

すべての感情を許して受け入れるために
儚きグラデーションとの絆を深めていく





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