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餃子はカリカリに焼きたいという話。

餃子っておいしいですよね。

たっぷりのキャベツや白菜にニラ、にんにくとしょうがをきかせて、ひき肉が旨味をプラス。

個人的にはいわゆる肉餃子より、野菜たっぷり目が好きです。
でも肉が入ってないのは物足りない。

たっぷりの野菜にお肉が旨味を足してくれる。そのバランスが好みです。

🥟焼き加減はあれです

そしてそんな餃子の美味しさのポイントがもうひとつ。

焼き加減。
もういうまでもないですね。

カリカリ。
底がカリカリ。

いわゆる“よく焼き”が大好きです。

🥟“よく焼き”してみます

というわけで今回は餃子を大好きな焼き加減で仕上げてみるお話です。

餃子を包むのって、子供の頃は魔法みたいに見えました。
手早く、連続で機械的に包む手仕事になんともいえない魅力を感じたものです。

さあ、包み終わったらいよいよ焼きです。

まずフライパンは冷たいままでスタートするのがポイントです。
油を敷いたフライパンに餃子を並べて火をつけます。

そのまま強火で焼いて、焼き色がついてきたら中火に落として水を入れます。水の量は目分量ですが、目安としてマグカップ半分くらいでいいと思います。

蓋をします。

そのまま中火で皮が半透明になるまで蒸し焼きにします。

これくらいが蒸し焼きの目安です。

蓋を取って、水分がなくなるまで焼きます。
もし皮が透き通ってきたのに水がたくさんあるようなら、蓋で軽く抑えてフライパンを傾けて水を捨てればOKです。なので水を入れるときにそんなに分量に神経質にならなくても大丈夫です。

🥟これがカリカリのポイント

そしていよいよ仕上げです。
これがカリカリのポイント。

ごま油を垂らして、フライパンを傾けて餃子の下に流し込んで、底がカリカリになるまで焼きます。

どうでしょう。
このカリカリ。

ポイントは仕上げのごま油で、底を揚げる感じで焼くところ。

しかもごま油を使うことで、香りもよくなるんですよね。

ひと口かじると、底がカリッパリッとしていて、皮の中の餡はハフハフの熱さ。

もうお供はあれしかないですよね。
夏に美味しいあれ。

ビールがほしいです。

個人的な好みなのですが、おなじ中華のおつまみでも焼売でご飯はいけるんですけど、餃子はご飯で食べたいという気持ちにあまりならなくて、もうビールしか見えなくなっちゃいます。

そこにもむちむちした焼売とは違う、餃子のカリカリが影響している気がします。

からっと揚がったフライだったり、かりかりクリスピーなポテチだったり、よく焼き餃子の底だったり、こういう食感ってなぜかビールを呼んでいる気がするんですよね。

🥟餃子でおもてなし

餃子のいいところは、中に詰める餡の素材でおなじ餃子でも全然別の料理みたいに楽しめるところ。

たとえば、

  • 基本の豚ひき肉+キャベツ(or白菜)+ニラ+にんにく

  • チーズ入り

  • 基本+小エビorホタテorイカの海鮮仕上げ

  • 細かく刻んだ茄子入り

  • ソーセージを包んだ変化球

などなど。
バリエーションはほぼ無限。

いろんな種類を用意して、順番に焼いてみんなでつつく。なんなら、具の載ったお皿をビュッフェのように並べて、食べるときにみんなで好きなものを包んでもいいですよね。ホストがすべて用意しておく必要がなくなるし、共同作業って盛り上がりますしね。

そんな餃子パーティ的なおもてなし。
楽しそうです。

素敵なおもてなしになりますように。

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