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カツカレー

🍛カツカレーの魅力って…

カレーって子供の大好物ですよね。

そんなカレーの中でもカツカレーはとびっきりのごちそう。
子供の頃、洋食屋さんにつれていってもらうと、メニューの写真に釘付けになった記憶があります。

なんといっても大好物のカレーに、ごちそうの代名詞のカツがのってるんですから、もう魅力ありすぎです。

あの頃の記憶があるから、おとなになってもやっぱり魅力的なんですよね。

🍛カレーの材料(約4皿分)

豚バラブロック…500グラム程度
にんにく…1片
玉ねぎ…1個
セロリ…1本
オリーヴオイル…適量
バター…10グラム程度
フォンドボー…500ml
赤ワイン…500ml
トマトペースト…小袋1
カレー粉…大匙3~4

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薄切りにしたにんにく、玉ねぎ、セロリの茎の部分をオリーヴオイルとバター(分量の半分)で色づくまで炒めます。

カレーというと弱火で玉ねぎなどの香味野菜をじっくり長時間炒めるイメージがありますが、我が家では強めの中火でときどきかき混ぜながら色づけるように炒めています。

玉ねぎをソースの中に溶かしこんでしまいたい場合は、じっくり炒めてあめ色にするのがいいと思いますが、今回のレシピではあとで濾してしまうので、形が残っていても問題ありません。

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続いて豚肉を大きめの角切りにします。煮込んだらサイズは縮むので、食べるときをイメージして、それよりひとまわり大きく切り分けるのがポイントです。
強火でじっくり焼いて色づいたら返して、全面を焼きつけます。

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お肉は焼き色がついたら香味野菜を炒めた鍋に移して、焼いたあとのフライパンに赤ワインを注いで煮立てます。
ヘラを使って旨味をこそげおとして、そのままお肉を入れた鍋に移します。

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鍋にフォンドボーを注ぎ、トマトペーストとセロリの葉を入れて火にかけます。

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沸騰したら中火に落としてそのまま1時間から1時間半ほど、お肉に竹串を刺してすっと通るくらいまで煮込みます。

煮込んでいる途中で水分が減ってきたら、水を足して煮込んでください。ここではお肉を柔らかくするのと、お肉と野菜の旨味を煮出すのが目的です。濃度や味の調整はあとでしますので、ここでは味見して薄く感じても大丈夫です。

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お肉が柔らかくなったら、煮汁を濾して、お肉と煮汁を鍋に合わせます。

濾した野菜は旨味をたっぷり吸っているので、冷まして冷蔵や冷凍で保存しておくと、煮物やソースの旨味出しに使えます。

🍛いよいよカレーの仕上げです

小鍋にオリーヴオイルと残りのバター、カレー粉を入れてよく混ぜながら炒めます。

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カレー粉は焦げやすいので、混ぜる手は休めないように意識します。

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香ばしい香りが立って全体がなじんでペースト状になったら火を止めます。

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お肉を煮込んだ煮汁を少しずつ入れて、ヘラでカレー粉を溶かしたら、お肉と煮汁の鍋に合わせて、そのままさらに30分ほど煮込みます。

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煮汁にお好みのとろみがついたらカレーの煮込みは完了です。
いったん冷まして味をなじませておきます。

ではトッピングの目玉!
トンカツを作っていきます。
個人的にはあっさりとしてやわらかいヒレ肉が好きなので、今回はヒレカツにします。

🐷ヒレカツの材料

豚ヒレブロック
天ぷら粉

パン粉
※分量は豚ヒレのブロックのサイズに合わせて調整してください

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ヒレ肉を斜めに削ぎ切りにしてスライスします。

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水で溶いた天ぷら粉→パン粉の順にヒレ肉をくぐらせます。

小麦粉→溶き卵→パン粉の順でつけてもOKですが、衣の際にいつも残った溶き卵がもったいないなぁと思ってました。そんなとき思いついたのが、てんぷら粉を使う方法です。

天ぷら粉を使えば、卵の残りが出る心配もないし、衣用に用意するバットもふたつで済むので洗い物も少なくて実用性が高いと思っています。

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あとは揚げるだけです。

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ヒレ肉は火通りもよい素材なので、高温で一気に色づけていきます。

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下になった面の衣がしっかり固まったら一度返して、両面がしっかりきつね色になれば揚げあがりです。
見た目だけで心配であれば、竹串を刺して少しおいて、抜いた竹串がしっかりと熱くなっていたら中まで火が通っています。

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揚がったらしっかり油を切ります。

🍛いよいよ盛り付け!

では仕上げていきます。
盛り付けはお気に入りのシルバープレートにしました。
老舗の洋食屋さんっぽくて雰囲気いいんですよね。

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福神漬けとらっきょうを添えれば、ますます気分が上がります。

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ご飯の上にカツをのせたらできあがり。

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🍛カツカレーってやっぱりゴージャス

写真を見てもやっぱりゴージャス…!!

ところでカツカレーのソースはやっぱり、欧風がいいですよね。
家庭風のじゃがいも、にんじんがゴロゴロ入ったカレーより、カツの存在が際立つように思います。

日曜のランチのおもてなしにこんなカレーがでてきたら、喜んでもらえる気がします。

それでは、すてきなおもてなしになりますように。

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