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理想のサイズ感で作るオーダーのブレザー。

さて、店主のレディースオーダーへの熱が止まりません(笑)

もちろんメンズのオーダーを中心としていることに変わりはありませんし、まだまだ思うような実績を詰めてはいませんが、こうして新しいことにチャレンジすることは刺激的で楽しい。生きてる〜って実感する。笑

一歩踏み出すときには結構な負荷がかかりますが、踏み出してしまったらもう止まりません。オーダースーツの事業を始めた時もそうだったな〜と、懐かしく思う日曜日の朝です。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今日は、前回に引き続き、東城商店レディースの定番(にしたい)オーダーブレザーのご紹介です。前回の記事はこちら↓から。

前回は主にブレザーのディティールやデザインをご紹介しましたが、今回は実際に着用している様子を中心に。

オーダーブレザーのご依頼をいただいたのは、冬季オリンピックに3大会連続で出場された、元女子アイスホッケー日本代表の米山 知奈さんです。

2022年に現役を引退され、セカンドキャリアでも活躍されている米山さん。普段の仕事や講演など、スーツスタイルが増えてきたことからご依頼いただきました。

またトップアスリートに共通することではありますが、サイズの面でなかなか理想の洋服に出会えない、といったお悩みも聞かせていただきました。

撮影した写真とともにオーダーブレザーを紹介していきます。

このオーダーブレザーでは、肩パッドと芯地*を抜いています。(*生地と生地の間に入っている資材のこと:芯地が入っていると型崩れしづらくパリッとした見栄えに)

これは完全に私の主観ですが、メンズは「職場ではスーツでしょ!」といった概念がまだ残っているので、人によっては選ぶ手間がかからず楽なんです。

それに比べてレディースはそんなことなくて。仕事に着て行く洋服に悩むんじゃないかな〜とずっと思っていました。思えば「仕事に着ていく服がない」って言葉は、メンズから聞くことってほとんどないですよね。

なので東城商店では、オンでもオフでも着れるような万能なブレザーを作りたいと思って、肩パッドと芯地を抜くことで柔らかいシルエットにしています。

グレーのスラックスと合わせてオンスタイルに。
白のワイドパンツでオフィスカジュアルっぽく。

インナーとパンツの組み合わせで印象がガラッと変わります。ぜひデニムなどのカジュアルなアイテムにも合わせてみて欲しい。

腕をまくると色を合わせた小さなペイズリー柄。

東城商店のレディースならではのこだわりは、腕まくりをした時に裏地がちらっと見えること。

「腕がまくれる仕様+袖まで総柄裏地」は有料のオプションですが、レディースでは標準仕様でご提供しています。

女性は特に手首や足首を見せることで、抜け感がでてスラッとした印象に見えますよね。

体のラインが出過ぎないメンズライクなシルエットながら、丸みを帯びた襟や特徴的なボタンによって女性らしさも。

必要な場面でさらっと羽織れる。万能な一着に。

< Fabric > CORDURA STRETCH
<Fabric mix> Nylon 97% ,  Pu 3%
< Price > 43,000円 +tax

いかがでしたでしょうか。
米山さん、改めて今回のご依頼と撮影へのご協力ありがとうございました。

東城商店のレディースオーダー、少しでも気になった方はぜひお気軽にお問い合わせください。noteのコメント欄でも、インスタグラムのDMでも。皆さまからのメッセージをお待ちしています。

それではまた来週ここでお会いしましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました😊


●最近、スマートフォン用の三脚を購入し、インスタグラムでリール動画を更新しています。ぜひこちらも覗いてみてください。生地の紹介をはじめ、東城商店の裏側を。店主もたまに登場します。


ご予約・ご相談は、ホームページからいつでも受付中です。ささいな質問などでも構いませんので、お気軽にお問い合わせしてみてください😊


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