見出し画像

"他人のために着る"ことが、自分のためになるって話。

「あなたはなぜスーツを着ているんですか?」

この問いに、スーツが好きだからって答える人はきっと少ないでしょう。

あなたはなぜスーツを着ているんですか?

ほとんどの方は、

職場のルールで決まっているから、他者に失礼のない服装をしたいから、イベントや行事でのドレスコードだから、しっかりとした印象を持たせたいから、など、

自分が着たいから着ているというよりは、周りの環境とか他者に合わせて着ている人が多いんじゃないかな?と思っています。

今日は突然の質問からはじめてみました。笑
"他者のために思いやりを持ってスーツを着ること"について書いていきます。

スーツはどんな時に着る?

スーツを着用するシーンとして一番多いのは、法事やお葬式であるという調査結果があります。

スーツ着用場面は「法事、お葬式等」が所有者の6割弱、「仕事」「結婚式」が各4割弱、「入学式・卒業式など行事やお祝いごと」などが3割弱。

スーツに関するアンケート調査

これは故人に対する敬意といった、他者に対する思いやりがスーツという服装につながっていますよね。

このようにスーツを着る時には必ずといっていいほど他者が存在していて、他者にどう思われたいか、という視点が大事になってきます。数えきれないほどの種類がある洋服の中でも、その意義が強いのがスーツだなと感じています。

他者にどう思われたいか。

なんとなくスーツを着ていない?

スーツは体の約8割を覆っている布なので、第一印象への影響がめちゃくちゃデカい。なので、自分の好みで選んだ柄や色のスーツが、時には他者に対して悪い印象を与えてしまうこともある。

どうせだったらイケてる男だな〜って思われたいじゃないですか。それだったら「スーツを着なきゃ…」となんとなく袖を通すのはもったいない。

どうせ着るならかっこよく。

「どんな場所で、誰のためにスーツを着るのか。」こう考えながらスーツを着る・作ることで、他者からの見え方がきっと変わってくるはず。

他者に思いやりを持って身だしなみを整えることで、日々の行動にも思いやりが生まれてくるのではないでしょうか。

他者のために着るスーツ

東城商店の"ちょうど良い一着"というコンセプトは、サイズ感やシルエットなど、自分から見てちょうど良いというのはもちろんですが、社会から見て(=見た目)もちょうど良いということを大事にしています。

「どんな場所で、誰のためにスーツを着るのか。」スーツを作る時には、このことを対話の中で確認しながら、その人に合わせた目立ちすぎない色合い、体にフィットした自然なシルエットを実現していきます。

着るときのルールや他者からの見られ方といった、ある意味でのしがらみの中で、さりげないこだわりや遊びを入れていくことこそ、オーダースーツの楽しさだと思います。

こだわりはさりげなく。

第一印象、大事。

最近読んだ本の中で印象的だったのが、
ハーバード大学が進めている成人発達研究の調査において、「私たちの幸福と健康を高めてくれるのは、年収や学歴ではなく、"良い人間関係"である」という結果が出ているそうです。

良い人間関係のはじまりは第一印象からですね。他者に思いやりを持ちながら身だしなみを整えて、素敵な紳士をともに目指しましょう!

ショップカード作りました。

それではまた来週ここでお会いしましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました😊


東城商店のオーダー体験会 in 東京

日時:2024年9月20日(金)、21日(土)
場所:東京 品川周辺を予定*

 *ご希望によって調整可能です

オーダーできる商品は、スーツ、ジャケット、ブレザー、スラックス、チノパン、シャツなど。いずれもメンズ・レディースともに対応しています。

ご予約はインスタグラムのDM または ホームページのお問い合わせフォームよりお待ちしております。時間・場所の調整をさせていただきます。


●最近、スマートフォン用の三脚を購入し、インスタグラムでリール動画を更新しています。ぜひこちらも覗いてみてください。生地の紹介をはじめ、東城商店の裏側を。店主もたまに登場します。


ご予約・ご相談は、ホームページからいつでも受付中です。ささいな質問などでも構いませんので、お気軽にお問い合わせしてみてください😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?