Gasoline
その目に映らないものは信じないと言うくせに神様の名を並べるあなた
世の中の不幸なんて自分には巡って来ないと最後の最後まで決めつけたいのね
2人は異国の宗教の様にぶつかる
緋いのは血じゃ無くて立ち昇る炎
私は火種であなたはガソリンみたいね
激しく爆発して何もかもを壊してゆく
それなのに 心はどうしてこんなにも
冷静でいられるのだろう
そしてキスと同時に毒を口移すあなた
私は利口に騙されたフリを演じる
ありとあらゆる知識を武器に変える
虚言はここでは火薬へと変わり果てる
私は火種であなたはガソリンみたいね
危険だと言われるほど逆に近づけてしまうの
どこまでも楽しむつもりでいるけど
ここから逃げたい
あなたには合わせられない
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