そもそもコーチングとは？

私たちは、日々何かするとき
「時間ないから」「お金ないから」
「才能ないから」「難しいから」・・・

そんなたくさんの言い訳をして

”したいと思っているのにできない”
”この問題があるからその先の目標にいけない”

と思い込んでいることが沢山あります。

その言い訳が本当の理由なのか、
他に理由があるのか、
できると思い、動くことはできないのはどこが足枷なのか？

自分の気持ちがわからないまま
無意識に心をがんじがらめにしてしまっている事があります。

そこに、
「そもそもしたいと思った理由は？」
「お金があればできるのか？」

など、一つずつこんがらがった紐を解くように問いかけて、
じっくり自分の心と話をすると…

気づいていない本当の理由だったり、
できると思える新しい方向性であったり、
怖がっていた何かだったり・・・

が、見えてきたりします。

そこが明確になると、
動く事ができるようになったり、
スピードが上がる事に繋がることがあるんですよね。

”したいと思っているのにできない”
”問題があるから目標に進めない”

その状態は、
[自分を信じきれていない]
とも言えます。

それは、自分の気持ちが見えていないから、
そこに何か「モヤモヤ」したものがあるからです。

自分との「コミュニケーション」が取れていない状態なのかもしれません。

自分との対話の中で、
自分が蓋をして見たくないと思っていたところや
他人主体での価値観に自分自身が惑わされていることなどを、
ほぐす過程において気づいた無意識の感情や、
自分の心を自分でがんじがらめにしていた思い込みなどを取り払い、

”できる、進める”と思う状態は

[自分を信じている]と言えます。

自分との「コミュニケーション」が円滑に取れている状態なんだと思います。

その、自分の心がごちゃごちゃだったり暗闇で見えなくなっているところに
”問いかけの対話をする”
それが「コーチング」なんだと私は考えています。

なので、私が行うコーチング自体には問題を解決する技術はありません。
持ち合わせる情報提供はできますが、こうしたら良いというアドバイスはできません。

あくまでも、答えを見つけ出すのはご自身です。

自分と向き合い対話することは”セルフコーチング”で得られます。

私自身は、迷い暗いトンネルの中にいる時に、
自分は何がしたいと思うのか？
ここに居る意味は？
好きなものは何か？
を毎日ずっと問いかけてきた日々があるんです。
それが、今の私の軸を作ってきたことでもあります。

ですが、人というのは習慣的な部分が強く
同じことを問いかけて、
同じ答えしか出てこない
結局、渦の中から抜け出せないという事態が起きる事がたくさんあると思います。

そういう時に友人などと雑談の最中に、
意外な一言で”はっ！”と、して
全く違う答えが引き出されたりした経験が
誰しもあると思います。

それがいわば日常の中でコーチングが機能した瞬間なんですよね。

その雑談のような話の中で
意識的にご自身が持ち合わせないであろう、
違う視点から問いを投げかけたり、
客観的に見えた物事をそのまま伝えしたりすることをして
ご自身の中の無意識な気持ちを引き出すことを行うのが

「コーチ」
という存在です。

ご自身とは違う人間なので、
目の前の問題によって
様々な方向性からのアプローチで対応できます。

「コーチ」＝見えている世界を広げるための問いの提供ともいえます。

コーチが「自分と向き合い対話する」ことに寄り添い応援するのは、
個人セッションで行えます。

継続して関わることで、立ち止まりそうな時、
新たな何かで動けない時にもずっと信じて寄り添い、
新しい視点からの問いを投げかけることで、
ご自身とのコミュニケーションを円滑にしていく応援をします。

コーチが常に関わっていなかったとしても、
コーチングをご自身の中に取り込んで
生活の中でも常に活かすようになるためには
「コーチング」（コミュニケーションスキル）を学ぶ事が早道なのかもしれません。

コミュニケーションスキルは自然と身につけるのは難しいです。

上記に記載したような、
無意識の部分でがんじがらめになっている事や
物事の見え方捉え方は人それぞれなので、
当たり前と思いすぎて、気がつかないことも多いのです。

まずはそこに気づくことが大事なのかなと思っています。

コミュニケーションスキルを学ぶ事で、
その当たり前の思いなどに問いをかけて
答えを出し続ける事で、
自分を信じる力を高められます。

それができると、自信をもって他者との信じあえる関係を作る事がでると思います。

次はコミュニケーションを学ぶとは？について書きたいと思います。

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