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noteさんからお返事をいただいた&現状を逆手に取ってみた


お問い合わせへのお返事をいただいた

先日、記事作成の不具合について書きました。

記事の本文中に、Amazonリンクの埋め込みが出来なくなっている件です。
(URLを貼ることは出来るけれど、カード表示のリンクにならず、URLでしか表示されない状態)

実は、他の方の記事で、不具合発生を確認した「先週金曜日の夜」よりも後に投稿されているのに、Amazonリンクが問題なくカード表示になっているのを目にしていました。

だから当初は、私のアカウントだけに起きている現象だと思っていたんです。
Amazon側で何か制限がかかっていたりするのかなあ、という具合に。


しかし、note運営事務局の方からいただいたお返事を読むと、どうもそうではなく。
note全体で確認されている事象とのこと。

私だけじゃないなら安心、と思う反面。
すぐに修正することが難しい状況のようで…。
当面は「Amazonリンクで書影を見せる形式」の話題は難しいみたいです。


出来ないなら出来ないなりに。
この状況ならではの話題って何かあるかな?
と、先日の【もしも劇場】の内容以外で考えた結果。

Amazonに売ってない本の話をしよう

という結論に至りました。

いわゆるZINEやリトルプレスといった、一般的な書籍の流通経路には乗らない本ですね。

と言っても、あまり多くを読んでいるわけではないので、数は限られますが…。
ここからは、特に好きな二冊をご紹介します。


ボッティチェリ 疫病の時代の寓話

バリー・ユアグローの掌編小説集です。
翻訳界では超大御所の、柴田元幸氏が翻訳を担当されているにもかかわらず、リトルプレスとして発売されています。

その理由は、本書に収録された12の掌編がいずれも、著者のバリー・ユアグロー自身が「正気を保つために」書かれたものだから。

2020年の春、都市封鎖状態のニューヨークで書かれた事実が「感染」「外出禁止」「マスク」などのワードからも伝わります。
柴田さんもその想いに応えるように、メールで届いた掌編をすぐに翻訳。
おかげで日本でも、リトルプレスの形式で即座に発売されることになったわけです。

この時期の切実な温度感がこもった、貴重な作品集だと言いたい。私は表題作の焦燥感が大好きです。



みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに

先日「望んだ途端に必要な情報が舞い込んできた」というタイトルの記事を書きました。

「リトルプレスをつくってみたい」
と、ぼんやり考えていたタイミングで、叶えられるかもしれないサービスに巡り合った話です。

実は、上述の記事を書きあげて下書き保存した日の夕方に、小沼理さんのこの本を知ったんです。
遠出をするために遊びに行った、宇都宮からの帰り道でした。
(記事は宇都宮駅構内のスターバックスで書きました。居心地の良いお店でした◎)

店頭で見かけて、即座に手に取り。
薄手のビニールに包まれていて内容は読めなかったけど、タイトルに惹かれたので思い切って購入。

結果、大正解だったわけです。
初読み作家さんでしたが、エッセイとしての文体が「しっくりくる」感覚だと思えたこと。
加えて劇的なタイミングになった出会い方もあって、既に三回通読しています。

タイトルだけを見ると「売る」に重きを置いているように思えるかもしれませんが、実際の内容は「日記を書く」や「続ける」ことにもしっかりフォーカスしています。面白いです。

※ちなみに本書はnoteでの連載がきっかけで生まれたそうで、現在は以下リンクより初回分のみ読めます。



まとめ:不便を楽しむ、という解釈

私のnoteの下書きメモは、現時点で50を超えています。
しかしその半分近くが、好きな本の話や本の紹介といった、Amazonリンクのカード表示を添えて書くことを前提にしているものです。

不具合が解消されるまでは、これらが封印された状態だと考えてみたら。
なかなかえげつない事態と言えます。

しかし、難しいほど燃える質なのも確か。
しばらくは試行錯誤が続くかと思いますが、見守っていただけますと幸いです。

お読みいただき、ありがとうございました。
今日も良い日になりますように◎



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