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CoCoTELIコミュニティの募集を開始します!!!

みなさんこんにちは。

CoCoTELI代表のとおいです。

今日は報告のnote!


タイトルにもありますが、

ついに、、、


CoCoTELIコミュニティの募集をスタートします!!!


今日はコミュニティに関することをいくつか書いていきたいと思います。


CoCoTELIコミュニティとは?

まずは、CoCoTELIコミュニティってなんなん?

ってとこについて書いていきます。


その前に、、、

CoCoTELIについて一言で説明します。

CoCoTELIは

心の病を抱える親を持つ子どもの支援団体

です。

将来的にはこれをビジネスとして行い、お金を回す仕組みをつくることによって、この問題に取り組むプレイヤーを増やし、多くの子どもに支援を届ける・選択肢を増やす、ということを目指しています。

最終目標は

心の病を抱える本人・その家族が生きやすい社会の実現

です。

ここを目指して日々活動しています。


そんな任意団体CoCoTELIのコミュニティこそがCoCoTELIコミュニティです。


どんなコミュニティなの?

CoCoTELIコミュニティの対象となるのは

心の病を抱える親を持つ子どもの立場である現役学生(25歳以下)

です。

※学生じゃなくても25歳以下なら参加可能です

対象とする心の病は

うつ病・双極性障害(躁うつ病)・統合失調症

この3つです。

色々考えたのですが、様々な理由からはじめはこの3つに絞りました。


コミュニティの内容としては、


〇Slackグループでのチャット機能を使った掲示板のようなもの

〇週1回の交流会(語り&ゲーム)


を考えています。

内容に関してはこれから活動していく中でどんどん詰めていきたい部分です。(専門家のみなさん、アドバイスをいただけると嬉しいです)


今後、CoCoTELIとしてコミュニティを


〇辛くなった時に頼れる場・帰ってくる事ができる場

〇専門機関にヘルプを求めるハードルを下げる場


にしていきたいと思っています。

一言であらわすと

居場所

です。

そこを目指すのにはいくつかの背景があります。


現役学生支援の難しさ

僕も

心の病を抱える親を持つ子ども

の立場の1人です。

詳細はこちらの記事に載っているので読んでくださると嬉しいです。

↓ ↓ ↓


中高生時代、自分の家庭環境がよくないと気づいた時、僕はこんな悩みを抱えていました。

スクリーンショット 2021-08-31 11.10.29

周りの目を気にして誰にも相談できなかったし、自分の人生を生きることなんてできないと思っていました。

学校にスクールカウンセラーさんがきているということも知っていましたが、そこに行くだけで

「あいつ病んでるんじゃね?」

と言われるのが怖くてスクールカウンセラーさんのところにもいけませんでした。

そんな子どもは多くいるのではないでしょうか?

特に、親からの虐待などで苦しむ子どもは大人に対する不信感を持っていて、中々大人を信頼できないという事が多いと思います。

そのため、悩みを抱える子どもが大人とつながるハードルは高くなっていると考えられ、現状として現役学生に対する支援を広げていく事が非常に難しくなってしまっています。

実際に僕も

心の病を抱える親を持つ子どもの立場の家族会

に参加した事がありますが、そこにいる現役学生は僕だけでした。

他の参加者は30代〜50代。

現役学生がいないことに衝撃を受けました。

それは、その人たちが悪いのではなく、子どもたちに

『感じている孤独感や悩みを話してはいけない』

と思わせてしまうような社会の雰囲気の問題、

支援があることが目に入らない状況の問題

であると思います。

また、こちらのnoteでも少し触れましたが、

精神疾患患者の家族支援

の領域(特に子ども)はお金を回すことが非常に難しいです。

また、彼ら・彼女らの存在がなかなか顕在化しない。

そのため、現役学生に支援を届けることが非常に難しくなってしまっています。

そんな中で現役学生向けのコミュニティを作ることが解決策の1つになるのではないかと考えました。


CoCoTELIコミュニティが目指す所

僕たちは、心の病を抱える親を持つ子どもには3種類の人がいると考えています。

それは、

①支援を必要としない子ども

②辛さや悩みを吐き出したい・相談したい子ども

③解決策を求める・専門機関と繋がりたい子ども

です。

僕たちCoCoTELIではこの、②と③の子どもを対象としたコミュニティ&サービスを作っていきたいと考えています。

CoCoTELIコミュニティの立ち位置


画像にも書かれていますが、

②と③の子どもにとって


辛い時に頼れる居場所

専門機関へのハードルを下げる場


にしていきたいと思っています。


コミュニティのポイント

コミュニティを作っていく上で大切にしている事がいくつかあります。

オンライン
第三者
当事者同士
匿名OK

です。

これについても少し書いていけたらいいなと思います。


①オンライン

現役学生(特に小中高生)はオフライン開催のハードルが非常に高いと考えられます。


外に出て、知らない人に会いにいく

会場に向かうまでにかかる交通費


この2つはオフライン開催によってコミュニティ参加のハードルを大きく上げる要因だと考えます。

対してオンライン開催であれば、


嫌だったらすぐに抜ける事ができる

交通費がかからない


という点で参加がしやすいと考えました。

また、地域差もなくなると考えています。

やはり、田舎に行けば行く程、様々なものと出会う機会というのは減っていくと思います。

それはこのような家族会・当事者グループも同じはずであり、かなりの地域差があると考えられます。

そんな中で、オンラインコミュニティにすることで、

地域による差がなくなり参加しやすくなる

と考えられます。


もちろん、オンライン開催にすることで生まれるデメリットもいくつかありますが、それを上回るメリットがあると考え、オンラインコミュニティで行っていこうと決断しました。


②第三者

これは、実際に僕自身も感じていた事なのですが、

自分の親を知っている友達に親のことは相談しづらい

そのような悩みをもち、1人で悩みを抱え込んでいる子どもは多くいると思います。

そこで大事になってくるのが、話しても家族のことを知らない第三者の存在であると思います。

第三者であることで、家族のことを話しても親に影響がないというところは安心感につながると考えられます。


③当事者同士

この当事者同士という点は非常に大切な部分だと思います。

自分の家庭環境のことについて話せない状況により同じような状況の人と出会う機会がなく、孤独感を感じている子どもは多いはずです。

そんな中で、

共感

が生まれ、

1人じゃない

と思えることは彼ら・彼女らにとって大切な要素なのではないかと考えています。


④匿名OK

匿名がOKである点も支援のハードルを下げることにつながると思います。

会に参加したいけど、名前はバレたくないな

と感じている子どももいるはずです。

CoCoTELIのコミュニティでは、心理的安全性のために顔出しはお願いしますが、名前は自由とするように考えています。



気をつけたいこと

コミュニティ運営をしていくにあたって、リスクも多くあると思います。

様々なリスクがある中で、1番気をつけたいのは


CoCoTELIコミュニティに依存させてしまうこと


です。

初めて悩みを吐き出せる場所を見つけた、居場所を見つけた、と感じる子どもたちに起きがちな事が、そこに依存してしまう事だと思います。

しかしそれでは、その子どものこの先の人生の可能性を狭めてしまう


『生まれた家庭環境によって自分の可能性に蓋をするのではなく、自分の可能性に気づきワクワクできる社会になって欲しい』


これは僕、平井登威の想いです。

彼ら彼女らが家庭環境によって自分の可能性に蓋をするのを防ぎたいはずなのに、CoCoTELIのコミュニティに依存させてしまって、人生の可能性を狭めてしまったら意味がありません。

だからこそ、程よい距離感を保ち、依存させないことを大切にしていきたいと思います。


それ以外にもリスクはたくさんあります。

この問題は最悪の場合、命にも関わってしまう。

だからこそ難しい問題です。

リスク管理という面もしっかりと行っていきたいです。


最後に

今回はCoCoTELIのコミュニティメンバー募集開始のお知らせのnoteを書かせていただきました。

これから、様々な形で

精神疾患患者の家族支援

の課題解決に向けて挑戦し、走っていきたいと思います。

そして、この問題は様々な人たちが手を取り合って協力していく事が大切であると考えています。

そのため、専門家(医師、精神保健福祉士、臨床心理士、公認心理士など)のみなさまのご協力は必要不可欠です。

また、精神疾患と繋がる問題である、虐待問題、貧困問題、依存症問題などの問題に関わられている方との協力も必要不可欠です。


何か協力できる事がある、運営のお手伝いをしたい、コミュニティのお手伝いをしたい

という方がいらっしゃいましたらこちらまでご連絡いただけると嬉しいです!

※特に、専門家の協力者様を募集中です。


よろしくお願いいたします!


これからも日々課題解決に向けてコツコツ努力を積み重ねていきます。

みなさま、今後ともよろしくお願いいたします!!!


CoCoTELIに興味を持たれた方へ

もし、このnoteを読んで

「コミュニティに参加したい!」、「CoCoTELIに興味を持った」、「話を聞いてみたい」、「協力できそうな事がある」

という方がいられましたらこちらの連絡先にご連絡お願いいたします。

また、自分の原体験を生かして『講演活動』などもしていきたいと考えています。

僕たちが目標としている

心の病を抱える本人・その家族が生きやすい社会をつくる

ためには多くの人にこの問題を知ってもらう必要があるからです。

講演活動をしてほしい!

CoCoTELIについて取材したい!取り上げたい!

という方がもしいられましたらこちらにご連絡いただけるとうれしいです!


ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!


2021.9.1

CoCoTELI 代表 平井登威







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