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なじみの居酒屋を持つ幸せ

酒は、筋トレには相いれないことは、承知している。承知の上で、1年365日、酒を飲むのが自分なのだ。還暦に手が届く歳になり、健康のために好きなコト、好きなモノをあきらめることの意味は、GYMを徘徊するヤングライオン達とは、明らかに異なることが分かる。

もともと外食が好きだし、食事を楽しむために酒を選ぶことも大好きなのだが、酒を目当てに店を選ぶ、ということはもっと好きなのだ。独りでフラッと、仲間と連れ立って、シーンはいくつものパターンがあるが、アラ還トレーニーの自分の最近のもっぱらは、なじみの居酒屋にしれっと行き、長居せずに、早々に引き払う、というモノだ。

今夜のお勧め『鰤カマ』

黒板に季節のお勧めが手書きされているが、頼む料理はほぼ定番化している。ピリ辛のメンマ、枝豆、冷ややっこ。焼き鳥は、ささみ・タン・ハツを塩で。お店の人のお勧めで、黒板のメニューから鰤カマを頼んでみたりもする。

麦焼酎ボトルの水割りセット

アラ還トレーニーの自分はビールが好きなので、まずはジョッキでいただく。たいてい2杯、それも極短時間で飲み切る。そして、マイボトルの登場だ。夏場は「麦」、秋から冬にかけては「芋」の焼酎のボトルを入れている。2杯目のビールをオーダーすると、ビール・ボトル・氷のペールとウオーターピッチャが同時に席に運ばれてくる。こう言う、暗黙のプロトコルが、還暦に手が届く歳になった自分には、なんだか嬉しいのだ。

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