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職場の新人にあいさつしたら「友達じゃないのに」と返された…Twitterであいさつネタが拡散されやすい理由は

良好な人間関係づくりにおいて重要な「あいさつ」。Twitterでは特に、職場の同僚からお店の店員さんまで誰に対して「あいさつをするかしないか」に関するエピソードに注目が集まります。

ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)がお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」、今回は「あいさつ」の話です。

不愛想なスタッフが自分には親切にしてくれたワケ

あいさつは対人関係の基本、と教わった人は多いのではないでしょうか。

Twitterユーザーのわかめ(@senseiwakame)さんは、お父さんから受けた「悪口や陰口は言うな。あいさつと時間はきちんとしろ」というアドバイスをツイート。どんなに仕事ができても、あいさつなど人として基本的な部分をおろそかにしてはならないという戒めです。

このツイートに対し、職場で目上の人から同じことを言われた、という声が相次ぎました。

あいさつの習慣が好評価につながった体験談も。ドイツの大学に通うgeina100(@geina100)さんは、基本的に不愛想な大学のカフェのスタッフが、自分には「なんか親切」に接してくれると感じていました。

ある日、ケーキの上にサービスでクリームをのせてくれた女性から「あんただけだよ、いつも帰る時にDanke(ありがとう)って言うのは」と言われたそう。

 こちらのツイートにも、一言あいさつを加えることで相手への態度や印象がぐっと良くなったという体験談が集まっています。あいさつの有無が、業界や国境を超えて重要であることが伝わるエピソードです。

絶対にあいさつを返さない人vs返してもらえるまで挑む人

反対に「あいさつしない人」の話題も尽きません。Twitterユーザーの牛蒡(@gobobiyo)さんの職場では、「絶対にあいさつを返さない人」と「あいさつを返してもらえるまで挑み続ける新入社員」の攻防が繰り広げられているそうです。

想像すると少しクスリとしてしまうお話ですが、こちらのツイートの反応を見るに「絶対にあいさつを返さない人」は意外とたくさんいるようです。同じく、あいさつを返さない人に挑む人も一定数いて、中にはあいさつを返してくれなかった人と最終的に結婚したという体験談まであるから驚きです。

出会うと何かと気になってしまう「あいさつしない人」ですが、背景にはどんな理由があるのでしょうか?

職場の新人に「今日からよろしくお願いします」とあいさつすると、「なぜ突然あいさつしてきてるんですか?私とあなたは友達じゃないのに」と言われたというツイートも話題になりました。

あいさつをコミュニケーションの基本と考える人からすればびっくりしてしまう返答ですが、もしかしたら「あいさつは親しい人とだけするもの」といった限定的な手段だと捉えている人も少なからずいるのかもしれませんね。

「知らない人にはあいさつをしない」という教育を受けるパターンも

あいさつをするかしないかの考え方は、シチュエーションによっても変わってくる可能性もありそうです。

例えば、Twitterユーザーのアリマさん(@yazironoko)が同人誌即売会にサークル参加した際、隣のブースの参加者にあいさつしたら「知ってる人?」「知らなーい、何であいさつしてきたのウケるw」と笑われてしまったという体験が注目されました。

「知らない人だからあいさつするんじゃー」というアリマさんのツイートに、反応はさまざま。「サークル参加する上であいさつは常識」という声もあれば、「売り子するまで知らなかった」という声もあり、同じ趣味を持つ人の間でも感覚に差があるようです。

あいさつを笑ったサークル参加者が、「防犯の観点から『知らない人にはあいさつしない』」と教えられた人なのでは?という推測もありました。

特に子どもに向けて、知らない人からのあいさつに警戒するように教えているケースは実際にあるようです。

マンションのエレベーターで乗り合わせた子どもたちがあいさつしないことを疑問視するTwitterユーザーに対し、「知らない人からあいさつされたら無視するように教えています」というリプライが寄せられたことも。


まとめ

あいさつにはさまざまな意味や社会的文脈が含まれるため、とりあげられる角度も豊富です。日常生活で避けては通れない行為だからこそ、特殊なエピソードを目にすると自身の価値観と照らし合わせつつ拡散したくなるのかもしれません。

以上「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした。

この連載は毎週月曜日に更新しています。今後もTwitterでバズった、あるいは興味深いトピックを解説していきます、お楽しみに!

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