![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77160402/rectangle_large_type_2_59f331d56a8ab2c7fc5c77638a2ea487.png?width=800)
「シャワーどこで浴びればいいの?」海外で異文化に戸惑う日本人ネタが話題になる理由は
こんにちは、ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター )を運営しているトゥギャッター株式会社(@togetter_jp)です。
Togetter編集部がTwitterで注目された最新の話題を厳選、考察する連載「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」。
今回のテーマは「海外で異文化を体験して戸惑う話がバズる理由」についてです。
シャワー付きのトイレ?
先日、ブルガリアにあるホテルのバスルームを見て戸惑う日本人のツイートがバズっていました。
投稿されたバスルームの写真には、トイレ・シャワー・洗面台が併設されているのですが、トイレとシャワーとの間の空間が極端に狭く、「どこでシャワーを浴びればいいの?」と思ってしまう配置なのです。
このタイプ初めてなんだけと、どうやってシャワー浴びるかな🤔 pic.twitter.com/Sh7gTtf0Zl
— Yui (@youui31) April 13, 2022
日本でもシャワー付きの浴槽とトイレ、洗面台などが一体になった「ユニットバス」が一般的ですが、その多くはカーテンなどで仕切られており、それぞれのスペースが確保されています。
このタイプになじんだ人にとって、ブルガリアの浴室に驚いてしまうのは無理もない話かもしれません。
ブルガリアに限らず、シャワーとトイレに空間的な仕切りのない浴室は海外では割とよくあるタイプのようで、実際に利用したことがある人から使い方についてのコメントが多く寄せられました。
トイレットペーパーなど濡れるとまずいものを避難させた上でシャワーを浴び、後でトイレなどに残った水滴をふき取るのが正解?のようです。
Twitterやトゥギャッターでは、トイレやバスルームの話をはじめ、海外の生活様式の違いやカルチャーショックに関する話題がたびたび注目されます。
水回りの戸惑い例はほかにも
ブルガリアのバスルームの話と似た内容で、古代ギリシャ研究家の藤村シシン(@s_i_s_i_n)さんが投稿した「シチリアで母がお店のトイレからビショビショで出てきた」というツイートも話題になっていました。
藤村さんが投稿した写真は、トイレの近くにシャワーがあるだけでなく、シャワー用のレバーがトイレのレバーと間違えそうな位置にあります。
シチリアで母がお店のトイレからビショビショで出てきて、何事!?と思ったら、「流すレバーだと思ったらシャワーのレバーで騙された!」とのこと。これは…頭上のシャワーに気付けるかで生死が決まる恐ろしいトイレ構造 pic.twitter.com/hGPdW3aaHY
— 藤村シシン🏛古代ギリシャ研究家 (@s_i_s_i_n) April 17, 2018
しかも、このトイレはホテルではなくレストラン。日本人からすると、まさか飲食店のトイレにシャワーがついてるとは思わないので、二重のトラップ感がありますね。
海外に行った際、初めて入るお店ではトイレの構造に気をつけた方がいいかもしれません。
チップの重要性は「富士そば」で考えるとイメージしやすい?
海外の異文化に関する話題は、トイレやシャワーといった生活様式だけでなく、その国の習慣やサービスについても頻繁に取り上げられます。
例えば「チップ」。海外ではおなじみだけど、日本人にとっては理解しにくい文化の代表例とも言えるでしょう。
「チップの重要性」について、日本でおなじみの富士そばを絡めて例えたツイートが反響を呼びました。
あるTwitterユーザーが、海外生活に詳しい人に「チップを払わないことはどれくらいマナー違反なのか」と聞いたところ、「富士そばで食べ終わった後トレイを返さずにそのまま放置して帰るくらい」と返答が。
海外でチップを払わないといけないことにあんま納得いかなくて、ウメハラさんに
— カワノ Hit Box|Kawano (@kawanoChannn) November 12, 2019
「チップ払わないって日本でいうとどのくらいのマナー違反なんですか」
と聞いたことがある。そしたら、
「富士そばで食べ終わった後トレイを返さずにそのまま放置して帰るくらい」
と言われた。ちゃんとチップ払います。
そのユーザーは、それまで海外でチップを払わなきゃいけないことにあまり納得してなかったようですが、友人の話を聞いて「ちゃんとチップ払います」と納得した様子。
馴染みのない文化の話も、自国でのシチュエーションに引き寄せて考えると理解しやすくなる。異文化理解のヒントになりそうな話です。
「海外の美容院」についてのネタも鉄板です。日本人が海外の美容院を利用すると「コレジャナイ」髪型にされることが多く、海外生活の中で頭を抱える声が少なくありません。
そんな中、「海外で日本人以外の美容師にまかせられない説」について、オランダ在住の女性が身をもって体験した話に衝撃が走りました。
海外で日本人以外の美容師にまかせられない説は本当か
— きもののtrico(トリコ)🇳🇱オランダ在住 (@trico_kimono) February 4, 2022
海外で日本人以外の美容師にむちゃくちゃにされたって本当か
郷にいれば郷に従え
国が違えば美意識も違う❤️
めちゃくちゃかどうかの感覚は個人差ありますが
私はこうなった pic.twitter.com/1b72ej6A55
ベリーショートをオーダーした結果、日本人の想像するベリーショートとはだいぶ異なる髪型が完成しています。
女性はステキな笑顔で、この髪型も似合っているのですが…ご本人は完成前に「板前やないかい!!」と呟いたそうです。
板前やないかい!!
— きもののtrico(トリコ)🇳🇱オランダ在住 (@trico_kimono) February 4, 2022
私も仕上がりに思わずそうつぶやきました。
男前に仕上がって、子供達は全力で他人のふりしてきました。
地元 床屋 現地の美容師
(しかも受付に座ってた人がそのまま来る)
上記要素が揃うと要注意ですね🤔
海外での美容院選びが難航しがちな背景の一つには「国や地域によって人の髪質が異なること」がありそうです。
美容院での施術は、その国で暮らす人に多い髪質に合わせて最適化されているので、ほかの国・地域からやってきた人の髪質への対応が難しくなるわけですね。
日本人が海外で美容院探しに難航しているように、逆もまたしかり。さまざまな髪質に対応できる日本の床屋さんに、アフリカから日本にやってきた人が殺到しているというニュースも拡散されました。
まとめ
海外事情に戸惑う日本人のネタは、探せば探すほどいろんな話題が出てきて興味深いですね。それぞれの話題に共通しているポイントとしては、主に以下の3つがありそうです。
日本で生活していると知り得ない異文化を知る機会になっている
自分だったらどうするだろう?と想像する楽しさがある
海外で日本人がつまずきやすいポイントがわかる
本来現地に行かないと分からない文化の違いを、ネットを通じて身近に知る機会が増えた現代ならではの楽しみ。自分が海外に行くときは、先人たちの体験談を参考にしたいものです。
他にも海外でびっくりしたことがあればぜひ教えてください!
以上「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした!
オススメ、スキお待ちしてます!
この連載は毎週月曜日に更新予定です。今後もTwitterでバズっている、あるいは流行りそうなトピックをテーマとして取り上げていきます。
この記事は誰でも「オススメ」できますので、お願いいたします!スキ、マガジン登録も嬉しいです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?