見出し画像

僕が不治の病「潰瘍性大腸炎」を発症する物語。

こんにちは、つばさです。
僕、実は「潰瘍性大腸炎」という国家指定難病の持病を持っています。

この病気は、簡単に説明すると精神的・身体的ストレスを受けると、体が勝手に大腸を攻撃し、穴を開ける・傷をつけてしまいます。その結果、止まらない腹痛や下痢、症状が悪化すると最悪人工肛門になりうる病気です。
症状は個人差が大きく、そのレベルによって日々の食生活の制限が必要となります。

2022年4月。大学4年の春。
僕は就活を終え、毎日遊んでいたとある日が、久々に体調を崩した。
体温は39度まで上がり、当時コロナ禍でもあったため、
僕は完全にコロナにかかってしまったのだと思い込んでいた。
そして流れるままに、病院に行き、コロナの検査を受けると、
「陰性」だったのだ。



おかしい。。。
なら、なぜ熱を、しかも39度まで上がるのだ。。
病院の医師に発症時から現在までの状況を事細かく話すと、
1つの異変を指摘された。
当時、僕はずっと腹痛に襲われていたのだ。
痛みでいうと、トイレを我慢している時の痛みや冷えた時の痛みではなく、
お腹をずっとじんわり押されているような、我慢できるようなやっぱり無理だ、、の間の痛みが四六時中あったのだ。
それを話したところ、医師いわく、そのような種類の腹痛はコロナの症状にはないと。。
そこで初めて「潰瘍性大腸炎」の可能性があると医師に告げられた。




すぐに、その医師の推薦で、地元で一番大きな大病院の診察が予約され、
検査を受けることになった。
そして、その2日後。
僕は大病院で検査を受け、正式に「潰瘍性大腸炎」と診断された。

検査を受けるまで、病院の待合室のソファで必死にスマホで調べたあの数分。
「一生完治しない病」「一生食制限」「一生お酒も肉も食べれない」
「一生マックを食べられない」「人工肛門」
調べれば調べるほど、鼓動が加速した。
その衝撃的な内容を抱えるこの病だと、
正式に診断をされた時。
僕は、生まれて初めて「自分の人生は終わった」のだと、
絶望しかけました。


次回に続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?