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素直すぎる店員さんの会話

元接客してた身としては、ちょっとヒヤッとするような、あーそれは…と言いたくなるようなこと。

”私、ここ辞めたいんだよねー。”

え?

あれ?

こ、ここ、お店だよね?

え?ここを辞めたいって話してるよね?

…あー、それは…ここでは言わない方がいいね。

だって、ここに一応スタッフじゃない人間もさ買い物してるし、

なんならその会話も聞こえてくるし。


でも分かるよ。

働きたくないよね。こんなこと店で言うな!って声も勿論あるけど、

めちゃくちゃ気持ちわかる。

辞めたい。


でもね、あの天下のスヌープおじさんがこんな事を言ってたよ。

”ファーストフードで働くときは、愛と真心を込めないといけないんだよ‼︎

ただ作るだけじゃダメだよ。”


もうね、この言葉と出会ってから、

本当にあれ?なんか私、物事軽視してるよね。

だって仕事ってどっかで気を抜くというか、正社員とか色んな肩書きとか仕事の種類とか、どこかで分けてたのかもな…

誰でもできるとか、別にいいじゃない、とか。

でもこの言葉を聞いて、背筋が伸びましたね。

もっと今より、とか、楽に、とか、

そう言う気持ちは勿論大事だけど、

それ以上に、どの仕事でも愛と真心がないとダメだな。って気付かされた。

私が、ただ単に影響を受けやすいとか、

言葉の力を信じすぎてるのかも知れないけど、

あの偉大なアンクルがこんな事を言ってるなんて、

もう、そりゃ、私なんでも真正面から頑張ります!!!

みたいな気になったよね。


話は戻って、

でもそうとはいえ、

私はアンクルの言葉が刺さって、あーどの仕事も大事。って改めて内省と、尊敬の気持ちを持ち直したけど、

普通に毎日を繰り返してる中で、

なかなかそんな風に考えることって難しいし、

なんならやる気が起きないことであれば尚更だな。と。

したい事して生きていくリスクと、

したい事じゃ無くてもある程度の保険がある状況。

…家庭を持ってるなら圧倒的後者になるかもな。



なんだか、難しい。

大人になるにつれて、背負うものと自分のしたいことのバランスが取れなくなる。器用そうに見える人も、そんな事はないのかも知れない。

そう知った。

店員さんの、”辞めたいんだよねー”に続く言葉は、

家庭の事情や色んな事情があると思う。

その事情を当たり前だけど私は知らない。

でも、私はその店員さんの言葉を聞いて、

”そうだよね。”とお茶を選びながらも心で頷いてしまった。


それと同時にどんな事情があれ、

スヌープおじさんの言葉を聞けてよかったな…と心底思った。

選ぶのは自分自身。

選んだところでは、仕事内容がどうであれ愛と真心!


天職に出会うなんて絶対無理だろうけど、

辞めたいと言っていた店員さんにも、ニート歴半年の私も、

心込めて働ける仕事に出会えますように!

改めて、

”ファーストフードで働くときは、愛と真心を込めないといけないんだよ‼︎

ただ作るだけじゃダメだよ。”

心を燃やせ。



最後までご覧いただきありがとうございます。素敵な日々をお過ごしください!


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