小さな成功体験をどれだけ積み重ねさせてあげることができるかがポイントっぽい
今週の金曜日に他の障害者団体とBBQを企画しているようだけれど、ほんとにやるかどうかはまだわからない。調整中のまま前日を迎えている。
先月、いろいろはりきって5月の視覚障害認知キャンペーンは何をするのか、〇〇はどうか、こういうことやりたいんだけど…と、いくらか提案してみたものの「おぅ、ええんちゃうか」と言いつつ巧妙にかわされ、ぼくが企画することは諦めた。とりあえず彼らは例年どんなことをキャンペーン中にやっているのか観察する方針に切り替えた。その中で課題を見つけたり、余裕があればぼくのコーナーももらおうとした。
結果は再三お伝えした通り、せっかくのキャンペーン月間なのにほぼ何もしていない。
唯一、4月末に他の障害者団体と合同でダウンタウンを行進しただけ。
(この時はいよいよ本格的にPR活動が始まるんだと思っていた)
そして、今週か来週かにBBQを開く。
以上、終わり。
せっかくのPR月間なのに対外的になにもできていない。
全然だめ。
びっくりした。
だって全然PR月間の意味ないんだもの。
これ、わざわざ設定した意味あるか?と思ってしまう。
まあ、しかし気持ちもわからなくもない。
効果を実感できてないから継続しようというインセンティブが働かないんだと思う。
例えば、学校に訪問して講演会というかワークショップ的な啓蒙活動をするとして、これ人前に立って話すって結構な労力。目が見えてなくてもしんどいんだと思う。この「みんなの注目を集める」というのを結構避けようとしているように感じる。で、その労力の割に効果を実感できないのも大きいんじゃないかと思う。
その性質上、毎年違う生徒たちに話してるわけだから、地味なりにも市民に浸透してるとみるべきなんだけど、その結果、どうなるのかのゴールを高く見過ぎているのか、何年もやってるわりに何も変わってないじゃん、意味ないじゃんって思考になっているのかもしれない。
KPIの設定がうまくできてなかったのか、とりあえずこれはやっておけば良いと言われた程度のものだったのかは定かではないけれど。
そのわりに、チャリティーウォークは毎年やっているのはおそらくお祭り感を彼らは感じているからだろう。障害者というマイノリティのコミュニティみんなで集まって、警察音楽隊の演奏を聴きながら歩くというのは非日常的なんだと思う。直接聞いたわけではないけれど、そのことについて話す彼らはうれしそうだったから、啓蒙活動というよりお祭りとして認識しているようにぼくは感じた。
とはいってもPR活動が身内コミュニティ内の活動で終始するようじゃPRとして意味がないわけで、対外的なPRをどうにかして彼らにやってもらいたいし、継続的に行って欲しいと思っている。
というわけで、「あれ、オレらイケてるんじゃね?」って思ってもらえるような施策をやって、自信をつけさせてあげないといけない。
でないと、なんにもPR活動もなにもできない。
ペーパーバスケットがそういう意味では成果でやすくて、彼らのモチベーションを上げることができると思ってたんだけどな。
こういうクラフトというか小物系で比較的簡単に作れるものを探さないといけないんだろうなぁ。
それを何度も何度も繰り返して彼らに自信をつけさせる必要があると感じている。
正直、今のままでもメディアを活用しての啓蒙活動はそこそこできると思う。その道筋は見えた。
けど、イベント開催というか視覚障害者の人たちを動かして…っていうのはまだ見えない。
どういう現象が起これば彼らが成果を実感できるかとか、なにをKPIとしてそれをどう設定するかっていうのが彼らが目が見えない分、よりしっかり練ったりフォローしないといけないんだろう。
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