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ちょっと息抜き

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書き終わって、自分で笑ってしまったエッセイ。 ちょっとブフンッ笑いたい時に。 私が私をお勧めしてみるマガジン。
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#家族の物語

2005 チリンチリンの乱

2005 チリンチリンの乱

赤の他人が共に暮らし、家族としてひとつの社会を作っていく。
よく考えたら、大変なエネルギーを使うことだし、族長の座を巡って大きな争いもひとつやふたつ、その歴史にあっておかしくない。

山崎まさよしだって、夏がダメだったりセロリが好きだったりするよね〜と言っている。
他人なのだから、否めないことはある。
我が家では、夏やセロリに異論は無かったが、チリンチリンは否める事件があった。

結婚した当初。

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もう私は蘭ちゃんじゃなくて、コナンくんの方だった

もう私は蘭ちゃんじゃなくて、コナンくんの方だった

幼いころ、戦隊モノのピンクに憧れていた。
いや、ピンクっぽいポジションに憧れていた。

そこそこ戦闘能力があって、だけどチームじゃ1番守られるポジションで、たまに大活躍すると「さすがピンク!」わっしょい!
もちろん、レッドはピンクの私が好き。
ピンチには1番に助けに来てくれる。

幼い私は、お風呂で美しく溺れる練習もした。
ゆっくり後頭部から沈む。
髪の毛はふわふわと顔まわりを沿って漂う。
そこに

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知るは一時の恥、知らぬは豚コマの恥

知るは一時の恥、知らぬは豚コマの恥

世の中には、知らなければいけないことがある。
授業じゃ教えてくれないことも、自ら学ばなくてはいけない。
ドラゴン桜の桜木も叫ぶ、
「お前ら、バカなままでいいのか?」

小学生の頃、我が家はグループ生協をしていた。今みたいに商品が個別に分けてなくて、グループ分の商品がドカッと届く。
なので、グループを組んだ近所のおばちゃんたちが、我が家の玄関に集まって、毎週、商品の仕分けをしていた。

ちなみに、こ

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noteのとき子とたった一人の現夫

noteのとき子とたった一人の現夫

タイトルの無理矢理感。
そうです。
『大豆田とわ子と三人の元夫』に寄せました。

なんですかあのメガネーズは!!
みんな違ってみんないい。
三人の誰もを愛してしまってるのに、ここへきて四人目のメガネーズ。
どうしよう、とわ子さん、かごめちゃん含め、あの不器用な人々が愛おしすぎる。

そして、とわ子さんが、今後の結婚感について話してくれた今回のセリフ。

「焼肉も温泉もひとりで行けるし、ひとりでも大

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