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2万字の旅路

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2万字の壁にトライしたことで、ゴールに待ってた喜びを。本編含め、感謝でいっぱいの宝箱です。
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2024年6月の記事一覧

#創作大賞感想|片手間じゃない文章に嫉妬する「メリー・モナークin大原田」を読んで

#創作大賞感想|片手間じゃない文章に嫉妬する「メリー・モナークin大原田」を読んで

文章を書くくせに、小説も書くくせに
感想文は苦手なしげねえさんです。

文才ってどうやったら手に入るんでしょうね。と思います。
私の思う文才の定義は
『興味関心の持てることじゃないものに、興味を抱かせる才能』の事ではないかと思っています。例えば野球の小説を読んだら野球にハマった!みたいなものを文才だと思うのです。

そんな文才の持ち主のとき子さんが、創作大賞に恋愛小説部門でエントリーされました。上

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マカナをあなたに #創作大賞感想

マカナをあなたに #創作大賞感想

素晴らしい物語に出会うと、僕はたいてい、書き手ってずるい、と思ってしまう。この作品もそうだった。ずるい。

先が気になる展開と、終わってほしくない魅力的な場面の数々に、ただただ没頭できることが嬉しかった。

夜、ようやく子どもたちが寝静まって、夫婦で家事をしながらそれぞれの過ごし方をしている時間。そろそろ眠くなってくるし、この作品が読み終えられるのだろうか…それは、まったくの杞憂だった。

とき子

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【創作大賞感想】王道が1番難しくて1番素晴らしいのだ!

【創作大賞感想】王道が1番難しくて1番素晴らしいのだ!

【大団円】、この言葉を一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。
映画や小説などの最後の場面で物語の全てが上手くいき素晴らしい結末を迎えることを言います。作者も読者もみんな幸せになるいわゆるハッピーエンドというヤツです。
ただ一方で人によってはこうしたハッピーエンドではなく、奇を衒った作品を好む人もいます。
僕は基本的にハッピーエンドの作品が好きですが、それでも一辺倒なよくあるめでたしめでた

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