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世の中は気づきと行動でできている【プラフリー商品】

日本は一人当たりのプラスチック廃棄量は米国に次いで世界第2位。
小さな日本の敷地にはプラスチックでまみれているよな状況です。


そのプラスチックは埋め立て地に使われることも多く海に流れ出て海洋汚染につながっています。
リサイクルのため東南アジアなどの他の国に運ばれていきますが、ゴミの量が多すぎてリサイクルの処理が追いついていないのが現状。

また、目には見えないマイクロプラスチックというものがあり、これらは日常で使っている歯磨き粉やシャンプーなどに含まれていてそのまま排水溝から流れていってしまうのです。
これもまた海洋汚染にも影響していき、目には見えないぐらいの小さなプラスティックが空気中にも漂っています。

私たちはプラスチックが混じった空気を吸っている。
私たちはプラスチックを食べている魚を食べている。

少なからず人体への影響もあるかもしれない。
知らないうちに体に異変が出ているのかもしれない。

現状を知っていくと環境のことについてもっと真剣に取り組まないとなと思うようになりました。

そこで今回は、調べていくうちに見つけたプラスチックに変わる素材や商品をご紹介します。


信州経木Shiki | 長野県伊那谷

長野県の地域材であるアカマツを利用した、自然の包装材です。
こちら長野県出身で情報通の母から教えてもらいました。
母曰く、昔のお肉屋さんなんかではこのような木の皮にお肉を包んでくれていたなと懐かしそうに話していました。
今ではその光景は少なくなってしまいましたが、こうやって再び復活してきています。
”時代は巡る”は小さな場面でも起きているのですね。
先人たちは自分たちに必要なものをきちんと生み出していたのだなと思います。


Earth wrap

2020年に日本で販売を開始した、100%植物性由来の素材で作られたヴィーガンエコフードラップです。
コットン生地にココナッツオイルや植物樹脂でコーティングされています。

以前の記事で紹介したミツロウラップもエコフードラップですが、ミツロウは蜂から頂いているものなので完全植物性由来のものではないです。

ヴィーガンラップはミツロウラップに比べると柔らかな感触で柔らかい食材も優しく包め、ミツロウを使用していないので赤ちゃんの離乳食などを保存する時にも使えます。
私はまだミツロウラップしか使ったことがないのですが、とても気になる商品です。


Banana Paper

バナナの繊維から作られた日本初のフェアトレード認証の紙です。
日本の工場とアフリカのバナナ農園とが力を合わせて作られている、環境にも人にも優しい紙です。
バナナペーパーを知ったのは私が高校生の時、約8年ぐらい前のことです。
私が旅や起業に関わるイベントに参加した際に、国際協力の学生団体を作っている方からバナナペーパーの名刺を頂き初めて存在を知りました。
あの時にたまたま知ったバナナペーパーが「SDGs」を掲げるこの時代に大事な存在になっていて、もしかしたら約8年前に取り組んでいた方のおかげかもしれません。


この世の中のモノは誰かが気づいて行動して生まれたモノなのだと実感しました。
普段使うものを環境に配慮したモノに変えていくのも立派な行動です。
小さくてもそれが広がれば大きな行動へとなっていきます。

この先の未来も自然があって様々な生物が生きていく世界であることを願います。

お読みいただきありがとうございました。

とぅぶ


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