夏の終わりに好きな夏曲を10曲選んでみた
「1年が終わってしまうことよりも夏が終わってしまうことのほうが寂しい」と思うようになったのはいつからだろうか…
今年も夏が終わる。
今年の夏はみなさんにとってどんな夏でしたか?
僕が好きな夏曲を10曲取り揃えてみました。
ぜひ、今宵のBGMとして今年の夏を振り返りながら聴いてもらえると嬉しいです。
お耳に合いましたら!
① secret base 〜君がくれたもの〜/ZONE(2001年)
夏曲に順位なんか付けられないけど、もし順位を付けるとしたらこれがNo.1かもしれない。
ZONEの3枚目のシングル曲で最大のヒット曲。この曲を引っ提げて年末の紅白歌合戦にも初出場した。
何て言ったって「10年後の8月」というキラーワードが強い!
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』というアニメがこの曲の世界観や設定にピッタリで、『あの花』声優陣でこの曲をカバーしたのがエンディング曲で使われてた。
実際『あの花』は『secret base』の発売10年後の2011年に放送されたアニメでもあって、『あの花』がこの曲を神格化させたところはある。
チャットモンチーなど好きなガールズバンドは何組かいたけど、ZONEを超えるガールズバンドには未だに出会っていない。
② 若者のすべて/フジファブリック(2007年)
この曲が発売されるまで、『若者のすべて』と言えば1994年に放送されたテレビドラマだった。
そのドラマが大好きだったので、何か関係あるのかと思ったけど、未だにリンク関係は見当たらない。
夏の花火が終わったあとの切なさを歌った曲で、ボーカルの志村さんが亡くなってしまったのもあって、もう音源以外でこの曲を聴くことが出来ないのが本当に残念。
ドラマ『サマーヌード』で、山P(山下智久)と元カノ役・長澤まさみとの思い出の曲で劇中でも流れたのがとても印象的。
③ 八月の夜/SILENT SIREN(2015年)
SILENT SIRENという4人組ガールズバンド。
毎年8月になると必ず聴く曲。
MVに出演している男性はまだ売れる前だった成田凌。
MVがね、僕が専門学校時代もしくは大学に通っていたら送ってみたかった青春が全部詰まっててキュンキュンします!
SILENT SIRENの2017年の全国ツアー名が『新世界』で、キービジュアルにキングコング西野さんのイラストが使われていた。
キンコン西野さんとSILENT SIRENという自分の好きな者同士のコラボということで、ツアーのスタッフとして潜り込むことが出来たのは今となっては良い思い出。
④ アイスクリーム シンドローム/スキマスイッチ(2010年)
『奏』『全力少年』などのヒット曲を持つスキマスイッチの隠れた名曲。
男性の長きに渡る切ない片想い・恋心を歌った曲で、サビに入るところの大橋さんの歌声がもうたまらん。
1本のショートムービー(ラブストーリー)を観たような満足感がこの歌にはある。
⑤ 金魚花火/大塚愛(2004年)
大塚愛の最高傑作だと思っている。
異論は認めない(笑)
『さくらんぼ』のようなテンポの良いアッパー曲よりも、大塚愛の真骨頂はデビュー曲『桃ノ花ビラ』などに代表されるバラード曲だと思っている。
終盤、転調して盛り上がって静かに終わるところが好きで、花火がピークを迎えて最後に一花を咲かせて消えていく様を表しているようで、そこに大塚愛のセンスを感じる。
『桃ノ花ビラ』~『プラネタリウム』までの大塚愛は無双状態だった。
⑥ invitation/柴咲コウ(2006年)
歌手・柴咲コウと言えば福山雅治との音楽ユニットKOH+や、映画『黄泉がえり』でRUI名義で出した『月のしずく』なんかが有名だけど、ソロ曲も良いんですよね。
その中でもこの『invitation』は大好きで仕方ない。
山田孝之・沢尻エリカ主演のテレビドラマ版『タイヨウのうた』の主題歌。
疾走感溢れる曲なのに、どこか夏の儚さも盛り込まれていて聴いてて切な楽しくなる。
柴咲コウの歌詞のセンスもたまらなく好き!
MVの走る少年は売れる前、18歳の窪田正孝。
⑦ 夏の魔物/鶴(2008年)
正直、この『夏の魔物』以外の曲は知らないし、バンドもアフロ3人組(だった)ってことくらいしか知らない。
発売当初、当時働いてた職場のラジオから毎日ヘビロテで流れていて、キャッチーなサビの部分が心地良くて気が付いたら好きになってた。
以来、毎年夏になると聴きたくなるし口ずさみたくなる曲。
⑧ 夏の思い出/ケツメイシ(2003年)
ケツメイシを好きになったきっかけの曲。
KICK THE CAN CREWの『アンバランス』とケツメイシ『夏の思い出』はカラオケで100回くらい歌ったと思う。
パリピ目線、男目線(ヤロウ目線)の曲だけど、夏の情景や楽しいところがすべて詰まった曲。
韻の踏み方が最高。
グルーヴ感が最高。
水着ギャル最高。
MVの舞台になってる大磯ロングビーチに数年前行った時はとにかく興奮したなぁ。
⑨ ビードロ模様/やなぎなぎ(2012年)
オススメの夏アニメを聞かれたら、『あの夏で待ってる』と答えている。
男女6人の高校生のひと夏を描いた青春群像劇だ。
その『あの夏で待ってる』のエンディング曲がこの『ビードロ模様』
やなぎなぎサンのデビュー曲でもある。
アニメって、オープニング曲やエンディング曲は飛ばして本編だけ観たいものだったりするけど、僕はこの『ビードロ模様』が聴きたくて本編を観ているみたいなところがある。
“鶏が先か、卵が先か”である。
最終回のラスト、この『ビードロ模様』が流れるシーンはいつも泣いてしまう。
ぜひ『あの夏で待ってる』とセットでこの曲を楽しんでもらいたい!
⑩ ただ君に晴れ/ヨルシカ(2018年)
YouTubeで1.7億回再生されている、別名1億回砂浜を歩いた女と言われている動画。
曲調がノスタルジックで、音楽というよりは映画や小説なような作品に浸っているような気持ちにさせてくれる。
夏に忘れ物をしてきたような懐かしい気持ちにさせてくれる不思議な曲。
南海キャンディーズ山里亮太、オードリー若林正恭からなるユニット・たりないふたりのライブ『さよなら たりないふたり~みなとみらいであいましょう~』のオープニング曲だった。
2022/08/31
飛田将行 とびたまさゆき
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?