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鳥羽和久の関連記事

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鳥羽和久の関連記事(本人の記事、寄せられた書籍やイベントの感想など)
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記事一覧

バランスについての心理的な話

自分の両親が多少バランスを欠いた人間だったとして、子供がそのことに容易く気づけるわけがな…

鳥羽和久
4週間前
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『さびしさについて』を読む

『さびしさについて』植本一子・滝口悠生(ちくま文庫)は、もともと自費出版として出された『…

鳥羽和久
1か月前
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『親子の手帖 』鳥羽 和久 (著)を読んで

 親子とはなんだろう。わかりあえそうで、わかりあえない。けれど、深くわかりあってもいけな…

宮原真希
1か月前
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「反省」という病について

人が反省してるときって、単に他人の反省しろ落ち込め不幸になれという自分に向けられている(…

鳥羽和久
1か月前
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町屋良平『生きる演技』書評(改)

この小説『生きる演技』は、長編小説ならではの巻き込む力が暴力的なまでに強く、読んだ後は心…

鳥羽和久
1か月前
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もう一度書くための1日間

漫画に飽きて、久しぶりの1日休みなので12時間寝た。といっても前日の21時前からなので、起き…

serie0529
1か月前
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今日のごはんと本 赤ちゃんと一緒 5/25(土)〜5/31(金)

5/25 土曜日 晴れ 子ども、平熱になりすっかり元気に。 朝ごはん トースト、ゆでたまご。 夫に赤ちゃんを託し、子どもとふたりで、保育園の懇親会へ。 いい天気! あったかいけど風は強く、爽快。 子どもを預けて、保育士さんと親とで交流会。 久しぶりに保育園にこられた! 保育園の親御さんたちとしっかり関わるのは初めて。 緊張したけど、出席できてよかった。 終わったあとは、子どもと一緒に、海のそばのパン屋さんまで散歩。 ふたりでゆっくり散歩する機会は、妊娠して以来なかった

つんどく12冊を紹介する

「#うちの積読を紹介する」というハッシュタグを見つけて、なんだそれ手軽で素敵だ!と感動し…

ちいむ
1か月前
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『庭のかたちが生まれるとき』山内朋樹著 キーワード集

『庭のかたちが生まれるとき』山内朋樹著(フィルムアート社)から、この本を読み解くキーワー…

鳥羽和久
1か月前
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SDGsは、誰がどうやって決めたのか? 【SDGsとは一体、何だったのか?】第4回

SDGsは「欧米の白人たち」が決めた?  「SDGsは "欧米の白人" が決めたもの」という言説があ…

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言葉に自分を乗っ取られる

あなた、言葉に自分を乗っ取られて嬉々としてるね。(2023/10/9) 世の中がポジティブな言葉で…

鳥羽和久
2か月前
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馬は、子どものエネルギーの源泉

鳥羽さんのポストから思い出したこと 数年前に中学生の子が数日滞在した。 馬の世話(エサや…

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「やる気」という見立てを疑う

子どもに日々やる気を問う親たち教師たちはやる気があるんだろうか。(2021.2.8) 相手のやる気…

鳥羽和久
2か月前
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過干渉母VS「ママ嫌い」

私の母は過干渉だった、と思う。 毒親とまでは言い過ぎなのかもしれないけど、 母は「あれだめ」「これだめ」「こうしなさい」がかなり多かった。 今思うと、人生の大切な岐路において 「自分で決めた」と思っていた数々の決断も、 じつは親に導かれていたのでは… と振り返って気づくことも多い。 以前鳥羽さんの本を読んだとき、 客観的に幼い頃の自分と母を見た気がして、 すごく救われた気持ちになった。 一人っ子の箱入り娘として、干渉的な親の元で育った私。 その弊害を特に強く意識したのは