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アートが日常に降りてくる - Center line art festival Tokyo(中央線芸術祭)について-

こんにちは、とある心理師です。

既に何度もお伝えしていますが、このnoteでは「心理」・「暮らし」・「アート」をテーマに綴りたいと思っております。
そして、この内の「暮らし」と「アート」を掛け合わせたようなプロジェクトが地域の中で行われることがあります。(少なくとも筆者はそのように窺えています。)

今回は『暮らしとアート』の視点から、東京都は中央線沿線の地域で行われているアートフェスティバル【Center line art festival Tokyo(中央線芸術祭)】を取り上げたいと思います。


Center line art festival Tokyo(中央線芸術祭)について

東京都外にお住いの方は馴染みがないと思うのですが、東京には実に様々な鉄道が東西南北に走っています。この内、東京駅から西側に走っているJRの鉄道が中央線でして、東京西側のいわゆる郊外に住んでいる方がよく利用されている路線です。吉祥寺、阿佐ヶ谷、中野、高円寺などの地名を上げれば地方の方も聞いたことがあるかも知れませんね。

Center line art festival Tokyo(中央線芸術祭、略称ClafT)は、東京のJR中央線沿線地域にて開催される回遊型アートフェスティバルでして、まさに上記に書いたような東京西側の郊外を舞台に、各所で展示やパフォーマンス、ワークショップ、トークイベントなどを行うフェスティバルです。初開催は2021年でして、毎年開催を重ね、2024年の今年も行われることになっています。今年の本祭会期は2024年9月15日~11月4日まで、プレイベント期間も8月25日までとなっておりますので、興味がある方は是非公式のウェブサイトをチェックしてみて下さい。


筆者がClafTを知ったきっかけ

筆者は地方出身でして、上京して今年で14年になります。そして、その内の殆どを中央線沿線の某所にて暮らしていました。なので、2021年ごろから「中央線沿線でアート関係の何かをやっているらしい」という朧げな情報だけはキャッチしていましたが、当時は仕事の忙しさもあり、情報を掘り下げることはせず、アクセスに至りませんでした。今にして思えば残念なことをしてしまったかも知れません。

改めてこのアートフェスティバルの全体を知ったのは、筆者が中央線沿線地域から離れた後の、2024年の5月頃です。幸いにもこの時期に、筆者はClafTのフェスティバルディレクターの方と接点を作ることができ、そこからClafTを徐々に深く知ることになります。この時のエピソードについては、また別の記事で改めて触れようと思うのですが、筆者はフェスティバルディレクターの方と十数年前にもお会いしていて、当時はとてもお世話になりました。時を経て、しかも筆者が住み慣れた中央線沿線地域で再会をし、さらにはClafTにアクセスすることができたことを思うと、何だが不思議な気持ちになります。


とある心理師がClafTを紹介する理由

通常、人が芸術に触れる機会というのは、鑑賞者がどこか非日常的な空間に出向いて、アーティストが作った作品を鑑賞する場合が多い思います。絵画や彫刻なら美術館に、音楽や演劇なら舞台に、といった具合に。そして、それぞれの非日常的な空間の中だからこそ、得られる感動や貴重な体験があると思います。しかし一方で、ある種の特別な空間に出向くことを考えると、少しアートに敷居の高さを感じてしまう方もいるかも知れません。でも、これが住み慣れた街で行われる展示会なら、いつも使っている駅の近くで行われるアートイベントなら、『ちょっと面白そうだな』と思って行く方もいるかも知れませんね。


筆者はClafTのような取り組みを見た時に、アートの方が人々の日常の中に降りてきてくれているような印象を持ちます。

まるで日常の中に非日常がひょっこりと現れた感覚です。大げさかも知れませんが、こんな風に芸術とアクセスできるポイントが日常の中に増えると、心や暮らしや少しだけ豊かになるような気がしています。この辺の筆者の考えについては、またお伝えする機会があれば記事に書こうと考えておりますが、一先ず今回取り上げたClafTについては、表現好きな一個人としても、人々の暮らしに関心がある立場の人間としても、とても楽しみな催しでしたのでご紹介させていただきました。


2024年のClafTの内容について

さて、ここまでClafTの概要をお話してきましたが、前述の通り2024年も中央線沿線地域にて開催されます。改めてお伝えしますが、本祭会期は2024年9月15日~11月4日までとなっており、今年は42名のアーティストがフェスティバルに参加されるそうです。公式のインスタアカウントやnoteもご紹介いたしますので、興味が少しでも生まれた方、東京西側近辺にお住まいでちょっと行ってみたいなと思った方は是非チェックしてみて下さい。

今後の記事でも、ClafTに関する情報については随時更新していこうと思いますので、ご興味がある方は時々のぞいて見て下さい。それでは今日はこの辺で。
読んでくださってありがとうございました。

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