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仕事の探し方

どうも。
先日、昔のバイト仲間とスーパー銭湯に行ってきました。
湯に浸かりながら「最近どうよ?」「会社は順調?」「嫁は元気かい?」等と、ごく一般的な哀愁漂うオッサントークを交わしていた時の事です。
現在、バスの運転手をしている友人がポツリと「今年に入ってから急に運転手が退職しまくってて、都内のドル箱路線すら減便してるよ」と。
昨今、体を資本とするようなジョブは人気が無い表れなのか、当社に於いても人が集まらない傾向は顕著に出ている。

私の世代は氷河期世代と言われていたものの、仕事を選ばなければ結構就職できた時代であった。
実際、大卒が応募条件の企業に「高卒ですけど、なにか?」くらいの勢いで、書類を送りつけも案外通るもんでした(笑)

一方、友人もハートページ(電話帳みたいなもん)に記載されている企業に片っ端から電話かけて「求人ありませんか?」なんていう、どこぞ詐欺みたいなやり方でバイトを探していた頃が懐かしい。


さて、今の人達(中途)はどうだろうか?
所謂、求人サイトと呼ばれる所で自分に見合った条件を入力して応募というのが、大多数なのかな?

こうなると、困るのはウチみたいな新参中小零細企業ですよ。
人を雇う為に、中間マージンを支払わないとイカンのですよ!しかも、求職者が求人サイトを利用するのが自然の流れみたいになってるから、ネームバリューの低い企業なんか直接問い合わせなんて滅多に来やしませんぜ!!


殆どの求人サイトのロジックは、【超高額釣り堀方式】であり、「竿使用料1時間100万円。釣れたらタダでいいよ」または「竿使用料無料!釣れた魚を持ち帰りたいなら1匹100万円~」みたいなパターンが多い。
中には過疎ってるような求人サイトもあり、こりゃ祭りくじよりも酷そうだぞ・・・・・なんてサイトも見掛ける。

現在、様々なところで人手不足が騒がれているが、弱小会社からは欲しい人材が求人サイトにいるのに中間マージンが高すぎて手が出せない。そして、求職者側も詳細な条件を指定し続けて思ったように就職先が見定まらない。その結果、募集してる側と応募したい側が互いに会う事もなければ折衷案や妥協案が展開される事なく、そのまま野に埋もれ合ったまま・・・・なんて事もありうるのかな?と思う今日この頃でした。

訪問介護事業所 十色
代表