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エッセイ

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日記的に書いた記事をまとめました
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#自然

農業を取り戻せ

 都会の片隅にある我が家の隣に、ほぼ農業放棄地がある。敢えてほぼと言ったのは、時々思い出…

星空に託す夢

 流星を目当てに夜空を見上げたのは遥か昔。あの時のピュアな気持ちは消え失せて、今では寒い…

『体験』を体験する意味

 先日、久々に家族三世代で短い旅行に出掛けた。  子供たちが大きくなり祖父母が高齢となっ…

新型PS5は高くて…

 コンシューマーゲーム機は価格が安いのが魅力の一つであったはずだが、最近では決して安くは…

日本の消費期限は案外短いのかも知れない

 ここは│何処《どこ》の国だろうかと思わず目を疑うような光景だった。確かに建物やその風景…

天気予報

 みなさんは天気予報を見るだろうか。私は見る。普通に見る。しかしどうして天気予報を見てし…

金融 〜 分かち合いから独り占めへ

 今では余り良いイメージにとらえられなくなった言葉、金融。  欧米で言うファイナンスの語源は終わらせるという意味の単語だと言う。金を払って終止符を打つというと聞こえは良くないが、契約社会であれば合理的な解決方法の一つだろう。  一方で「金融」はお金を融通するという意味。お金のある人から必要な人へ融通するということだけ見れば、作り過ぎた夕飯をご近所にお裾分けしたり、何事もお互い様という日本的な感性が見て取れる。そこにはドライに割り切るのとは違う、人々のウェットな関係性が浮かび

生存戦略と遺伝子のゆくえを夢想する

 私たちの遺伝子が生き伸びるのに必要な行動を取るのは子孫を残すためだ。そう言われることが…

アラートは誰のため?

 今日は暑いから運動しないほうがいいよ、とか、大雨が降って危ないから避難しろよ、とか。い…

鬱陶しい雨

 都会にいると鬱陶しい雨も、森を歩くと寧ろ楽しいものだ。樹々の葉に打ち付ける雨音が森を包…

自然から隔離された隔壁の中で自然を叫ぶ

 人間の文明は自然環境から受ける影響を最小限にする方向に発達してきた。自然を切り離し生活…

雨の休日に想うこと

 連休初日の今日は恵みの雨が降っている。  山や大地は水を吸うことで新たな生命を育むため…

カラスの森

我が家から程近いところにあった照葉樹の茂る山が削られて高速道路の出入口が出来てから、周囲…