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これからの会社員の教科書 〜社内外のあらゆる人からの今すぐ評価されるプロの仕事マインド71〜 を読んでみて特に共感したマインド5選

はじめにに書かれている、これからビジネスの世界に飛び込もうとしている君に言いたいのは「この世界は広く、自由で、何よりもおもしろい」という事です。

書店で冒頭のこの文章を読んで購入を決めました。

そして読み終わった今、この本を私は社会人一年目、二年目の人に強くお勧めします。

今回は71あるマインドの中から5つを厳選したものです。

これから一つ一つ自分の考えも入れながら紹介していきます。


1・欠勤するなら、仕事の状況を報告する。

体調不良だろうが、電車の遅延だろうが上司は言い訳など興味はない。本当に聞きたいのは「仕事の状況報告と今後の対応策」です。欠勤したとしても、支障がないように仕事を進められるのかどうか。気にしているのはそこだけ。常に「相手」がいて、「自分は誰のために仕事をしているのか」を考える。

 1に対して一番強く感じることは、学生気分のままでは社会では通用しないこと。今まで、バイトを休むにしても、授業を休むにしても「体調が悪いです」と言えば「大丈夫か」と心配されて何事もないように休んでいた。だが社会では通用しない、ドライな世界だ。だからこそ、簡単には休まない方がいい。そして上記にも書いているが常に「相手」がいることを忘れてはいけない。
学生と社会人の大きな差の一つだ。



2・上司への質問は「クローズドクエスチョン」で。

クローズドクエスチョンとは、イェスかノーかで応えられるような質問です。自分なりの仮説を絞り込んでおく必要がある。「お客さんが怒りなんですけど、どうしたらいいでしょう?」はNG。そこは自分なりに仮説を立てて「この前のシステム障害で、お客さんがお怒りなので、改善策を提案するためにこれからA銀行にを訪問し、今後は技術サポートのエンジニアを増員すると伝えるつもりですが、いいでしょうか?」と聞く。そうすらば上司もイェスかノーかで答えれます。

2に対してまず感じたのは学生時代から「クローズドクエスチョン」で質問しとけば、習慣になってたかもしれないのにもったいないことしたなと思ったのが最初です。でもこれは上司の立場に立って考えればわかることです。普通に考えて、「イェス」「ノー」で答えてもらった方がスムーズに会話が進みますし、仕事の効率も高くなります。その為、仮説を立てることだったり、準備が大切になってくるということです。



3・勝つこと、自分が目立つことのバランス。

「自分が目立つこと」と「チームで、良い仕事をする」というのは別物。チームのためにこそ自分の得意な部分を伸ばす事が大切です。まずチームの顔ぶれを見た時に「相対的に欠けている部分を」見つけること。そして「自分が補えそうな部分」を見つける事です。20代のうちから自分はどういうスタイル・強みで勝負し、チームに貢献していくのか?を考えた方がいい。そうするとだんだん持ち味が出てきて、自ずと、試合に呼ばれるようになります。

これはビジネスの場面でも、サッカーの場面でも両方に言えることです。
サッカーでもビジネスでもそのチームで、どういうスタイル・強みで貢献するのか?アピールするのか?を考えないといけない。
さらに「相対的に欠けている部分を」見つけるのはとても大切だと思う。
例えば、サッカーで足が速い人がたくさんいてもそこにボールを出す人がいないと結果は出ない。欠けている部分を見つけ、自分が欠けている所を補えるのであれば、やるべきだと思うし、結果として「チームで良い仕事をする」ことにに繋がります。



4・「現地・現場・現物」に価値がある。

新入社員であれば下手に新聞を読むよりは、「現地・現場・現物」に触れる事。身体感覚をともなった情報の方がよっぽど大切です。実感、体感が積み重なっていくと、直感的に物事が分かるようになってくる。現場にこそ価値のある情報が埋もれています。若いうちはとにかくフットワークを軽くして現場に足を運ぶ方がいい。これは若手こそのアドバンテージです。

このマインドに関してはとても共感しました。「現地・現場・現物」にこそ答えはあると思いますし、身体感覚にともなった情報の方が自分自身での情報の理解度や安心感が違ってくると思います。さらに身体感覚を伴うことにより暗黙知にも必ず繋がります。私は出来るビジネスパーソンに暗黙知は必要不可欠だと考えています。(*暗黙知・・・経験値に使っている知識だが簡単に言葉で説明できない知識のことで、経験値と身体知の中に含まれている概念。)
そして「現地・現場・現物」に触れることは中々歳を重ねていけば難しくなってしまいます。なぜなら、歳を重ねるにつれ責任がある地位にいる可能性が高くなります。さらに体力的な問題でフットワークが重くなってしまうこともあり得るからです。だからこそ若さはアドバンテージなのです。



5・新人時代に頑張ると20代後半で楽になる。

新卒で入ったら最初の二年が勝負です。最初の二年で思い切り力を発揮する。失敗しても構いません。その間はマリオのスター状態のようなものです。「26歳までは若さ切符」が使えるということ。26歳までは「若い」というだけで企業にとっても価値なのです。よって「この仕事向いてない」「ここにいても成長できないな」と思ったらさっさと仕事を変えるべき。28歳ぐらいまでに「自分はここで勝負する」という場所を見つければいいのです。

このマインドは数多くの新入社員の気持ちを楽にすると第一に感じました。
失敗しても、転職しても、起業しても何も間違えではありませんし、特に自分たちが口を挟むことではないと思います。
「自分はここでやるんだ」「自分はこれを生かして仕事をするんだ」
場所さえ見つければ後はひたすら、楽しみながら突っ走るだけです。
結果はついてくるし、気付いたら給料も上がっています。
ここは違うなと感じたら1日でも早く転職活動を始めた方がいいと思います。
今の世の中では会社に属しながら転職活動もできるので何もリスクはないと思います。今より、条件がよくて、いきたいと感じる会社が見つかればそこにいけば良いだけです。



以上で5選の紹介を終わります。




「正解は選ぶものではなく、自分で掴むものです。事前に100パーセント正解が分かるはずがありません。ビジネスの正解は自分で作るしかないのです。」


おわりにに書かれていた言葉です。とても気に入りました。


新型コロなウイルスで大変な時期ではありますが、健康第一に力を合わせて乗り越えていきましょう。

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