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妄想紙[vol.29]

長岡研究室の学生が執筆する妄想紙。妄想紙のテーマは自由だが、今回はどの学生も「カフェゼミ#59みんなでダイバーシティ社会のキャリア・ストーリーを聞こう」についてのことを書いていた。しかし、書いていることは様々だ。取り扱ったテーマについて書いている記事もあれば、場づくりや対話、準備段階の出来事について書いているものもある。ぜひ気になったものから読んでみてください。



ダイバーシティ

◆「心の段差」を乗り超える / リンメイ

田中さんは、「障害を持つ方が着脱しやすい靴」としてではなく「居酒屋で着脱しやすい靴」として広めるなどのように、福祉の「ダサい」を「カッコいい、ヤバい、魅せる」に変える物たちを紹介してくれました。


◆認識を変え、みんなが同じ生活ができるように / ミカン

ダサい→カッコイイ、かわいそう→(いい意味での)やばい、隠す→魅せるという話があった。義手を使う人たちの義手をカッコいいデザインして、子供たちは義手を見て握手したい!と思われるようにするという話だった。私はここで障害がある人が同じ生活をするため、他の人たちの目線を変わるのが大事ではないかと思った。義手の話のように、義手を使って可哀想ではなく、カッコいい義手だ!と考えを変えるのだ。


場づくり

◆関わり方 / メイ

カフェゼミを重ねる毎に自分もゼミの一員として場づくりに貢献したいと思うようになり、どうしたらいい場を作れるのか考え意見を言うようになった。良い場づくりは話しやすさにも繋がると思う。今回も前回と同様に風船に質問を書き、最初席に着いた際風船に書かれた問いについて話をした。問いがある事で初めて会った人でも会話が弾み、問いがあるかないかで話の弾み具合が全然違う事に気づいた。


対話の場

◆あなたの捉え方、私の捉え方 /  みき

スライドに「余白」という文字があったこと。なんだろうと思ってテーブルで対話をする時間の時にみんなの質問してみたんですね。そしたら私の斜め前に座っていた子が「例えば浪人の時みたいな感じじゃないですか?浪人の時って学生でもないし社会人でもないから社会的な属性がない。そういう意味では人生の余白だけど、その時に将来をじっくり考えられた」と言っていて、そしたら隣にいた社会人の方も「僕も浪人していたけどその時にできた仲間と今も会っている」なんてことを話してくれました。


◆対話できる場 / こんぺい

1人の男性の方が、「田中さんのようにマイノリティをポジティブに捉えられるのが理想だけど、隠そうとする人もいるよね。余計格差が広がってしまいそうだから、受け皿もなければ。」という意見を述べた。身近に親の介護をする人が多く、マイノリティを隠そうとする人も見てきたという実体験からこの意見が出たようだ。


世界を広げる

◆これからの選択 / non

対話の時間に、この言葉が印象に残ったという私の話から、キャリアについて話をした。社会人の方が、「今のついている仕事は、昔はなかったもの。仕事は時代によって変わる。そしてやりたいことも変化する。」という話や、「新卒の時には思ってもいなかった仕事に就いている。出会い次第だよ。」という話をしてくれた。


プロジェクト

◆文化祭前日のノリ / しょう

そんなことをしてると「カフェゼミラジオ」本番が迫ってくる。「みんな音たてないようにして!」「わたし外に行って放送事故になってないか聞いてるね」毎日17:30になるとチーム関係なくドタバタだ。そしてオンエアが終わると研究室の緊張も解け、皆で拍手する。それからまた夜まで準備が続く。警備員さんに注意されるまで大学に居つづけたことなんて初めてだった。


◆みんなのウキウキが伝わるまで / クマノミミ

今年の私はどういう立場でカフェゼミに参加したのかを振り返ってみたら、4年の話に従って動く、またお願いされたことをやるっていうスタンスで、結構微妙な立場であると自分自身で決めつけしたのかもって思う。だが、今回の4回目のカフェゼミはなんか自分をリーダーだと思い、主体的に動き出し始めた気がする。


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