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あなたの捉え方、私の捉え方

11/30に渋谷ヒカリエの8階にある8/COURTという場所で、59回目のカフェゼミが開催されました!カフェゼミを簡単に説明すると、私たち長岡研究室(MELC)が外部の場所をお借りしてお茶とお菓子をいただきながら大学の垣根を超えた人たちとさまざまなテーマについて話し合うゼミ(本物の授業)のことです!

カフェゼミについて詳しく知りたい方はこちらもチェックです!!→https://cafezemi59.peatix.com/view


今回はNPO法人ピープルデザイン研究所の田中真宏さんから「ダイバーシティ社会のキャリア・ストーリーを聞く会」をテーマに、福祉と田中さんのキャリア両方にフォーカスしてお話ししてくださいました。その後は来てくれた来場者の方と1テーブルに5人くらいで座って対話をする時間もありましたよ〜!

私がすごく印象に残っているのは、田中さんのキャリアのキーワードをいくつか書いていたスライドに「余白」という文字があったこと。なんだろうと思ってテーブルで対話をする時間の時にみんなの質問してみたんですね。そしたら私の斜め前に座っていた子が「例えば浪人の時みたいな感じじゃないですか?浪人の時って学生でもないし社会人でもないから社会的な属性がない。そういう意味では人生の余白だけど、その時に将来をじっくり考えられた」と言っていて、そしたら隣にいた社会人の方も「僕も浪人していたけどその時にできた仲間と今も会っている」なんてことを話してくれました。私は「余白」という言葉がなんとなーく「会社に勤めていない間のことかなー」と思っていたので、浪人っていうキーワードが出てきたのが面白いし、確かに!と思える瞬間でした。(実際に田中さんが言ってた余白の意味はまた違っていましたが笑)

 こんな風に「余白」という単語一つをとっても人の経験や価値観によって捉え方が違っていて面白いなと思ったのと、そんな対話を、大学が違う人や社会人など自分と違った立場から話すことができたことが(しかもカジュアルな雰囲気)カフェゼミが学校や仕事場でもなく家でもない「第三の場所」と思える瞬間だったと私は思います。今年度のカフェゼミは終了してしまいましたが、こんな場をまた来年も作っていきたいなと思っています!(学生企画で今年度もまだやりたいかも!笑)

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