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販売とお客様との関係性がおかしいのはこのことが原因かもしれない? 後半

今日は昨日の記事に書いた解決法はあるのか?もしかするとないのではないかと思っています。
かなり、現実離れしていることもあると思うのでサラッと流して読んで頂ければと思います。
ちなみ、昨日の記事を読まれてない方は先に読んで頂いた方が話がわかりやすいと思います。

販売とお客様との関係性がおかしいのはこのことが原因かもしれない?

効率がいいの?

正直なことを言うと、カリスマ販売員よりもインスタグラマーの方がはるかに影響力が高い方が良くて、接客上手よりもGoogle検索の方がはるかに効率良く確かな情報を収集できます。
もっと言うと店頭販売よりもECサイトの方がはるかに多くの商品を効率良く比較することごできます。

今の時代では、店頭販売員の接客が商売として競合に打ち負かされている状態になっています。(あるのは人の暖かさだけしか残ってないと思う)


解決法は一つだけあります。
方法はとても簡単で意外な答えかもしれません。

結論は商品を売らない
これを会議で言ったら涙が出るくらい怒られてました。


ここからは僕の個人的意見になります。
レジが存在しないショウルームにしちゃえばいいんです。
購入は全て通販で行ってください、と。
店頭でも一応購入が出来るようにセルフで注文できるiPadカウンターを用意しておけば良い。

販売員がうざったく感じるのは根本的にお客様との対立構造があると考えています。(さっき話した内容にがそれだよ)

販売員はなるべく客単価高く、客数多く、販売をして本日の売上予算を達成したい。
お客様はなるべく安く、なるべく必要な分だけ、賢い買い物をしたい。
と願望が真逆で、根本的に両者は対立しているんです。

もちろん良質な販売員さんもいて

お客様の賢い買い物をお手伝いしようと考えて動いてくれる人もたくさんいますが、多くの会社は企業はやっぱり利益が最大化が目的だと考えているので構造的に無理があります。

ミクロではそういった良質な販売員がいたとしても、マクロで見たらいないに等しいのです。

だからそもそも販売員の役割を変えてあげればいいんです。
あなたは販売する必要はありません、お客様のお手伝いをしてください。と

販売員ではなくアドバイザーにしてあげればいいんですよ。

洋服屋さんをショウルーム化へと変更していくです。
役割が変わると人間は変わると思っています。
ショウルーム化するとどうなるかを考えたら、多分へんな会話は今日はお休みですか?お天気いいですねみたいなセカンドアプローチをしてくる販売員はしなくてもよくなります。

ほとんどの販売員が商品の解説やアドバイスに徹するようになるでしょう。
それも必要な分だけ的確にできると思います。


相手が嫌がることも相手が困っていることも実は全て分かってくると思います。
だからこそ販売という役目さえ取り払ってあげれば、お客様と仲良くなりたいと思ってくれれば今日はお休みなんですか?と話しかけてもくれるでしょうが二言目にでてくることはなくなると思います。

ある意味サービスに特化する様になりますから、本当に販売員を生かしたければ服を売らないのが正しいと思います。

できないのではなくやらないから

僕は、販売員そのものがダメだと言っている訳ではありません。
時代に伴って変化して行かないといけないと言っています。
特に、小売は戦国時代に入っています。インターネット販売が店舗販売よりもずっと便利にずっと優れたサービスを行っています。
現在の販売員と10年前と何ら変わらないことをしているから陳腐化してダメと言っているのです。

店頭販売は今後抜本的な変革をしなければネット通販に対抗することは出来なくなります。
今や店舗は情報を提供するコマーシャルの場所と捉えてもらった方がいいとのではないかと感じています。
通販は服を買ってもらう場所と区分してあげれば成り立つと言うことです。


もちろん難しいことはわかっていますがサービスの向上には繋がらないと思います。
それでは〜

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