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体験、経験を一緒に販売しましょう。

なんてのはもう4年も5年も前から言われているお話になるのですが、アパレル業界(衣服に関わる業界)はは未だにこれを体感・理解できていません。


少しは今回のコロナウイルスで変化があると感じますが、がらりと変わる気配はなさそうです。


昨日(5月10日 とれたてホヤホヤ)

お偉いさんと少し電話で話す機会がありました。そこで、これからは製造と販売は変わっていきますか?って質問に対して、このまま(現状維持)で営業していきます。が何か不満でもありますか?との返答でした。
オンアラインとオフラインかその中間で営業していくいくことは検討していますか?とのことには返答なく電話は終わりました。
困ったもんです。 


こういった状態が長年続きいまこの業界は疲弊してながら、日々の営業を行っていますが、変化がないので仕方がないです。
今日の本題はモノからコト消費はどのように変化しているのかです。
先ほどの話は永遠とモノ消費していることが言える代表できな会話になると思います。


コト消費の代表例あり

自分たちが1番短いに体験しているコト消費で規模が大きのはなんと行ってもハロウィンになります。
いよいよバレンタイン市場を抜いてハリウィン市場はかなり大きくなり、市民権をえて定着したと言っていいと思います。
ハロウィンイベントはガッツリ典型的なコト消費に入ります。
ここで大切なことは仮装用の服(コスプレ用品)に価値があってモノ消費をしているわけではありません。


考えてみてね!ハロウィンの仮装って1回きたらもう2度と着なくなりません?


良く頑張っても勇気を出して来年にもう一度着るか忘年会のネタ用程度にしか切る機会がないです。あとは、運がよければ部屋着になるか、タンスの肥しになるかの二択になると思います。


それなのにもかかわらずとある会社でのインターネットリサーチ結果には、ハロウィンの仮装にかける平均単価は6,240円しかも、3人に1人がハロウィンに何かすると回答しているところに驚きが隠せません。
1日に数千円を使う文化がここまで広がっている事実は軽くあしらうことはできません。


ここで整理すると、モノが一夜にして、コトに変化し大規模になっていると言うことになります。


つまり、ハロウィンで考えるとだけで考えると、モノ(コスプレ用品)で考えれば何の価値もないに等しいコスプレ用のチープ衣装がコト(ハロウィン)と言うイベントがあることによって価値が1日で上がります。
他のもので言うとバンドTシャツにも言うことができます。


変哲もない、バンドTシャツ(モノ)がTシャツのバンドが好きな人と出会うことによってに取っては価値のあるモノに変わる瞬間があるのは、先程のハロウィンと同じことが起きています。


規模は全く違いますが、起きている現象は全く同じが起きています。
アパレル業界(衣服に関わる業界)はこのモノからコトへの理解ができずに、変化を未だに体感できていないから業績ダダ下がりなのです。(ちなみに出来ているところもあります。)
時代は変わっているのに

アパレル業界がモノからコトから変対応が出来ていないことがわかってもらえてかと思いますが、街中にいくとさらはっきりとわかります。

記事にしているコトですが、街に行くと10年前と全く何も変わらない商売の方法を取って今でも続けている洋服屋さんや靴屋、商売って言われてるのはずらっと無意味に並んだ衣服に関わる業界の商品をそれを手に取った人はこの着心地が良くてうんだらかんたらとうざいうんちく語りがスタートします。

一体誰が望んでいるサービスで、誰に向けているのでしょうか?

ここで一つ質問ですそもそも皆さん外出してかますか?(特に今のこの状態で)
10年前と現在を軽く比較してみてくだい、明らかにここで減っていることは外出する目的って減ってと感じませんか?


必要になれば、衣服はネット通販で買うことができるし、もしゲームを買うのも本を買うのもネットで注文でき、選択肢も広く、早く届く、交通費は一切使わずに自宅に届けてくれる最高のサービスがついています。

また、CDや映画もダウンロードやストリーミングでいとも簡単見ることができるし、出会いが欲しいって思っていたら出会い求めて外に行くよりも、出会いアプリを使った方が無駄なコストが発生しせずに会うことがきます。

友人とのコミュニケーションや仕事の打ち合わせはLINEやZOOMで行って仕事をするのもPCやみんな持っているスマートフォン一つあれば家できます。

今の生活を振り返ってみよう。
  

少し振り返ると私たちの生活はここ10年で一変しています。
外出の必要性や外出の機会は圧倒的に減っています。

アパレルにとってこれは間接的にボディのように効いてきています。
なぜなら衣服って他人からどのように見られてはじめて成立するものです。
自宅でくつろぐ時におしゃれをする人レアなケースです。中にはもちろんいないわけじゃないですが、限りなく少数派なはず。(リモートの時は気をつけてね。)

誰かに見られる機会があるから初めてちゃんとした衣服を道つける需要があるのです。


昔はネットもなく外出の機会しかなくアパレルはモノを訴求するだけで十分食べていけました。が今は外出の機会が極端に少なくでは外出する機会は無いのに、アパレルはモノだけでなくコトを訴求しなければ業績下がり最悪の状態は倒産です。
誰からも必要にされなければ結果は見えています。


にもかかわらず未だに洋服をただ並べて無意味に提案し続ける単純な作業を繰り返すのみ。で未来は明るく無いです。
やることといえば大きな改革ではなく、適性化(前回と何が変わったの?ってわからいレベル)


去年や数年前に、この品番が売れたから今年はこの品番の在庫を厚くしておこうなどの博打に近いPOS分析にとどまる程度です。
抜本的な内容の見直しはほとんど行われていません。てか気づいていません。


モノで勝負するとモンスター級の企業に持って行かれます。(詳しくは昨日の記事を読んでね)
世界と戦っているブランド以外の規模のブランド、メーカーはこれから確実に追い込まれていきます。(コロナでさらに加速しました…)


コト消費を意識して仕掛けを作らないと、正真正銘の倒産が見えてきます。
10年後に残るブランドモンスター級のブランドか、超ハイブランドの2択になって行きます。
自分も含めて、働いている販売員はこれからの企業の動向に目を凝らしていかないと危ないです。
(特に販売の方々)共に頑張って行きましょう。

それでは〜

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