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一つの商品は全てメーカーか

少し前に商品が店頭までにどのようにして流れてくるのかを記事にしたのですが、そこにはメーカーや工場の記事にできていなかったです。
完全に忘れていました。
工場の話しはかなり複雑で言語化できるか心配ですが、やっていきます。

どんな仕事をしてるのか?やなんとなくこんな感じってのが掴んでもらえたらと思います!

生産背景って一体何?

洋服や靴、自分たちが身につけている物は原価勝負の世界ではありません。
原価勝負は飲食店でよく見ますが、これとも少し違います。

金やダイヤモンド値段の大部分が素材と希少価値で左右されるようなものであれば原価と希少価値で勝負になりますが、衣服は生産背景(過程)で値段は落とせます。

服や靴(革靴)は企画から生産まで驚くほど複雑な工程を踏んでいます。
一つの工程に行くのに数週間はザラにあります。

ブランドがデザインを起こして工場で生産するというざっくりとした認識で大丈夫です。

生地は生地屋さんが作る 
縫製は縫製工場がおこないます。

デザイン画から設計図であるパターンを引くことも外部のパタンナーさんに委託することなんかはもちろんどのブランドもあり、ブランドの営業活動宣伝活動を他社に外注するところも一般的にあります。


革屋さんの革や生地屋さんの生地だって、革は動物をはいで、皮を買い時間をかけて革にしていく、なめしという作業がり生産しています。
生地屋さんは綿を摘んで糸を生成する会社から素材を買って生産しているのです。

販売に関しても直営店じゃなければ、販売委託や卸し売りとなるわけでさらに会社をまたぎにまたぎます。。

企画からお客さんの手元まで何社もまたいでいるよで追うことは不可能。

この世の中の生産物は基本的に人の手がかかればかかるほど高くなるのが原則としてあります。

いや、そんなん言っても高いやつあるやん、って思う方もおられると思いますが、実は衣服や革靴はほか安くしようがない製品もないくらい、複雑な工程で生産されているってことを頭に少し入れて置いて頂ければありがたいです。

人の手は必ずいります。

工業化(完全に)しにくい業界になっています。
トレンドや流行は移り変わるという性質があるため、同じデザインのジャケットでも今年と来年では微妙に形を変えています。
これは意図的にです。


また同じデザインを2年も3年も続ければ確実に飽きられてしまいます。(中にはベーシックっていいながら何もしていないのもあるよ。)

そうなると生産背景を整え毎年変わるがために人の手で作ることが求められます。

SPA業態(全部一人でやってしまうワンマンくん)
は大きな価格改革を起こすことに成功しています。
日本企業だとユニクロは入ってきてきると思います。

本当にいいモノは?

高いものが良いという風習がありますが、
アウトドアウェアやスポーツウェアなど開発費を大量に使っていますが、そんなことをしなくても勝つことはできます。
目の視点を変えているブランドたくさんあるので、大丈夫。
金額に誤魔化されていませんか?
みなさんの身近たくさんありますよ。


全部自社で揃えることができるSPA企業はコピー商品プラスαでデザイン変更も可能なのがすごいところ。
昨日は本場には負けてしまう可能性がありますが、しっかりとした作り込みから作られているモノがあることではいいことです。

そうなるとブランドって意味があるのかないのかな特にセレクトブランドは分からなくてなってきます。

役に立つと、意味があるのでは使う人の価値が上がるブランドなのか、そうでないブランドなのかを見分けていく必要性がありますね。

それでは〜

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