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パンジーとビオラ

私の趣味のひとつにガーデニングがあります。

東日本大震災が発生した後、全国的に節電ムードが広がる中、少しでも使用する電力を減らしたい思いで始めたゴーヤカーテン。

これがガーデニングに目覚める始まりでした。

日々変化する植物の姿、土いじり、水やり、肥料、、開花、枯れる姿、香り、収穫、種、植え替え、空、風、日光、日陰、雨、自然音、生活音、生物、防熱、防寒、さまざまな失敗

ガーデニングを通じて、移りゆく季節やさまざまな事象、変化を五感で感じ取りながら過ごしているうちに、それに癒やされている自分に気がついきました。

あれから10年以上の時を経てアサガオやひまわりくらいしか花の区別がつかなった私も、メジャーな花の区別はたいていつくようになりました。

今は一時期より少し熱が落ち着いて(というよりポスティングにも分散して)、創作するガーデンからナチュラル(野放し)ガーデンになりつつありますが、それでも多くの植物たちを育てる暮らしを続けています。

スミマセン。前置きが長くなりました。今回お伝えしたかったのは、種から育てているパンジーとビオラのお話です。

パンジーとビオラを種から育てているのですが、ミックスして2つのプランターに分けて育てています。ひとつのプランターは陽当りの良い家の正面に、もうひとつは家の横側の通路にそれぞれ置いていました。

ポスティングへ向かう前に庭の様子を見に行きそれぞれのプランターを観察したところ、陽当りの良い方においたパンジーとビオラの葉が凄く弱っていました。ここ最近寒かったので霜でやられたのかと思い、日陰になる家の横に置いた方はもっとヤバいと思って見に行ったのですが、こちらはとても元気に育っていました。

日の当たる温かい場所のパンジー、ビオラたちより、日陰の方が元気だなんて。さっそく、弱った方を元気な仲間の近くへ引っ越しました。

しばらく庭に身をおいて考えていたのですが、どうやらプランターを置いた陽当りの良い家の正面の花台は風の通り道になっているようでした。この時期の冷たい風がビル風のような感じで意外と吹きさらしてきます。温かい場所のつもりが冷たい風が流れる場所だったのです。暮らす環境が悪かったんですね!

植物は種類によって、育つ場所や条件であったり土壌であったり、それぞれ好みの環境が異なります。ちょっとした違いによってすくすく育つものもあれば絶えてしまうものもあります。そして同じ植物で同じ条件で生育しても個体差があり、うまく育たなかったり、逆に元気に育ったり。

人間も一緒ですよね。お仕事でもその他のコミュニティでも自分に合う場所合わない場所があります。仕事を変えてみたり、生活や行動、思考を変えてみたり、自分の置き場を変えて、うまくいく場合もあるし、そこでもダメでまた戻ってきたり、別の居場所へ移動したり。そういうことの繰り返しで自分の生きる場所が見つかっていくのかなと思いました。

私自身、自分が根や葉っぱを生やす場所は少しづつ固まりつつあり、暮らしはとても落ち着いています。あとは栄養を蓄えて、生き延びてうまく行けば、ひっそりとしたお花を咲かせられるかな?

そうは言うものの、これから環境や土壌が悪くなってどこかに自分を植え替えしなければならない時が来るかもしれないですが、その時はまたよい場所を探すしかありませんね。

今回の記事では、育てているパンジーとビオラの様子について書くつもりでしたが、だいぶゴチャゴチャしてしまいました。

ガーデニングとの出会いをご紹介して、

育てているパンジーとビオラの現況をお話して、

人間の生きる環境のお話をして、

自分自身の居場所についても振り返ってしまいました。

多分1番伝えたかったのは、パンジーとビオラが育てていた場所で全然生き方が違っていたので、もし今、生きづらいと感じている人がいるなら
少し自分の居場所や行動、思考をリフレッシュしたらスッキリするかもなということなのかな?

でもそこで耐えて、より強く太く生きるという選択もあるので変えることばかりが良いわけでもないですよね?

「おい自分、何が書きたいんだ!何が伝えたいんだ!」

今回も、纏まらないまま発信しまーす!
全然ポスティングネタじゃないですね。

PS:noteも自分の根を生やす場所のひとつになっています。