むくろ幽介の怖い話3【線路の人:実地レポ編】
『線路の人:実地レポ編』
2017年3月13日にした話(SNSで実況した時のスタイルを踏襲しています)
今から『線路の人』のあった跡地を見に行ってきます。
何もなければいいけど。
親父と飲んでいたのですが、“線路の人”の話になり、ふいに「案内してやろうか?」って。迷ったけど、好奇心が勝ってしまった…。これ完全に死亡フラグやんけ。
聖地巡礼ならぬ、地獄巡礼。
怖い。
始まってしまった。
風俗街なのか…。
近づいてきた。
橋の向こうが現場らしい。
誰もいない。
橋渡った先に神社があるらしく、私が「行こうよ」って言ったら、親父が「なんか昔からあの神社嫌なんだよなー。川で死んだ人の供養の神社らしいし」とか言っている。怖い。(ちなみに今住んでるこの区、というか家の周りの駅周辺、大島てるの事故物件サイトで調べたところ、「197件」とか「129件」「155件」とか乱立してて泣きそうですよ)
今ホラー映画のアホと同じことしてるぞ!!
神社が…。
ちょっと行ってみる。
高架下のホームレスになんかちょっと怒鳴られた上、神社は入れませんでした。
気を取り直して本来の目的地へ…。
もうすぐ現場らしい。
父「小学校の頃、この辺りにドブ川があってさ、小さい子がそこに落ちちゃってさ、警官がいっぱい来て探したけど、見つかった時には死んでたんだよなぁ」
私「なんでそんなこと急に言うの」
ここでアンドウさんと別れて…。
で、父はこっちに…。
では、行ってみる…。
ここがその線路跡地。
(ここで手に持っていたスマホが勝手に二枚シャッターが下りて、私の足元を写しました。黒いスニーカー履いていたんですけど、二枚目が白くなっています。モヤのようにも見える? まあ、光の加減だし電池パック壊れていたのでそのせいでしょうけど。焦りました)
携帯のカメラが。
なんだこりゃ。
鼻血出てきた。
マジで。
帰る帰る!
父に「実況やってないで鼻押さえろ!」って言われた。
帰ってきた。
父がスープ作ろうとしたら台所で指切った。
止血してテーピング。人差し指の肉が削げたらしい。
聞いたら「棚の上の包丁(ウチは目線の高さに包丁を置いている)が、なんか揺らしてないのにストンと落ちてきた」らしい。
咄嗟に手を引いたから指先だけで済んだみたい。
変なところいくもんじゃないわ、マジで。偶然だろうけど、なんか本当に怖い。
ふと起きたら、また鼻血が出ていた…。
おわり
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