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ヲタクを隠していてはいつまでも幸せになれないといい加減気付こう。隠れヲタらしき人がいたらさりげなく机の上に置くべき漫画は?『ヲタクに恋は難しい』

【レビュアー/荒井健太郎

あなたの周りに隠れヲタクはいますか?

どうも、レビュワーの荒井です。

昔は周囲に沢山いた色々なヲタクも気がつくと、徐々に人が減ってきてます。かといって、飲み会などで漫画やアニメの話を振ると「実はヲタク」みたいな人多いですよね。

ただ、職場で必死に隠している人に対してパブリックな場所でこれはNGww

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『ヲタクに恋は難しい』(ふじた/一迅社)1巻より引用

必死に隠していた場所でのヲタばれ、これ結構キツイですよね。

今まで必死に隠して、普通に振舞ってきていたのに、崩壊していく(気がするだけのことも多いですが)ヲタクというレッテルを貼られて、組織の中でそういった立場になっていく。

でも、今回ご紹介する漫画は 、安心して下さい。ヲタ充してます。笑

圧倒的スピード感

この漫画は、まな板美少女隠れヲタが、転職先の会社で幼馴染のイケメンオープンヲタとの再開をきっかけに恋愛に発展していく話です。

ただ、この手の漫画にありがちな駆け引きは一切なく、秒速で付き合い始めます。さすがはヲタク同士、お互いのツボが分かっているからなせるわざですね。

宏嵩がハイスペ過ぎて笑えない

仕事であろうとプライベートであろうと異性や目上の人に気を使うことは大切だろう。

ただ、相手の求めているものに対して的確にこたえるのは至難の業だし、相手が二次元だけでなく、三次元もいけて、腐っているヲタクならばそれは神の業ともいえる。しかし、無口、無表情で淡々とそれを察知してスマートにこなすのが宏嵩のすごさなのである。

即売会直前、実はヒロインの原稿が進んでいないのを察し、発破をかけ、トーン貼りなどのアシスタント業務を完璧にこなす。

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『ヲタクに恋は難しい』(ふじた/一迅社)1巻より引用

即売会当日はブースを鉄壁の守りで固め「殿は俺に任せろ」と言わんばかりにヒロインを戦場に送り出す。即売会で買い忘れた本があったときにこんなことをされてしまったら、男だろうと女だろうと無条件で惚れてしまう。

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『ヲタクに恋は難しい』(ふじた/一迅社)1巻より引用

求められばどんなニーズにもこたえることができる。というか世の中にイケメンで、アシスタント業務ができて、ここまで男気があって、女装まで完璧にこなすヲタクがいるだろうか。

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『ヲタクに恋は難しい』(ふじた/一迅社)1巻より引用

いや、意外といる・・・かも?これが、二次元界でヲタ嫁を手に入れるために、求められるスペック・・・次元を超えた世界も厳しい・・・この記事を書きながら、軽い絶望を覚えていいます。

最強彼氏に顔芸ヒロインがたまらない

全ヲタクが惚れてしまうような宏嵩さんに対して、ヒロインはなんとも慎ましやかで、すべてにおいて感情むき出しです。

この漫画の一番の見所はヒロインの顔芸、顔芸、顔芸です。

ここまで、こう、あーわかる。ヲタクにしか分からないけど、その顔芸を見れば考える必要もなく、感情が心に呼び起こされる!!といえる顔芸は圧巻です。

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『ヲタクに恋は難しい』(ふじた/一迅社)1巻より引用

いかがでしたでしょうか。

こういった、日常漫画はいかにキャラと設定が魅力的か、自分に刺さるかでハマリ度が大きく決まる。職場でヲタクで通っている人も、隠している人もこのマンガ読めばパートナーはヲタクに限ると思うはずです。

私は宏嵩先生の1万分の1でも近づけるように、精神面、スキル面ともに、日々の勉学とヲタク活動を淡々とこなしていきます。

どうしても納得いかない

いやーいろいろ書きましたけど。ヒロイン普通に恋愛できてるんですよね。笑

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『ヲタクに恋は難しい』(ふじた/一迅社)1巻より引用