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社会人大学院の1年目を振り返り

国内MBAの学校に通う修士1年生のTaiです。
ついに社会人大学院の1年目が終了しました🙌

社会人大学院1年目の授業は先月、1月に終わりました。2年目は授業を細々と受けつつも、ゼミや修士論文執筆に向けた研究がメインに進めていく予定です。

久しぶりの学生生活はいろいろありながらも、あっという間に時間が過ぎてしまいました。この1年目を振り返って思ったことや、やってみたことなどを書いてみたいと思います。

1年目のスケジュール

年間スケジュールと時間割

年間のスケジュールはこのようで、実際に学校に通ったのは約6ヶ月程度です。

4月7日(金)~7月26日(水)春学期
7月27日(木)~9月19日(火)夏季休業
9月20日(水)~1月20日(土)秋学期
2月2日(金)~3月31日(日)春季休業

そして春学期と秋学期の時間割は次のようになりました。

2023年度 春学期
2023年度 秋学期

2023年度の春学期からほとんどの授業が対面形式に移行になったようです。その結果、入学してから学校へ登校する日々が続きました。
春学期は週3日対面授業で、週1日はオンデマンドの授業を受けました。

秋学期は、週3日のうち週2日はハイブリット授業だったのですが、オンラインでの授業参加は、対面授業に来た場合と比べてなかなか難しく、ハンデになるように感じたので、ほぼ対面で授業に出席することにしました。秋学期の土曜日を空けていたのは、取りたい授業が見つからなかったことと、修士論文の研究テーマを決定したかったからです。

今考えると、人事・人材系の授業を受ければ良かったと思います。

大学院があるときの生活

2023年の4月から、仕事と大学院の両立生活がスタートしました。平日の授業は6時限目(18:35〜20:15)と7時限目(20:20〜22:00)になり、土曜日の授業は履修する授業によって異なりますが、1時限目(8:50〜10:30)から7時限目(20:20〜22:00)まで授業あります。

時間割の通り、基本的には平日に授業を取ることが多く、週の後半はいつもヘロヘロな状態でした。

早めに会社に出社して、仕事を早めに終え、その後学校へ向かうという流れでしたが、学校への移動を考えると夕食を食べるタイミングが意外に難しいことに気づきました。

ミーティングや急な案件がなければ、社員食堂でサッと夕食を済ませることができるのですが、業務に追われているとそれもなかなか難しい場合が多く、授業開始前にコンビニで買ったおにぎりで済ませることが、結局のところは多かったです。これは時間の問題だけではなく、授業前に食べ過ぎると眠気を感じたり、思考能力が落ちてしまうため、おにぎりというのはやむを得ない選択だと思っています。

大学院生になって変化したこと

1. パワーポイントスライドをたくさん作りました

もともと会社ではプレゼンテーションが多いため、スライド作成には慣れていましたが、大学院の授業でさらにたくさん作ることになりました。

授業では一冊の本を輪読するか、先行研究の論文を読んで、その内容をパワーポイントのスライドを使って、学生が授業で発表するケースが多々ありました。そのため、パワーポイントスライドを多く作ることになりました。

その時に気づいたのは、自分専用のフォーマットのスライドがあれば、作業が楽になるということでした。そこで、私は以前勤務していた数社の会社の標準テンプレートを組み合わせ、自分の好みに合ったオリジナルテンプレートに作り上げました。

また、調べるとこんな無料のテンプレートもネット上にあるようです。

2. たくさんの書籍を買いました

授業でテキストとして指定された本はもちろん購入しましたが、講義の中で紹介され、自分の研究に参考、役に立ちそうな書籍も積極的に購入しました。基礎となる理論を扱った書籍は多くの場合、古く出版されている物が多く、Kindle版で手に入ることは少ないものの、Amazonやメルカリを利用してお得に購入しました。書籍は最終的にBookscanを利用してPDF化することが多かったです。その結果、読むべき書籍の量が増えて続けていきました。

もちろんKindle版で販売されている書籍は、ほぼKindleで購入しました。

3. 論文をたくさん集めて読み進め始めました

大学の図書館や経営学関連の書籍や論文が集まった資料室に行くことが時間的に難しかったため、VPNで学内ネットワークへアクセスし、オンラインで自分の研究分野に関係する論文を集めました。

私が取り組もうとしている研究分野では、日本語の研究論文が少なく、そのためほぼ英語の論文を集めることになりました。最初はMendeleyで整理をしていましたが、その後、Paperpileに乗り換えて本格的に論文を読み始めました。

Paperpileに乗り換えた理由と経緯はこちらから。

4.飲み会が多くなった

私自身、友人と飲みに行くことはありますが、外資系の会社に勤めているから、女性が多い職場だからか、会社での飲み会はほとんどありません。しかし大学院に通い始めてから、飲み会の機会が確実に増えました。これには、授業の後に先生と共に、あるいは授業を受ける学生同士だけ、または2年生と1年生が一緒になど、いろいろな形がありました。

先生を含め、飲み会を好む人が多いのか、学生になると自然と飲み会へと流れがちなのか、はたまた急に体育会系の雰囲気になってしまうのかは定かではありませんが、とにかく飲み会の回数は明らかに増える傾向にありました。

情報交換や先生とのコミュニケーションの場として、飲み会を活用することは有効だと思います。しかし、社会人として日常働いている立場からすると、まさに体力勝負になります😅

仕事外、授業外であったこと

仕事、そして通っている大学院以外で個人的な課外活動もありました。

1.大学院の授業などのゲストスピーカーに

大学院の授業等で、私の専門であるホテルのマーケティングとデジタルマーケティングのゲストスピーカーとして登壇する機会を得ました。

2.出版本の共著者に

大学院が始まる少し前にお声がけいただき、専門書の共著者になる幸運にも恵まれました。この本はホテルビジネス関連の専門書で、本に関するセミナーでも共著者の方々と登壇させていただく機会に恵まれました。

1年目を振り返って

1年目を振り返ると、入学直前に予期せぬ事情で転職をしなければならず、4月からは仕事、学校生活が一斉に新しく始まりました。

そのため仕事と大学院の勉学のバランスをとることを考え過ぎてしまい、履修する授業数を少し絞り過ぎたかと感じています。サブスクのように同じ大学院の他の研究科の授業の履修ができるので、魅力的な授業があれば、できる限り積極的に履修してみたいなと思っています。

社会人大学院2年目に向けて

大学院2年目は、自分の研究、修士論文の執筆に重きを置く年になります。隔週で行われるゼミで、担当教員に指導やフィードバックを受けながら、研究を進めていきます。

修士論文の指導教員が1月末に決まり、早くも2月初旬からゼミが始まっているので、すでに2年目が開始していると言っても過言ではないです。

ゼミ以外に普通に授業を履修することはもちろん可能です。今年の秋学期に授業を取るかどうかはまだ検討中ですが、春学期は1つか2つの授業を履修する予定です。

修士論文執筆も含め、あと残り1年の大学院生活を楽しみたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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