【毒親育ちアダルトチルドレン】平気なフリをやめよう。

当たり前のように『平気なフリ』をしていませんか？

かく言う僕も、そんな癖----生き方が染み付いています。

本当は潰れそうなくらいに辛いのに『大丈夫、大丈夫』と何も無いフリをする。

アダルトチルドレンにはよくあることですが、これは他人に苦痛を理解されづらい原因にもなります。

何故、アダルトチルドレン（AC）は、無理をしながらも平気なフリを続けてしまうのでしょうか。

アダルトチルドレンの教科書　回復のメタメソッド

アダルトチルドレンが平気なフリをしてしまう理由

アダルトチルドレン（AC）が平気なフリをして無理をする理由には、以下のようなものがあります。

1. 幼少期の経験

不安定な家庭環境で育ち、自分の感情や欲求を抑圧することを学んだ可能性があります。

2. 承認欲求

他者からの承認や受容を得るために、自分の限界を超えて頑張ろうとします。

3. 自己価値観の低さ

自分の価値を行動や成果に結びつけがちで、常に頑張らなければならないと感じます。

4. 境界線の問題

自分と他者の境界線が曖昧で、他人の期待に応えようとし過ぎる傾向があります。

5. 完璧主義

失敗を恐れ、常に高い基準を自分に課す傾向があります。

6. 感情の否定

感情を表現することが安全ではないと学習し、本当の気持ちを隠そうとします。

7. コントロールへの執着

不安を軽減するために、状況をコントロールしようとします。

これらの行動は、短期的には機能するように見えても、長期的には心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
ACの回復には、自己理解と健全な対処メカニズムの開発が重要です。

『成人後の生き辛さを親の所為にするな』と言う愚者を時折り見かけますが、成人すれば全てが清算されるというようなリセットボタンはありません。

親の呪いは一生をかけて影響し、その毒は次第に身体を蝕むものです。

まずは自分の生きづらさの理由とその原因を知るところから、解毒を始めましょう。

親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法