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タイルと坂の街 リスボン

夕日に染まった煉瓦色の屋根と、最高に素敵な壁のタイルにたくさん出会えたことが印象的だったリスボン。
私のタイル偏愛は次回書くことにして(笑)、今回はリスボンの街とレストラン、それと、これまた最高に可愛かったホテルについて書きたいと思います。

ちなみに、リスボンはヨーロッパの大都市の中で最も西にある都市で、世界的にも古い歴史がある西ヨーロッパでは最古の都市だそうです。
映画「魔女の宅急便」の舞台の一つになった街でもあります。
年末に行ったのですが、上着は薄手のコート一枚で十分なくらい暖かい!

7つの丘の街

リスボンは別名「7つの丘の街」と呼ばれるだけあり、街が丘全体に広がっているのが特徴。そのため坂も多いです。

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写真のような感じの坂がたくさん。結構歩くので歩きやすい靴がおすすめ。
階段とか坂とかが多く、たしかに楽ではないんですが、ちょっと坂を上がるだけで、、

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こんな景色にすぐ出会えるので、坂が多いのも悪くないなぁと思えます。
写真の奥に見えるのは夕日に染まったリスボンの街。
なかなかロマンチックですよね。

アルファマ地区

街歩きを楽しむなら断然アルファマ(Alfama)地区がオススメです。
1755年のリスボン地震の被害を受けなかったため17世紀の建造物や街並みが今でも残っている美しい地区で、レトロなトラムや迷路のような道を地元民になった気分で楽しめることができるエリアです。

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トラムは丘の街に住むリスボン市民にとって大切な足。
昼間は地元の人や観光客で結構混んでいました。でも東京のラッシュに比べたら全然まし。

ちゃんと調べないで乗ったのが一番良くないんですが、結構乗り継ぎとか路線を理解するのが難しくて、初めて乗った時は全然違う目的地に着いてしまいました。(笑)
このトラム、内装もレトロで可愛かった。。
トラム自体もツボでしたが、速歩きしたら追い越せるんじゃないかと思えるくらいのスピードで走ったり、建物すれっすれのところを走って人を挟むんじゃないかとヒヤヒヤさせられるところもまたツボでした。

そんなトラムを乗り継ぎ、アルファマ地区を歩いて、時にぜーぜー言いながら坂道と階段を登り続けると、アルファマ地区の頂上?のサン・ジョルジェ城に辿り着きます。

サン・ジョルジェ城

リスボン一の絶景スポットです。リスボンの街を見渡せる丘の上に建てられたお城で、今は公園として利用されています。夕暮れ時に行ったせいもあり辺りは夕日を見に来たカップルでいっぱいでした。

そんなカップル達が眺めていた景色がこちら。

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煉瓦色の屋根が夕日に染まって街全体がオレンジ色に。
あー素敵。なんでヨーロッパの都市って上から見てもこんなに綺麗なんだろう。
リスボンに行ったら一度は行って欲しい、、
ちなみに、マルティン・モニス広場という場所から行くと必死に階段を登らなくてもエスカレーターでお城のかなり近くまで行けます。街の中に突如現れるかなり長いエスカレーターはなかなかシュールです。(笑)

サン・ジョルジェ城以外にも、「ベレンの塔」とか「発見のモニュメント」とか、リスボン観光の代名詞的な場所があるのですが、私達は電動スクーターで遠目から観光しました。(ずぼら)
電動スクーター、さいっっっこうに気持ち良いのでリスボン観光される際には乗ってみてください。
ネット環境とクレジットカードがあれば簡単な登録で誰でもすぐ乗ることができます。
道が広いので初めての方でも安心して楽しめますし、海沿いにスクーターでも走れる道があるので海風を感じながら走ると本当に気持ち良い!

レストラン

続いて、リスボンのレストランについて。
実際に行くまでポルトガル料理ってあんまりイメージがわかなかったのですが、魚介系が料理がとにかく美味しい!
味付けも素材の味が分かるシンプルな味付けで、とっても日本人好み(だと思う)!
そして破格。
ポルトガルってローヨッパの中でも物価が安いことで有名らしい。

Restaurante o Marques

ローカルっぽい所で食事したいなーと思って見つけたお店がこちらです。
笑顔が素敵なおじちゃんが迎え入れてくれます。
ランチ営業の開始時間に合わせて行きましたが、それでも店内は地元の人でいっぱいでした!

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注文したタラのフライと付け合せのじゃがいも。タラの上にのっているのは甘く炒めた玉ねぎです。とってもシンプルなんだけど、タラはサクサクで塩加減もちょうどいいし、じゃがいもがほくほくで美味しい!
そして破格。(二回目)
写真だとちょっと分かりづらいかもしれませんが、お皿が大きくボリュームがあります。これにポルトガル生まれのワイン、ヴィーニョ・ヴェルデ(薄い黄緑のワインです)一杯合わせてなんと、€10ほど。安すぎ。
ポルトガルでローカル感を味わいたい方にはもってこいのお店です!

たしかにこのお店美味しかったし、安かったし、店員さんたちも優しいし、本当におすすめ。
でもリスボンのレストランで本当にオススメしたいのは実はこっち、、

Time Out Market Lisboa

リズボン行ったら絶対に行ってください。
後悔しません。

1892年にオープンした歴史あるリベイラ市場が、2014年にリニューアルされ、リスボンっ子に人気のレストラン26店と、8店のバー、いけてる雑貨屋さんが軒を連ねる最旬スポットに。
一流レストランのメニューからB級グルメまで、カジュアルにお財布に優しい金額で、しかも一度に色んなお店の味が楽しめる天国みたいな場所です。
食に貪欲な相方と私は滞在期間毎日一度ここに通いました。(笑)
毎日行っても飽きないんですよ、、
店内はこんな感じでいつ行っても大賑わい!味はもちろんのこと雰囲気も素敵。市場の雰囲気をそのまま活かしたインテリアに遊び心を感じて、いるだけ楽しい、、

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24時まで営業しているので夜遅くまで楽しめます。席を探すのがちょっと大変だったりしますが、市場がかなり広いのでお店を見ながら歩いていれば見つけられます。

こちらで食べたご飯を一部紹介します!(本当は全部載せたいところですが多すぎるので、、)

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どこのお店も美味しいので、お店のその日のメニューを見ながら適当に決めてもハズレることは無いと断言しますが、中でも私が好きだったお店はHENRIQUE SÁ PESSOAというお店です。カリカリジューシーなポークと、マッシュポテト+トリュフオイル+卵+アスパラ+チーズ(最強の組み合わせ)が絶品でした。また食べたい。。
イギリスから行った相方はあまりの美味しさに涙が出そうだったらしい。(笑)

あと残念ながら写真がないのですが(涙)、ここで食べた生カステラが衝撃の美味しさでした。NÓS É MAIS BOLOSというケーキ屋さんのpao-de-lo(パン・デ・ロー)です。

食いしん坊の方もそうでない方も楽しめること間違いなしです!
ぜひ行ってみてください。

The Lumiares Hotel

リスボンで宿泊したホテルはこちら。

冒頭にも書きましたが、最高に可愛くて、サービスも完璧でした。
ロケーションも素晴らしく、主要な観光スポットまで徒歩圏内という場所にあるにも関わらず、喧騒から離れた場所にあるのでゆっくり過ごすことができます。
屋上はバーになっていて、ウェルカムドリンクをリスボンの街を見ながらいただくこともでき、何から何まで素晴らしい。
ホテルの方たちは言うまでもなく親切です。
簡易キッチンが付いているところも良かった。
良かったことしか思い当たらないホテルです。

何よりときめいたのが、、インテリア!!

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ポルトガルの伝統的な模様を基調としたインテリアは細部までこだわられていて、どこも切り取っても画になる。。
リスボンに行ったらまた泊まりたいと心から思えるホテルでした。


毎度のことながら長くなってしまう旅行記。
そして毎度のことながら書いていると旅行に行きたくなる、、!

次回はリスボンで収集したタイルの写真を紹介したいと思います。
完全に自己満です。(笑)

おうち旅行リスボン編、楽しんでもらえていたら嬉しいです。


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